『北野誠のズバリサタデー』、お笑い芸人の工作太朗が気になる場所や人に取材を行う「工作員潜入レポート」のコーナー。
3月20日の放送で工作が紹介したのは、毎週月曜日、名古屋駅前に現れる「100円で褒める人」こと知歩(ちほ)さん。
「100円で褒める人」の活動や、始めたきっかけについて伺いました。
「100円で褒める人」ってどんな人?
段ボールを持った若い女性
ある日の夕方、名古屋駅周辺を歩いていた工作が目にしたのは「100円で褒める人」という大きな段ボールを持った若い女性。
一旦通り過ぎたものの、やはり気になって引き返した工作に、女性は「いかがですか?」と声をかけてきました。
この方は、知歩さんという名の若い女性。
知歩さんは100円を払った工作の真向いに椅子を用意して座り、しっかり目を見ながら「お話していきましょうか。お悩みとかあります?」工作に尋ねます。
工作は「悩むほどではないんですが……」と前置きをした上で語り始めました。
工作の悩みは「元々、表にたつ仕事をしていますが、最近裏方の仕事が増えすぎて、このままでいいのかなと困っています」というもの。
音楽関係の仕事と、芸人活動をしていると話した工作。
「映像・楽曲制作が増えて、『裏方太朗』なんて呼ばれてるよ」と自虐的に語った工作に、知歩さんは「すごい!芸人さんなんですね」と大きくリアクションしてくれました。
一旦通り過ぎたものの、やはり気になって引き返した工作に、女性は「いかがですか?」と声をかけてきました。
この方は、知歩さんという名の若い女性。
知歩さんは100円を払った工作の真向いに椅子を用意して座り、しっかり目を見ながら「お話していきましょうか。お悩みとかあります?」工作に尋ねます。
工作は「悩むほどではないんですが……」と前置きをした上で語り始めました。
工作の悩みは「元々、表にたつ仕事をしていますが、最近裏方の仕事が増えすぎて、このままでいいのかなと困っています」というもの。
音楽関係の仕事と、芸人活動をしていると話した工作。
「映像・楽曲制作が増えて、『裏方太朗』なんて呼ばれてるよ」と自虐的に語った工作に、知歩さんは「すごい!芸人さんなんですね」と大きくリアクションしてくれました。
一瞬で心をつかまれた男
「アイドルさんの曲を作ったり、ラジオの企画で曲を作ったり。音楽は元々好きだから楽しいけど、このままでいいのかなっていうのと。こういう素人みたいな人が作った曲でも、お客さんが満足してくれてるのかな?」と、工作は知歩さんに近頃思っていたことを明かしました。
この工作の話に「素敵ですね! 不安に思う気持ちは分かりましたけど、ただこれ大事なんです。人が満足しているか不安な時点で、人になにか与えようという思いがある。人の為に何かしようなんて、ほんと素敵です!」と知歩さん。
「曲作りって上には上がいるかもしれません。だけど一般の人なんて、ほとんどの人が作れませんよ。それをできるあなたは本当にすごい。それって普通じゃないんです。だから不安に思わず、そのまま突き進んでください!」
真っすぐに工作の目を見て話す知歩さんに、一瞬で心をつかまれた工作。
気づけば「はい、がんばります!」と元気に答えていました。
この工作の話に「素敵ですね! 不安に思う気持ちは分かりましたけど、ただこれ大事なんです。人が満足しているか不安な時点で、人になにか与えようという思いがある。人の為に何かしようなんて、ほんと素敵です!」と知歩さん。
「曲作りって上には上がいるかもしれません。だけど一般の人なんて、ほとんどの人が作れませんよ。それをできるあなたは本当にすごい。それって普通じゃないんです。だから不安に思わず、そのまま突き進んでください!」
真っすぐに工作の目を見て話す知歩さんに、一瞬で心をつかまれた工作。
気づけば「はい、がんばります!」と元気に答えていました。
きっかけは「100円で歌う人」
「ただ言葉巧みに言ってるわけではなくて、実直に言ってくれる」と工作。
20分ほど褒め続けられた工作は「元気になりました、ありがとうございます」と知歩さんにお礼を言って、いい気持ちで帰路につきました。
「100円でええ気持ちにさせてくれるね」と感心した様子の北野誠に、「いい気持ちですよ!時間があっという間に過ぎましたね」と工作。
後日、知歩さんのTwitterを発見した工作。
連絡を取って、電話で「100円で褒める人」の活動について尋ねました。
知歩さんはハタチの大学生。
現在休学中で、空いた時間で「100円で褒める人」の活動を行っているそうです。
あるとき、これからについていろいろ悩んでしまった知歩さんは、一旦大学を休学。
そんなとき、県外の知り合いが「100円で歌う人」をやっていると耳にした知歩さんに、「おもしろそうだな、私も何かやってみようかな」という気持ちが芽生えたといいます。
