北野誠のズバリ

ズバリもったいないキャンペーン「お”炭”付き?変幻自在の万能鯛!」

新型コロナウイルスの影響で、せっかく水揚げした魚や、心を込めて育てた野菜が売れずに余ってしまったり、特産品が売れ残るなどなど、生産者が困っている声がニュースなどで取り上げられています。
そこで、「北野誠のズバリ」では、東海3県の困っている業者さんや、生産者の方と生で電話をつなげて応援するコーナー、名付けて「もったいないキャンペーン」をおこなっています。

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ズバリもったいないキャンペーン!

ズバリもったいないキャンペーン、今回取り上げたのは・・・
 お炭付き鯛!

ご出演していただいたのは
株式会社南勢水産 専務取締役 舌古勇樹さん

三重県南伊勢町にある「株式会社南勢水産」
独自ブランドのお炭付き鯛(おすみつきだい)を養殖販売しています。
元々は旅館などを中心にして卸売り業をメインにされていて、大打撃を受けましたが、
コロナをきっかけに小売業にも踏み出されたそうです。

お炭付き?
エサに竹炭を入れている、鯛です。
なので竹炭の炭から名前を取って、お炭付き鯛という名前になっています。
養殖鯛には独特のにおいなどもあるそうですが竹炭のエサで、
魚の生臭さが解消され、色味が長いこときれいに保たれます
ゆえにどんな調理にもあう万能の鯛になっています!

おすすめの調理法は?

一番は刺身です。生臭さがかなり軽減されています。他には鯛めし、
皮付きのものも販売していて、バナーで皮をあぶって塩をつけて食べるのもGood!

刺身は生臭さなく、ぶりんぶりんで歯ごたえがとってもよかったです!


鯛めしは鯛の旨味が炊き立てのご飯に染みわたっていて、
スタジオ試食では誠さん、大橋さん、原弁護士の箸が進む進む!

エサやりにもこだわりが!
出荷するのに35㎝から50㎝くらいまで2年くらいかけて、育てられていますが、
15㎝(400g)の段階から竹炭入りのエサをあげています。
長いスパンでエサをあげています。
ブランド養殖鯛でもここまで長く特色の出るように作ったエサで育てている鯛は珍しいといいます。

コロナで困ったことは?
一番売り上げが下がった時で、売り上げが1/3になりました。
旅館の売り上げは全然今も回復していません。ですが、売りさばかないとまずいと思い、市場にも出しましたが、競合する魚の値段も低く、お炭付き鯛も値段を下げざるを得ませんでした。

長い間、養殖はできないのですか?
大きくなりすぎると使い勝手が悪く、値段も下がります。その上、エサ代もかかると
コスト面で厳しいんです。売り時のサイズを逃すのは、かなり厳しいです。

限られた養殖場での悩みは?
養殖という事で毎年稚魚を投入しているんですが、大きさサイズの鯛がいると、
養殖場のサイズも限られているので、例年通りの稚魚を入れられないんです。
結果、一番売れ時のサイズの鯛の出荷量が減ってしまいます。おそらくこの状況は
コロナが明けてもサイクルを戻すのに3~5年かかるんじゃないかと思います。

コロナでの再発見!
マイナス点だけがあったわけではなく、実際に小売りをやってみて、
かなり前から販売していたお炭付き鯛の知名度を上げることができました。お客さんから
直接美味しいと言ってもらえましたし、竹炭のエサを長いことあげること自体も
他の養殖ではあまりやっていないことを知り、当たり前と思ってたことが、
実はかなり、手間暇かけていたことに気づきました。
お炭付き鯛のファンを増やしたいです!と前向きな舌古さんです。


【注文方法はこちら】
ポケットマルシェで購入できます。1尾、三枚おろしの状態は、1.5キロで送料無料、
税込み2600円から様々なサイズで販売しています。詳しくはポケットマルシェの
サイトの検索窓に南勢水産と入れていただくと出てきます。



新型コロナの影響で、生産物や商品が売れずに困っているという業者さんや、
生産者の方、番組に電話出演してみませんか?ズバリで、しっかりご紹介します!
番組出演希望の方は、まずは、番組までお便りをお願いします。
費用は一切、かかりません。
あなたの住所、電話番号、そして、どういったことで困っているかの内容を詳しく記入して、メールは、CBCラジオ「北野誠のズバリ」番組メールフォームからお送りください。
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