北野誠のズバリ

使わなくなった健康器具は、こんな使い方で生き残る

2月25日放送の『北野誠のズバリ』の「ズバリぶった斬り」のコーナーでは、使わなくなって、家庭に眠る健康器具の行方について話が弾みました。

楽に痩せたい、筋肉をつけたい、そんな人々の願望を叶えようと、思わず飛びついて買った健康器具。部屋の片隅でほこりをかぶっているものも多いようです。

北野誠と片山淳子がその行方を案じます。

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「ぶら下がり健康器」

北野がまず思い出すのが「ぶら下がり健康器」。
使われなくなると、まず洗濯物の部屋干しに使われるといいます。

北野「ぶら下がり健康器ほど洗濯物を家干しする時に使われるものはない。そう考えたら、役立っている方です」

それに片山は「ウチにはまだあります。長いコートがかかっています。ちょうどいいんです」と答えます。
 

「ジョーバ」

他に印象に残っているのが、乗馬フィットネス機器 。
「乗るだけで体幹が鍛えられる」と言われていましたが、意外と早々と使われなくなったようです。

「最初だけですかね。あれ、ホントいいんです。内ももが鍛えられた感があります」と評価する片山ですが…

片山「いまお母さんが服をかけてますね。たまにこどもがそこに立って乗り、動かして、サーフィンごっこをしています。体幹鍛えてます。意外と使ってるかな(笑)」。

動作しているなら使っていると言えます。
 

「ブルーワーカー」

北野の家にあるのは筋力トレーニング機器の「ブルワーカー」。

北野「たまにボクがやりますね。これはちゃんと効きます。
今はジムに行くのが面倒になった。マスクしないといけないし、ジムで自分が使ったものをアルコール消毒しないといけない。

それが運動しているより時間が長い。運動しに行ってるか、道具掃除しに行ってるかわからん(笑)」

ブルワーカーは、場所をとらないので時々使っているそう。

北野「健康器具はガチやったらそれなりのことはあります」

片山「ちゃんと使えてないことが問題ですね」
 

室内干しができる機能が必須

そこで北野は提案します。

北野「すべての健康器具メーカーに言いたいことがある。タンスの肥やしになるくらいなら、とりあえず、室内干しができる機能をつけてくれんか。

いずれ使用しなくなった時のために、〇〇ができるというオプションをつけておく。だっていずれ使わなくなるやん」

あくまで、使わなくなる前提です。

片山「自分でDIYしてください」

そして「今、うちではこう使っていますというアイデアを教えてください」と告知したところ…。
 

エアロバイクの行く末

番組中、リアクションが多数寄せられました。

「家にころがっている健康器具、我が家にもあります。エアロバイク、すぐ壊れたんですが、ハンドル部分がハンガーをかけるのにちょうどいい。帽子をひっかけることもできてとても重宝しています。
ステッパーは足踏みする器械です。これはただの置物に成り下がっています」(Aさん)

北野「ステッパー、僕は結構やってました。いらんかったらあの上に鉢植えを置くとちょうどいい感じになりますよ(笑)」

片山「二つ置けますね。ちょっと段差をつけて」
 

もはや芸術品?

ユニークな活用法もあります。

「直径15センチほどの筒状のものでバイブで筋肉をほぐすものは、旦那が血圧を測る時の腕置きにして使っています」(Bさん)

片山「活用されてる」

こんなために作られたんじゃないのにとメーカーは嘆くかもしれませんが、活用されているだけいい方です。

「健康器具、買うの大好きです。最近逆立ち健康器買いました。まあまあな大きさ。重力に逆らって1日数分逆立ちになるだけで腰痛が治るそうです。
今はオブジェと化しております。悲しいかな、逆立ち状態になれる以外は一切なんの使い道もありません」(Cさん)

北野「ハンガーもかけられないから」

ちょっと悲しい行く末です。
 

違った余生

かつて一世を風靡した健康器具はどこか郷愁をそそります。

「フリスビーくらいの回転する円盤。その上に座って腰をひねったり、立ち上がって腰をねじったりするんですが、こどもの頃、遊びに行く家々にかなりの高確率でこれがはやってました。使用しているところ見たことありません。

使わなくなったこの円盤は、デコレーションケーキのクリームを塗るケーキ台にするのがいいのではないでしょうか」(Dさん)

片山「よく回るよ。均一にホイップ塗れるよ」

「実家のぶら下がり健康器、現在、軽トラのホロの骨に転身して余生を送っています。軽トラの荷役器具は大半が健康器具で、改造されたコロコロはクレーンの滑車になったり、ある意味、発明品となっております」(Eさん)

片山「すごいアイデア」
 

ウォーキングマシンでは歩かない

ウォーキングマシンも使わなくなった健康器具の代表的なものです。

「数カ月前に畳一畳ほどのウォーキングマシンを買いました。これなら寒くてもテレビ見ながら歩けると思いましたが、数日歩いただけで。やっぱりテレビって座ってみたいですよね」(Fさん)

片山「ちょっとおやつ食べたりしたいですよね」

北野は最後に「いろいろメールをいただきましたが、一番多かったのは洗濯物を干すでしたね」と結果をまとめました。

こうなったら、発想を逆にして、(ぶら下がり健康器具としても使える)「洗濯物干し器」を販売したらどうでしょう。そうすれば、みなさんの心の底にある罪悪感も解消できそうです。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2022年02月25日13時14分~抜粋

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