北野誠のズバリ

やめられない〆のラーメン…実際身体にどう悪いの?

10月25日から東京をはじめとして飲食店の営業時間制限が解除され、「ようやく遅くまでお酒が飲める!」と意気込んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、飲んだ後においしく感じるといわれるのが、〆のラーメン。

おいしい一方で「身体に悪い」という話もよく耳にしますが、実際にはどのような理由で身体に悪いのでしょうか。

10月25日放送『北野誠のズバリ』では、お酒を飲んだ後、夜遅くにラーメンを食べることのデメリットについて、パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、浅草キッドの玉袋筋太郎でトークを繰り広げました。

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翌日だるくなる原因

玉袋は「〆のラーメンを食べると、翌朝どころか2日間体調が悪くなる」と語り、「シラフの状態なら夜中にラーメンは行かない、でも酔っちゃうと行っちゃう自分がいるんですよね……」と反省。

例えば通常の場合、晩ごはんを夜に2回分食べたりはしませんが、アルコールが正常な判断を失わせ、たくさんの量を食べてしまうのかもしれません。

Web情報サイト『東洋経済オンライン』の記事によれば、〆のラーメンが翌朝体調不良を招くとし、その理由について医師の溝口徹氏が解説しています。

1つ目の理由は乳酸が増えること。

よく激しい運動をすると乳酸が増えて疲れるといわれますが、これは乳酸自体が疲労の原因ではなく、乳酸がエネルギー源として利用できない時に疲労を感じるのだそうです。

アルコールを代謝する時も激しい運動時と同じく乳酸が作られますが、身体の活動はアルコール代謝を優先するため、糖質の多いラーメンはエネルギー源として利用されず、乳酸がさらに増えることになり、翌日だるくなることに。

また、アルコールの代謝によって低血糖を起こしやすくなるそうで、こちらもだるさの原因となります。
 

夜中にカレーうどんはOK!?

〆のラーメンが翌日にこたえるというのは、経験上知っているという方も多いかもしれませんが、玉袋は最近はラーメンではなく、うどんに変えていると言います。

一方で北野は昔、ラーメンの上を行く〆を行なっていたそうです。

北野「昔は若い時、難波とかで〆にカレーうどんやってたで。

三津寺筋に1軒、めちゃくちゃうまいうどん屋さんがあって、大川(豊・大川興業総裁)とかハイヒールリンゴとかと、夜中のラジオ番組終わりにそのまま繰り出して1時頃から飲んで、〆が朝4時半頃のカレーうどん」

松岡「新栄にもカレーラーメンっていうのがあるんですよ。深夜に並んでますね、そういえば」

夜中に刺激物というのもすごいですが、そうなると身体や頭は寝ていても、胃腸は働き続けてクタクタということになってしまいます。

また、休肝日を設けるというのも、肝臓を休ませる必要があるためです。

玉袋「俺の肝臓なんて、かなりブラック企業ですから。ずーっと働かせてましたから。最近はいたわってます」
 

〆の何なら良い?

ここまでの話で、「やっぱり〆にラーメンはダメか。それなら別の麺なら良いか」と思ってはいけません。

北野「〆のラーメンがアカンねやと思って、〆のパスタもダメですからね(笑)。同じことやから、うどんもダメやから。

うどんも塩分が高いから、というか、麺に塩があるから。
ラーメンに比べてうどんはおつゆも透き通ってるし(というのは違う)。
青森とか朝ラーメンがあるとかいいますけど、(東北は)脳梗塞が多いから」

健康のことを考えると、食べる量は適度にしておいた方が良さそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年10月25日13時17分~抜粋

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