北野誠のズバリ

都立高校でブラック校則廃止…納得いかない昔の校則

東京都教育委員会は10日、都立高校で2022年4月から校則に関する5項目を廃止すると発表しました。

廃止するのはいわゆる「ブラック校則」と呼ばれるもので、「生来の髪を一律に黒色に染色」、「ツーブロックの禁止」、「下着の色の指定」など、どれも校則で決めている理由がよくわからないものです。

3月14日放送『北野誠のズバリ』では、パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、シンガーソングライターの河原崎辰也の3人で、昔はよくあったブラック校則についてトークを展開しました。

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黒い髪に「染める」本末転倒な規則

「髪を一律に黒くする」という校則ができたのは、金髪や茶髪の学生に対し、染めていてその色になっているのか、もともと地毛なのかが見た目からは判断がつかないため、黒に統一させているのかもしれませんが、「そもそも染めることがダメなら、黒に染めるのもダメなのでは?」という矛盾した規則となっています。

そして、ツーブロックとは頭の側面を刈り上げ、頭頂部の髪を伸ばしたり垂らしたりするというヘアスタイルですが、これもなぜ刈り上げが良くてツーブロックがダメなのかが不明な規則です。

3人とも昔は校則は厳しく、いかにかいくぐるかが勝負のようなところがあったといいます。

北野「夏休みなったら急に染める奴おったしね。
それで夏休み終わりかけにもういっぺん染め直して元へ戻ってるとか」

河原崎「ビールが染まるらしいとかよくわからない(噂が広まって)、やってましたよね」

北野「俺は頭にコーラかけてましたわ。
自然な茶色になるよってかけてみたものの、糖分が多くてただ硬くなってベッタベタになって。
『おまえの髪の毛、洗っても甘い臭いがするなっていう」

中学はスカートやズボンの長さ、高校は髪に関する争いがよくありました。
 

坊主でもアウト!?

河原崎は高校で野球部に入っていて坊主だったので、髪型に関する校則は無関係と思いきや…。

河原崎「2mm以下にするなって言われたんですよね。2mm以下になると主張が入るらしいんですよ、スキンヘッド的な。
要は自分を出してくるなよと。
ちゃんとバリカンで刈っとかないと、それ以上だと剃ったとみなされて、『おい!校則違反』。切っても言われますからね」

今は坊主強制ではなくなった学校が多いと思いますが、短ければ良いというわけではないようです。

そして、河原崎は「野球部員=坊主」というイメージから坊主に憧れがあり、この校則については抵抗はなかったといいます。

一方、北野の時代は中学生の時代は坊主が基本だったため、その反動で高校は髪を伸ばしている学生が多かったといい、また、坊主は中学生か野球部員しかしていないということで、いくら背が高くても中学生とバレてしまい、街中でカツアゲに遭ってしまうこともあったようです。

松岡は女子校はさらに厳しかったといい、男女交際は禁止、
文化祭でも異性を連れてくるのはNGで、親戚ならOKというルールもあったようで、今後はこのような校則は東京に限らず、どんどんなくなっていきそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年03月14日13時15分~抜粋

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