北野誠のズバリ

北野誠×玉袋筋太郎激論!お笑い芸人に敬語は不要!?

いつの時代も「今の若者はきちんと敬語を使えていない」とよく言われますが、Web情報サイト『東洋経済オンライン』によりますと、今は上下関係ではなく、自分と相手との距離感を重視、つまり親しいのかどうかによって、敬語を使用しているそうです。

5月31日放送「北野誠のズバリ」では、で取り上げられた敬語に関する記事をピックアップ。

パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、浅草キッドの玉袋筋太郎がトークを展開しました。

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敬語の代わりに使うワード

玉袋の師匠は、いわずと知れたビートたけしさん。
普段、たけしさんと話す時は、どのような敬語を使っているのでしょうか。

玉袋「まず、『殿!』っていうところからですね。
『殿!おはようございます。ごきげんはいかがでしょうか』っていう感じですか?そこまでいかないですね。

でも、発言する時に必ず『殿』って必ず付けますね」

一方、北野は誰かに弟子入りしたわけではありませんが、先輩芸人に対してはどのように話していたのでしょうか。

北野「何やいうたら『師匠!』か『兄さん!』」

玉袋「僕ら、(師匠か兄さんと)付けちゃえば、敬語になっちゃうんですよ」

北野「それさえ付ければ、『とりあえず敬意を表してますよ』っていう」

玉袋「『バカなこと言わないでくださいよ、兄さん』っていえば、ツッコんでるのに敬語になっちゃうんですよ」

芸人ルールでは、頭に「兄さん」を付けて、あとは丁寧語であれば敬語とみなされるようです。
 

先輩に対しさらに数種類の呼び方

さらに芸人の世界では、「兄さん」の呼び方にもバリエーションがあるそうです。

北野「僕らと世代がわりと近い、10歳ぐらいまで下やったら、やっぱり『兄さん』って言うなあ。
松竹芸能の若手も、みんな俺のこと『兄さん』って」

玉袋「『兄さん』よりちょっと上だと、『お』を付けて『お兄さん』って。
『兄(あに)さん』もあるじゃないですか」

ここまでいろんな呼び方があると複雑になってくるので、いっそのこと芸歴何年差以内は「お兄さん」など、ルール化してほしいところです。

北野「ここで俺らがちょっと使う業界用語で、『オジキ』はアカン用語かな(笑)」

玉袋「『兄弟』っていったら仲間ですから、敬語必要ないですもんね。『オジキ』ってなると、敬語が……」

お笑い業界に長らくいると、敬語の正しい使い方がわからなくなると語る2人でした。
 

偽物ではないんです!

ここで少し話は変わりますが、北野が敬語を使って緊張した場面として挙げたのが、初めてビートたけしさんに挨拶へ行った時。

番組で共演するタイミングではなく、北野が東京で仕事をするようになった時、同じ「北野」姓を使う芸人ということで、挨拶に行った方が良いということになったそうです。

北野「俺が東京で活動することになった時と、ビートたけしさんが『北野武』で活動する時がかぶさってたんで。

とある制作会社の偉いさんが俺を連れて、『1度挨拶しといた方がいいよ』って、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の楽屋に行って。

『大阪から来た、松竹芸能の北野誠と言います。北野というのは、すみませんが本名なんで、許していただきたいと思います』って言うたら、『本名だったら、仕方がねえよ』って言われて(笑)。
あの時はアガってて、何しゃべったかよく覚えてないんですけど」

ともかく、似た名前を騙っているという誤解を招かずにすんだようです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年05月31日13時16分~抜粋

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