北野誠のズバリ

ノーベル賞受賞式の雰囲気が味わえる!?名古屋市科学館の新展示

青色発光ダイオード(LED)の開発により、2014年にノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇名城大終身教授が、今月1日に逝去されました。

青色LEDの登場により、私たちの生活はかなり大きく進歩したと言われています。

実は赤崎教授など、科学に関するノーベル賞を受賞した方に、名古屋ゆかりの方々が8名もいらっしゃいます。

北野誠のズバリ』の「松岡亜矢子の地元に聞いちゃうぞ」コーナーでは、東海地方に関する情報を紹介。

4月5日の放送では、名古屋市科学館の中で3月23日に開設された「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」(以下「記念室」)を取り上げ、名古屋市科学館学芸員の小林修二さんにお話を伺いました。

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ファンファーレが鳴ると…

この記念室は、愛知から世界を変えた偉人たちの研究をわかりやすく伝えることを目的に設置されたそうで、生命館地下2階のサイエンスホールにあります。

入口近くに大きなスクリーンがあり、30分に1度映像が流れているのですが、松岡がそこで心をつかまれたのが、ファンファーレの音楽。

北野はそれを聞くやいなや、「中山競馬場?」と答えましたが、この音楽はノーベル賞授賞式のオープニングに流れるもので、大きな拍手を持って迎えられます。

受賞のニュースでもあまり聞いたことがない音楽なので、大きなスクリーンで見ると、ノーベル賞授賞式を観に来たかのような感覚になります。

そして、記念室の中へ入ると、受賞者の研究内容が解説されたタッチパネル式のモニターなどが展示されているのですが、研究内容をそのまま説明するのではなく、自分たちの暮らしにどのように関係しているのかという説明や、先生達の趣味や私物などが展示されています。

 

こどもも楽しめる展示が多数

では、実際にどんなものが展示されているのでしょうか。

小林さん「これは天野(浩)先生ですけど、(引き出しの仕掛けを)開けると、先生が中学生時代に夢中になったアマチュア無線の免許が。

人となりを知ると結構身近になるじゃないですか。ですので、ノーベル賞の内容だけではなくて、先生の生い立ち、どういうことに熱中していたのかというのを感じてもらうと、『自分もなれるんじゃないの?』と」

ノーベル賞を受賞された方というと、自分には縁遠いかなり遠くの人だという印象を多くの人は持たれると思いますが、自分の趣味と同じ、自分と地元が同じなど、何らかの共通点を見つけると、身近に感じるかもしれません。

また、研究に関する説明というと、わかりやすく説明されているとはいえ、ある程度は科学の知識がないと面白くない部分もありますが、中には小さなお子様でも楽しめるコーナーがあります。

その1つが、「オワンクラゲすくいゲーム」。

2008年にノーベル化学賞を受賞された下村修先生は、かつて研究のために家族総出で1年間に5万匹ものオワンクラゲをすくっていたそうで、それをモチーフとして映像装置を使った体感ゲームがあります。
 

名古屋からノーベル賞が続々

2001年に受賞された野依善治先生を始めとして、8名の受賞者の方に関する展示が行われていますが、なぜ愛知から多くの方が輩出されているのでしょうか。

小林さんにその考察を伺ってみました。

小林さん「名古屋って文化レベル・知識レベルが高い都市だと思うんです。

科学館を始め文化施設も多く、見学者も非常に興味を持って見ておられるので、知識関心が高い土地柄なのかなと。

あと、名古屋大学も自由闊達に議論ができる大学として有名なので、ノーベル賞を生んだのかなと思いますが」

名古屋市科学館といえば、世界最大級のプラネタリウムがあることでも有名ですし、名古屋港水族館は日本最大の延床面積を誇るなど、名古屋にはさまざまな文化施設が存在しています。

最後に松岡は、「春休みも残りわずかとなってきましたけど、新年度の勉強のモチベーション(向上)になるといいなと思いますので、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか」とお勧めしました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年04月05日14時45分~抜粋

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