北野誠のズバリ

東海地方初!「昆虫食自動販売機」で食用コオロギを買ってきた!

「未来のスーパーフード」として、世界中で注目を集めている昆虫食。日本にはそんな食用の昆虫を販売する自動販売機が20台あります。

岐阜市にも、東海地方初の食用昆虫自販機が設置されました。

10月13日放送の『北野誠のズバリ』では、大橋麻美子が購入してきた食用コオロギを、北野誠が試食しました。

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9種類の食用昆虫!

食用昆虫の自販機は、岐阜城・金華山のふもとにある昆虫ショップ「オオクワガタの里 台場クヌギの森くわがた村」にあります。

自販機で販売している食用昆虫は、大小のフタホシコオロギ、ヨーロッパイエコオロギ、コオロギクッキー、ゲンゴロウ、タケムシ、カイコのさなぎ、アカアシトビバッタ、イナゴの9種類。

1瓶10~20匹入りで1,000円(税込)です。

大橋が到着した時、自販機の前には何を買おうかと悩む小学生の親子連れがありました。彼らはカイコのさなぎを購入していったそうです。
 

「足全部飛び散ったがな」

大橋が選んだのは、店員さんに「おいしいよ!」とすすめられたコオロギ、そしてゲンゴロウ。

スタジオに並ぶ瓶を見て、「全然大橋さん食べてないじゃないですか。持ってきただけなんですね」と不満げな北野誠。

瓶から取り出して真空パックの袋を開けると、北野は「うわっコオロギや、めっちゃコオロギや。うわっ、久しぶりや、コオロギ」とテンションアップ!

「見てみいな、袋から出た瞬間に、足全部飛び散ったがな」と説明をしながら、コオロギを一口でパクリ。

「ああ、全然イケますよ、コオロギは。おいしい。海老のしっぽを鉄板焼きでカリカリにした味に近いです。素揚げやね、これ」

コオロギは問題なくクリアしました。
 

ゲンゴロウはどうみても“G”

問題はゲンゴロウです。

「ゲンゴロウだけはちょっと食べたいと思わない」と、さすがの北野も引き気味。

お店の方も「“映え”はするけど、正直味は…」と、コオロギと違いゲンゴロウはあまり積極的にはすすめてくれなかったようです。

「殻が硬いので、背中の甲羅は取ってください」とアドバイスされたという大橋。

袋からゲンゴロウが飛び出し、「ああっ!」と叫ぶ大橋と「あかんわ、ゲンゴロウ。もう、どう見ても“G”にしか見えへんもん!」と嘆く北野。

北野「これはあかんわ、食欲なくすわ。これは」
大橋「結構リアルですよね」

コオロギと同じような味だろうと想像はしつつも、さすがの北野もゲンゴロウを口に入れる勇気はなかったようです。
 

「あかん、デカすぎる」

北野「大橋さんも食べましょうよ、コオロギ」
大橋「イヤー無理だ!無理だ!まだ心の準備が」
北野「買っといて、人に食べさして。なんていうひどいレポーターや(笑)」

もう一度ゲンゴロウに挑戦しようとするも、「デカすぎる。あかん、見た目がデカすぎる」と、やはり断念する北野。

そんな中、北野は2匹目のコオロギを口に入れました。

「全然大丈夫です、コオロギは」

勇気の出ない大橋の代わりに、男気を見せる北野。
 

環境にやさしい昆虫食

この昆虫食を製造しているのは、長崎県の「はまる食品」。タイから冷凍で輸入した昆虫に、日本人の舌に合うように味つけし、真空パックにして瓶につめ、自販機で販売しています。

「これからは大注目ですから。人類が爆発的に増えると、たんぱく質をとるのに昆虫を食べないといけないと言われてますからね」と北野。

昆虫は、未来の人類を救うスーパーフードとして期待されています。

虫を養殖する場合、必要となる穀物や水は家畜に比べてかなり少なく、生育の期間も短いことから、環境にもやさしいと言われています。
 

来月はスズメバチが登場!

「なにより豊富なたんぱく質。栄養価も高く、持続可能な社会を目指す『SDGs』の時代に、本当に注目されてますから」と昆虫食のメリットを語る大橋。

現在、販売されている食用昆虫は9種類ですが、昆虫にも旬があるため、2か月に1度入れ替わるそうです。

来月にはスズメバチが自販機に登場しますが、エビやカニなどの甲殻類アレルギーがある方は要注意とのことです。

「好奇心がある方は、ぜひ一度チャレンジを」と、結局自分で買ってきた昆虫を食べないままコーナーを締めた大橋でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2021年10月13日14時43分~抜粋

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