北野誠のズバリ

こどもの頃から女性に振り回される⁉︎バレンタインの苦い思い出

2月14日はバレンタインデー。

今年は日曜だった上にコロナ禍の影響で、職場や学校でもらうことは少なかったかもしれませんが、チョコをあげたりもらったりというのは、懐かしい思い出の1つと言えるでしょう。

翌日2月15日放送の『北野誠のズバリ』では、リスナーから届いたバレンタインデーにまつわるエピソードを紹介。

ここでは特に、こどもや学生の時の苦い思い出を集めてみました。

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今年は本命チョコゲット!の予感

男女問わず交友関係の広い、いわゆるリア充とよばれる男性にとって、バレンタインは楽しいイベントの1つではないでしょうか。

「学生の頃ですが、昔から男女問わず友だちが多く、しょっちゅうみんなで遊びに行っていました。

そんなある日1人の女の子から、『Aちゃんはどんなチョコが好き?』と聞かれました。

友だちは多かったのですが、本命チョコをもらったことがなかった私は、『今年こそいよいよ本命ゲットやな』と小さくガッツポーズをしながら、『俺は甘いのは好きじゃないから、そんなに甘くないのが好きかな』と返事しました。

しばらくして、バレンタイン当日。

その子を見かけて『おはよう』と挨拶したら、『おはよう』と返事しながら素通り。

『素通り、素通り?なぜ素通りだ⁉︎』

お昼の休憩でも普通の会話をしていて、バレンタインのバの字もチョコレートのチョの字も出てきません。

結局、下校時間になったので、その女の子にそれとなく『チョコは?』と聞くと、『あ~、ありがとう!Aちゃんの意見のおかげで、彼めっちゃ喜んでくれた』。

あのチョコは俺にくれるんじゃなくて、自分の好きな男の子に好みを聞けないので、僕に聞いてきたというオチでございます。

せめて義理でもいいから、『ありがとね』と俺にもおすそ分けしろよ!とホンマに思いました」(Aさん)
 

クラス全員の女の子からチョコが!

義理チョコでもいいから欲しいというAさんのような意見の一方で、多くもらったからといって素直には喜べないというエピソードも。

「学年に1クラスしかなかった小学校でしたが、ほとんどの女の子から義理チョコをもらいました。
しかし、そのチョコレート(をもらった理由)が悲しすぎるんです……。

当時の下駄箱は上段が上履き、下段が外履きの2段になってました。

バレンタインの午後、下駄箱を開けると、上段にはたくさんのチョコレートの包みと、輪ゴムでとめられた手紙がありました。

一番上の手紙だけむき出しだったので、にやにやしながら読んでみますと……。

『クラスの女子18人から、アンタに頼みがあるんさ。手紙に書いてある男子にアンタが、"私たちから預かった" と渡してくれやんかいな。
タダとは言わん。アンタにも義理チョコ入れときました。高級やに、お願いいたす』と書かれていました。
インパクトがあったので、全文覚えております。

私への包みはありません…。

仕方なく、『帰り道に名前の書かれているクラスの男子に配ろうか』と、靴を履こうとすると違和感が。

靴の中に3連のチョコが2つ入ってました。30円のチョコが2つ、60円で配達員か。

情けなくなった苦い思い出です」(Bさん)

2つのエピソードを聞いた、ITジャーナリストの井上トシユキも、「マーケティングに使われたり、アッシーくんみたいに使われたり。男は女に使われるものと」と同情していました。(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年02月15日15時03分~抜粋

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