20分ほど褒め続けられた工作は「元気になりました、ありがとうございます」と知歩さんにお礼を言って、いい気持ちで帰路につきました。
「100円でええ気持ちにさせてくれるね」と感心した様子の北野誠に、「いい気持ちですよ!時間があっという間に過ぎましたね」と工作。
後日、知歩さんのTwitterを発見した工作。
連絡を取って、電話で「100円で褒める人」の活動について尋ねました。
知歩さんはハタチの大学生。
現在休学中で、空いた時間で「100円で褒める人」の活動を行っているそうです。
あるとき、これからについていろいろ悩んでしまった知歩さんは、一旦大学を休学。
そんなとき、県外の知り合いが「100円で歌う人」をやっていると耳にした知歩さんに、「おもしろそうだな、私も何かやってみようかな」という気持ちが芽生えたといいます。
「みんな褒められたいんじゃないか」
「褒める人」を選んだ理由について、「元々、私自身が褒められたい人だった」と知歩さん。
今より太っていて、見た目に自信がなかったという知歩さんは、周りから褒められることがなかったといいます。
痩せた今、知歩さんは被写体になる仕事を通して「褒められると気持ちが乗ってきて、自信が出て楽しくなる」ことを実感しました。
この経験から「みんな褒められたいんじゃないかな」と思った知歩さんは、去年の11月頃からこの活動を始めたそうです。
多い日で、1日約30人の人とお話をする知歩さん。
「もうちょっとお金を取ってもええけどな」と呟く北野でしたが、中には「お気持ちで」と、100円より多くのお金を入れてくれる人もいるんだそう。
今より太っていて、見た目に自信がなかったという知歩さんは、周りから褒められることがなかったといいます。
痩せた今、知歩さんは被写体になる仕事を通して「褒められると気持ちが乗ってきて、自信が出て楽しくなる」ことを実感しました。
この経験から「みんな褒められたいんじゃないかな」と思った知歩さんは、去年の11月頃からこの活動を始めたそうです。
多い日で、1日約30人の人とお話をする知歩さん。
「もうちょっとお金を取ってもええけどな」と呟く北野でしたが、中には「お気持ちで」と、100円より多くのお金を入れてくれる人もいるんだそう。
女子中学生との絆
もともと人助けをしたいと思っていた知歩さんは、Twitterで知り合った東京在住の中学生に会いに行ったことがあるといいます。
不登校で、家族とも上手くいかず、友達もいないと悩んでいたその女子をDMで励ましていた知歩さんは、あるとき東京行きを決断。
その子を原宿に連れだし、洋服やアクセサリー、食べ物など好きなものを買ってあげて、一日フルコースで遊んだんだそう。
「ほんと楽しかった!」と、その子は大喜び。
その後も連絡を取り続け「知歩ちゃんがいてくれたから学校生活を乗り切れたし、高校進学もできたよ!」と、うれしい報告をしてくれたそうです。
このように、支援もしていきたいと語る知歩さん。
不登校で、家族とも上手くいかず、友達もいないと悩んでいたその女子をDMで励ましていた知歩さんは、あるとき東京行きを決断。
その子を原宿に連れだし、洋服やアクセサリー、食べ物など好きなものを買ってあげて、一日フルコースで遊んだんだそう。
「ほんと楽しかった!」と、その子は大喜び。
その後も連絡を取り続け「知歩ちゃんがいてくれたから学校生活を乗り切れたし、高校進学もできたよ!」と、うれしい報告をしてくれたそうです。
このように、支援もしていきたいと語る知歩さん。
満たされた自己肯定感
将来について尋ねた工作に、知歩さんは「先のことは決まっていないけど、この活動で必ず出会うべき人と出会う」と、きっぱり語ってくれました。
「100円で褒める人」は、毎週月曜日、17時頃から名古屋駅前のミッドランドスクエア周辺で活動中です。
「工作さんは人に幸せを与える仕事をしてます。本当に尊敬してます。すごいです!」と何度も褒めてくれた知歩さん。
「もう『知歩ちゃーん!』ってなりました。キャバ嬢をやったらほんとナンバー1になると思う」と工作。
「満たされました、自己肯定感満」と、知歩さんのおかげで自分により自信を持てるようになった工作でした。
(minto)
「100円で褒める人」は、毎週月曜日、17時頃から名古屋駅前のミッドランドスクエア周辺で活動中です。
「工作さんは人に幸せを与える仕事をしてます。本当に尊敬してます。すごいです!」と何度も褒めてくれた知歩さん。
「もう『知歩ちゃーん!』ってなりました。キャバ嬢をやったらほんとナンバー1になると思う」と工作。
「満たされました、自己肯定感満」と、知歩さんのおかげで自分により自信を持てるようになった工作でした。
(minto)
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