北野誠のズバリ

愛知県民の食の謎!定食にもモーニングにも茶碗蒸し

9月13日放送『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「〇〇を嫌いになった瞬間」。

パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、シンガーソングライターの河原崎辰也の3人がおたよりを紹介しました。

「ある時から食べ物の好みが変わって、嫌いになった」などというエピソードが紹介される中、大阪出身の北野と、愛知出身の松岡・河原崎の間でちょっとした県民性の違いが明らかになりました。

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プリンだと思って食べると

ここでは、番組で紹介されたおたよりの中から、1通を取り上げます。

「お店をやっていた実家では、よく出前を取ってました。
小学1、2年だった頃でしょうか、学校から帰ると、母親から『テーブルに置いてある物を食べていいよ』と言われました。

すると、親子丼の横にラップされたプリンが。

『ラッキー!プリンや』と木のスプーンで口に運ぶと……生まれて初めて茶碗蒸しを食べた瞬間でした。

想像外の味で、プリンだと思っていた私が吐き出したことは言うまでもなく、あの時の衝撃は今でも忘れられません。
今ではむしろ好物ですが、こどもの頃は茶碗蒸しが嫌いになってました」(Aさん)

「冷蔵庫に麦茶だと思って飲んだら、めんつゆだった」などといった、想像と違うものが来ると、それが嫌になるということはあるようです。
 

モーニングにも出てくる!?

ここで、名古屋へ週5日以上来るようになって10年近く経つ北野が、愛知出身の2人に疑問を投げかけました。

北野「アンタら、ホンマに茶碗蒸し好っきやなあ」

河原崎「定食で茶碗蒸しが付いてるかどうかっていうのは、結構大きなポイントだよね」

松岡「モーニングにだって付いちゃうから」

愛知県一宮市が発祥のモーニング文化、いろいろなものが付くので有名ですが、茶碗蒸しは定番とも言えるものです。

北野「ゆで卵の代わりか!」

河原崎「いや、ゆで卵はゆで卵であるんです」

北野「(サンドウィッチマンの富澤たけしさん風に)ちょっと何言ってるか、わかんない」

ドリンクにトースト(小倉あんが付く場合もあり)、ゆで卵、ミニサラダ。

普通ならここで終わりですが、これに茶碗蒸しをプラス。

松岡「場合によっては、パンかご飯かを選べるっていう、もはやモーニングなのか朝定なのかっていう状態になってます」

河原崎「なんなら、焼きそばと茶碗蒸しもあります」

関西人にとって茶碗蒸しはめったに出てこず、和食のコース料理かお寿司屋さんのイメージしかありません。
 

1品加えてグレードアップ

愛知の人にとって、茶碗蒸しが付いているかどうかは、店の良し悪し、あるいはグレードの高さを測る材料になることも。

松岡「ウナギを食べに行っても、お吸い物と同時に出てくるところもあれば、お吸い物の代わりに茶碗蒸しが出てくるところもある」

河原崎「普通の定食と違って、デラックスな定食は、基本的に茶碗蒸しが付きます」

「100円でおみそ汁からミニそば・ミニうどんに替えられます」と同じ感覚で、茶碗蒸しがグレードアップの対象になっているようです。

追加料金を払ってでも普通に食べたいと感じるぐらい、普段の食生活に浸透しているという茶碗蒸し。

松岡も「名古屋コーチンを使った茶碗蒸しなんか、大ごっつおう(すごいごちそう)ですよ」と語っていました。

「名古屋人=名古屋めし」のイメージが強いかもしれませんが、北野は「愛知県民が茶碗蒸しが好きなことは意外と知られていない」として、1度、県民性を紹介する某番組に投稿してみようかなと語りました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年09月13日14時28分~抜粋

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