北野誠のズバリ

若者のテレビ離れが顕著に…「ドラマ観るので家に帰る」はもうない!?

若者のテレビ離れがどんどん進んでいるといわれますが、毎日テレビを観る人が全体の8割を切り、10代・20代のおよそ半数がテレビを観なくなったそうです。

7月19日放送『北野誠のズバリ』では、テレビ離れとYouTubeについて、パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、シンガーソングライターの河原崎辰也がトークを展開しました。

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20代以下の半分がテレビを観ない

日刊ゲンダイの記事によりますと、テレビ離れが明らかになったのは、Web情報サイト「プレジデントオンライン」が、NHK放送文化研究所が発表した「国民生活時間調査2020」を分析した結果によるもの。

昔、家ではとにかくテレビがついていましたが、今や録画した番組だけを観たり、後から『TVer』などで観るという習慣が当たり前となり、観たい番組のために生活様式を合わせることは、ほぼなさそうです。

その一方で、テレビ業界は今、世帯視聴率ではなく個人視聴率、その中でも13歳~49歳の個人視聴率が高いかどうか注目しています。

なぜ、その世代に注目しているのかというと、CMを観て物を買う購買層の中心と見られているからですが、これに60代の北野が反論。
 

テレビ業界は50歳以上を無視!?

北野「50~60代が一番物買ってる世代ですよ、たぶん。

こどもさんたちが大学に行って手が離れたとかとしたら、割と余裕ができたりする層が55とか65ですから」

河原崎「うちの母親も70近くになりますけど、テレビショッピング買ってますよ。

いるのかいらないのか、わからないけど。それで自分で使うのかと思ったら、家族、兄弟のお嫁さんたちに配ったりするんですよ」

今の若者はカーシェアリングや、そもそも車の必要性を感じずに車を持たなかったりと、昔より物を買うことがなくなったともいわれています。

テレビ自体に話を戻しますと、地上波のテレビ番組だけではなく、たくさんの動画の中から、テレビ、スマホ、タブレットなどいろんな機械を使って観ることになるので、若い人の間でテレビ離れは進んでいるようです。
 

北野誠はユーチューバー!?

初めてテレビに出演してから40年近く経つ北野ですが、今は怪談系ユーチューバーとして認識されているのではないかとコメント。

北野「YouTubeしか見てない若者はそうやんか。

『北野誠』で検索したら、怪談ばっかりドバーッ出んねんもん。
『北野誠の茶屋町怪談』(MBSラジオ)の総再生回数、800万回超えてるからね。
CBCラジオの怪談特集も加わったら、俺のだけで1,000万回ぐらい行くんですよ」

さらに、怪談番組『北野誠のおまえら行くな。』の過去放送分が、正式にネット動画配信サイトで配信されるようになったため、もはやテレビではなく、ネット動画のタレントというイメージが強くなりそうです。
 

YouTubeの今後は?

YouTubeの勢いが今後も強くなりそうですが、ただ、今後ユーチューバーになろうと思っている人は、気をつけた方が良さそうです。

北野「今、YouTube側がどんどん強気になってるんですって」

河原崎「数が多すぎて稼ぐのは難しいって話は、YouTubeやってる方から(聞いた)。

またYouTubeが大きくなりすぎて、テレビみたいに規制を入れなきゃならないっていうのが、ジレンマっていうか」

昔はテレビでは流せないことを自由に撮ってるのが魅力でしたが、逆にどんどんテレビに近づいているといえそうです。

最後に北野は、「何やってもいいっていうのが良かったのに、江頭(2:50)の乳首も隠されてるっていうのも、YouTubeの(運営側の)影響なんですけどね」とまとめました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年07月19日13時15分~抜粋

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