『北野誠のズバリ』の「聞きたい知りたいもらい隊」のコーナーでは、毎回、話題の商品やスイーツ、絶品グルメなどを紹介。
10月26日の放送では、「本物の生クリーム大福が群馬で売られているらしい」という噂を聞きつけた番組が、お店の方に電話でお話を伺いました。
いったい、どんな点で本物なのでしょうか。
本物と名乗れる理由
その生クリーム大福を売られているのは、群馬県安中市にある和菓子屋、丸田屋総本店さんで、お話を伺ったのは、取締役の田村昌義さん。
丸田屋総本店さんは1756年(宝暦6年)創業という、250年以上続く老舗。
田村さんのお父様である18代目から洋菓子を始めたそうです。
今回取り上げるのは、商品名はズバリ「生クリーム大福」で、上に北海道産の生クリーム、下に北海道十勝産の小豆で作ったこしあんを、もち米を杵でついたもちで包んだ商品。
期間限定を含め、30種類ほどあるそうです。
この生クリーム大福の本物たるゆえんですが、生クリームが本物ということ。
実は「クリーム」と表示できるのは、安定剤などの添加物を一切使わないもので、添加物がある場合は、「乳等を主要原料とする食品」という表示になります。
安定剤の入らない高脂肪乳のクリームはノズルから安定して注入しづらいため、ほとんど機械では使えず、機械で作る場合は、乳等を主要原料とする食品、ホイップクリームを使うことになるそうです。
つまり、ホイップクリームではなく、本物の生クリームを使った生クリーム大福というわけです。
生クリーム
最近の商品かと思いきや、30年前から販売されているロングセラーで、期間限定を含め、今や30種類ほどあるそうです。
バニラ・いちご・抹茶・コーヒーなどの定番から、期間限定の安納芋・紅いも・キャラメルモカ・黒ごまきなこなど多彩なラインナップ。
ここで出演者にとってのお楽しみ、スタジオに生クリーム大福がやってきました。
北野は紅いも、松原タニシはバニラ、山内彩加アナウンサーはいちごをチョイスし、実食。
濃厚な生クリームが飛び込んできて、全員「すごい!」とコメント。
北野「本当にふわふわ、もちもちで、田村さん『ザ・大福』ですね」
松原「生クリーム感がすごいんですよ!」
まろやかな生クリームが口の中に広がっていると絶賛。
原材料選びから製造方法、販売方法に至るまで、完成までにはかなり試行錯誤されたそうです。
また、安中市のふるさと納税の商品にもなっていて、全国に人気が広がっています。
北野と安中市の深い!?関係
さて、普通のグルメ情報コーナーであればここで終わりですが、このコーナーの最後には、番組からお店の方に対し、東海地区のリスナーに向けたプレゼントをお願いしています。
今回のプレゼントは何名様になるのでしょうか。
田村さん「(生クリーム大福10個セットを)3名様でいかがでしょうか」
ここから、コーナー恒例の北野のもう1押しが始まります。
北野「僕、実は群馬県の安中とは非常につながりが深くて。安中というと、侍マラソンご存知ですよね」
田村さん「私のお店の前を通ります」
安中市では毎年5月に「安政遠足(とおあし)侍マラソン」というイベントが開催されていて、1855年(安政2年)に安中藩主の板倉勝明が、藩士に走らせたのが始まり。
これが日本初のマラソンともいわれています。
30年前に運命の出会い!?
北野「だとしたら僕、昔通ってますわ。今から30年前、関西のテレビの特番で侍の格好して走りましたもん。ものすごくしんどかったのを覚えてます。しかもわらじで走ってますから」
30年前といえば生クリーム大福が発売された時で、これは運命を感じるような偶然です。
北野「そういう意味でいうと、安中は僕の第2の故郷ということで。今日は5名様で手を打たせていただきます」
田村さん「わかりました。5名様で手を打たせていただきます」
第2の故郷では仕方がありません(!?)。
2名様が追加され、5名様プレゼントとなりました。
(岡本)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く
2021年10月26日14時12分~抜粋