北野誠のズバリ

こんな文面でSNSのメッセージを送ったら、おじさん確定!

LINEやSNSのメッセージは、世代によって文面が大きく異なりますが、中高年がよく使う文章の言い回しが「おじさん構文」と呼ばれ、その古臭さがネタにされて、あえて若者が使うことも。

11月9日放送『北野誠のズバリ』では、アラ還の北野とアラフォーの松原タニシ、そして20代の山内彩加アナウンサーと、世代の異なる3人がメッセージの文面についてトークを繰り広げました。

[この番組の画像一覧を見る]

おじさんならではの文体

Web情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」によりますと、おじさん構文と一見真逆に見える「エモ文体」、若者がエモい(感情が揺さぶられるような現象)と感じる文章の間には、共通点があると伝えています。

おじさん構文の特徴は、汗をかいた絵文字や「!」の絵文字、「〇〇だネ」と語尾の「ネ」だけカタカナ、「〇〇チャン」とカタカナにしたちゃん呼びなどです。

北野は世代の違う人間どうしで、LINE交換はしない方が良いと断定。

文体が古臭いとバカにされることが必至だからという理由からです。

そして山内は、構文以前にそもそも仕事ではない内容のLINEで、メッセージが5行以上ある時点で「長過ぎ、古い」とキッパリ。

また、「おつかれ!」の後ろに手の絵文字が付いてたり、「今日は〇〇チャン頑張ってたね」の後ろに汗をかいた絵文字が付いてたりすると、もうおじさん確定だそうです。

さらに山内は、「意味のない褒め言葉を付けて、5行ぐらいで送ってくるおじさんがいるんですよ」と、追い討ちをかけていました。
 

その投稿、意味ある?

山内はその他にも「今日はどこどこに行ったよ」と写真だけ送ってくるような、報告の必要がないメッセージもおじさんの特徴だといいます。

この話で北野が思い出したのが、中高年がFacebookなどで外食した時の写真をアップするというケース。

ただ食事の写真だけあげている人は、SNSのグループから外されることもあるそうです。

北野「なんで俺はお前の昼メシを見なアカンねん。
毎日自分で弁当を作ってて、投稿したいっていう気持ちはまだわかんねんけど、ただ単につるとんたん行ってカレーうどん頼んだだけで、『つるとんたんのカレーうどん、テンション上がる!』って。

それ、君はそうかもしれんけど」

日記の代わりというものの、そうそう毎日記録したくなるようなできごとが起こるわけではないので、食事をアップしているのでしょうか。

北野「特別に高い所へ行ってっていうのはわかるけど……でも、ええオッサンが『今日は自分へのご褒美!日本料理の懐石だぜ』って、もうええって。

オッサンが『ご褒美』とか使うなよとか思うねん、もう」

松原「SNSでもコメントしにくいですよね。

『今日は妻との○回目の結婚記念日』やったら、まだ『おめでとうございます』が言える

『自分へのご褒美』とか、『休日に山へ行ってきました』とかは……」

これこそまさに、日記ですね。
 

エモ文体って何?

冒頭のおじさん構文とエモ文体の共通点の話に戻りますと、エモ文体の特徴は、私を「わたし」などひらがなを多用し、普通の内容を回りくどく書くことだそうです。

そして、おじさん構文とエモ文体の共通点は、周りくどく、装飾が多いことだとダイヤモンド・オンラインの記事では解説していますが、エモ文体は本質を見えにくくする欠点があるとまとめています。

この記事を読んだ北野は、「今日からエモ文体をやってみたいと思います」と冗談まじりに宣言。

北野「『わたし』って書いて、『(笑)』」

山内「うわーっ、おじさんとエモのハーフ!」

松原「エモおじさんですよ!」

下の世代の2人から引かれた北野は、改めて「みなさんに言っときますが、おっさんはおっさん、おばはんでつながっといたらええ。決して若者と交わらん方がええですよ。今日は勉強になりました」と、世代間LINEの危険性(!?)について訴えていました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2021年11月09日13時16分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報