北野誠のズバリ

シャム猫好きにはたまらない「トムニャムラーメン」とは?

『北野誠のズバリ』、がんばる地元の会社を応援する「地元の会社にズバリ」のコーナー。

4月22日の放送では、西三河のご当地即席ラーメン「キリマルラーメン」でおなじみ、愛知県碧南市の「小笠原製粉」を取り上げました。

小笠原製粉ではこの春、“猫好き用ラーメン”としてトムヤムクン風味の「トムニャムラーメン」を新発売!

これまでも、鳥好き用の「ブンチョウラーメン」などユニークなラーメンでヒットを飛ばしてきた、代表取締役社長の小笠原充勇さんにお話を伺いました。

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大復活を遂げた「キリマルラーメン」

小笠原製粉の看板商品「キリマルラーメン」は、昭和レトロで独特な雰囲気のパッケージと、国産にこだわった原材料や素朴で懐かしい味が人気の即席ラーメンです。

製造・販売開始は昭和40年。

西三河ではまだチキンラーメンが流行る以前だったため、「米屋と麺屋をやっている我々がやるのが妥当かな」ということで、即席ラーメンを手掛けるようになったそうです。

当時は「各家庭に必ずあった」というほど、ポピュラーな商品でした。

しかし、大手の台頭や物流網の発達などにより、いったん製造を中止。

「またやってくれ」「いつになったらやるんだ」というファンの声に後押しされる形で、平成10年、「キリマルラーメン」は見事復活を遂げました。

小笠原さんは「1回限りで終わる」と思っていたそうですが、根強い人気でファンも全国に拡大。現在も販売を続けています。
 

ブンチョウラーメンが「カレー味」のワケ

「50年前から味もパッケージも変わっていないので。『かわいいパッケージと素朴な味』がウケていると思っています」と小笠原さん。

「パッケージが本当にかわいいんですよね」と語る松岡亜矢子に、「今、逆に若い子達に『インスタ映え』するような感じ」と同意する北野誠。

北野が「この辺からふざけ路線が始まってますね」と引っかかったのは、「ブンチョウ 鳥好き用ラーメン」。

このラーメンは、「文鳥グッズの少なさ」に目をつけたところから始まりました。

文鳥が好きな方は常に文鳥グッズを探しているものの、実際は多くありません。

「ラーメンを作ったら面白いかなと思ったら、非常に喜んでいただけたんですよ」と小笠原さん。

このラーメンの特徴は、カレー味。

これは、文鳥が水浴びをするときの「カレーのようなスパイシーな香り」からヒントを得ています。
 

「隠れシャム猫ファン」へのアピール

新発売の「トムニャムラーメン」は、猫好き用ラーメン。

モチーフは、タイ王国(旧シャム王国)の王族の猫だった「シャム猫」です。

「タイといえば『トムヤムクン』が有名。シャム猫であればトムヤムクン風味にしよう」と思い至ったそうです。

「“隠れシャム猫ファン”が多く存在するとわかったので」と語る小笠原さんに、「ちょっといいですか? 味よりも社長、何を狙ってるの?」と思わずツッコミを入れる北野。

小笠原製粉は「楽しんでもらえる商品を」ということで、「食べられるグッズ」を謳っているんだそう。

「グッズの中でも強みは、最後食べられちゃうんですよ」と小笠原さん。

これには「あーなるほど」と納得の北野と松岡。
 

「みそニャー麺」も人気!

北野「手に入れて、食べるも良し。置いておくも良し、ということですね」
松岡「確かに食べ終わった後にパッケージ取っておきたいくらいかわいらしい。収集もできる」

シャム猫ファンの方はSNSネットワークで繋がっているので、誰かが買うと「私も買おう!」となる。それが狙いだったと小笠原さん。

猫好き用ラーメンとしては「みそニャー麺」も人気なんだそう。

「これからも、『あったらいいな』っていう商品をラーメンで作っていきたい」と小笠原さん。
 

次は「マレーグマ好きラーメン」?

「どうですか、ボチボチ。豆しばあたりどうですか?あれもファン多いですよ」と提案する北野に、「(笑)多すぎるのかな。多すぎるところはすでに商品がたくさんあると思うので」と小笠原さん。

「ライバルのいない、ギリギリなところを狙っているので。大人気は手をつけません」とポリシーを貫きます。

松岡の「マレーグマとか微妙なラインのところを行くわけなんですね」という提案に、「いいですね、それ」と乗り気の小笠原さんでした。

松岡考案の「マレーグマ好きラーメン」が発売される日も近い?
(minto)
 
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2021年04月22日15時38分~抜粋

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