北野誠のズバリ

100m8秒台!?四足走行界のウサイン・ボルト、いとうけんいち

北野誠のズバリサタデー』、お笑い芸人の工作太朗が気になる場所や人に取材を行う「工作員潜入レポート」のコーナー。

2月6日の放送で工作が紹介したのは、「四足走行の世界記録保持者」としてギネスに認定されている、いとうけんいちさん。

四足走行を始めたきっかけや、四足走行の未来について語ってくれました。

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自らギネスに申請

いとうさんがギネスに認定されたタイムは、100メートル15秒71。
しかし、これは2015年の記録。

現在のベストタイムは、なんと14秒88。当時の記録を大幅に更新しています。

四足走行の競技人口は、いとうさんの認識では「世界で大体150~200人ぐらい」。

そもそも四足走行は、いとうさんがギネスに申請した競技。

「四足走行の生みの親」が、自ら記録を塗り替えているのです。

工作が気になって仕方がなかったのは、いとうさんが四足走行を始めたきっかけ。

それは遡ること19年前。いとうさんが19歳の時のことでした。
 

ニューヨークでの出会い

「パフォーマンスをして人を楽しませる仕事に就きたい」と漠然と考えていたいとうさんは、「何か見つけたら帰ろう」とエンターテインメントの本場ニューヨークに単身乗り込みました。

21歳のある日、ニューヨークの動物園でいとうさんはある動物と出会います。

それは「パタスモンキー」というサル。

時速55キロと、霊長類の中では最速を誇るその走りを目の当たりにした瞬間、いとうさんに「ビビビ!」と電流が走ります。

「カッコいいな!速いな!」

インスピレーションを受けたいとうさんは、その勢いのままニューヨークの公園で四足走行を試してみることに。

そんないとうさんの様子を見ていたニューヨーカーたちは、「僕たちも一緒にやってみようじゃないか」とノリノリ。

そのレースでダントツ1位となったいとうさん。
「四足走行の才能がある!」と核心を持ち、帰国を決めます。
 

職務質問1日5回

帰国後、いとうさんは「一日中四足生活」を始めました。

清掃の仕事をしていたときは、なんと四足走行で雑巾がけ。
なんと四足で買い物もしていました。

警察からの職務質問は多くて1日5回。

ワルそうな若者たちに「オイ、何やってんだお前。走ってみろよ!」と、からまれることもありました。

その時は「これが四足走行でーす!」と走って、そのまま逃げたいとうさん。

今の練習場所は、陸上競技場に限定しているそうです。
 

ヒントは「チーター」にあり!

工作が疑問に思ったのは「四足走行は二足より速いのか」ということ。

ウサイン・ボルトの世界記録は、100メートル9秒58。
しかし、今後この記録が破られたとしても、9秒を切るのは難しいだろうと言われています。

いとうさんは、トップスピードで100メートルを3.3秒で走るチーターに目を付けました。

「骨格の違いはあれど、ヒントは絶対ここにある」と、いとうさん。

「四足走行で限りなくチーターを同じ走りをしたら、多分9秒を切るんじゃないかという可能性を持ってます!」と熱く語ってくれました。

今現在、いとうさんはチーターの走りを参考にしたフォームを研究中。

今までは「手足の力で回転力をどれだけ上げるか」に注力してきましたが、現在は「チーターのように大きく手足を伸ばして、腹筋や体幹で引き戻す力」を鍛えています。
 

日光猿軍団の猿に勝利!

「四足走行で良かったことは?」という工作の質問に、「日光猿軍団の猿に勝ったことがある」と、いとうさん。

「猿が大好きなんで、この白星はすごくうれしい」と教えてくれました。

今後は「ワニやポニーとも対決したい」と思っているんだとか。

四足走行のメリットは、「肩こりや腰痛にならない」こと。

これらは二足特有の症状のため、四足では無縁。
さらに二足よりも数倍のカロリーを消費するので、ダイエットにも適しています。

いとうさんが経営しているジムでは、四足走行の教室も開催中です。
 

四足走行が普通になる時代

最後に工作がいとうさんに尋ねたのは、「四足走行を正式競技にしたいと思いますか?」ということ。

実は「そこにこだわりはない」と、いとうさん。

それでも「陸上競技で100メートルを四足で走ることが普通になる時代がくればいいな」と夢を語ってくれました。

人類の限界に挑戦する四足走行のアスリート、いとうけんいちさん。
いまだに記録を更新し続けているいとうさんから、今後も目が離せません。
(minto)
 
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2021年02月06日15時08分~抜粋

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