北野誠のズバリ

全国各地に存在 痔を治す!?神社

『北野誠のズバリ』で毎週火曜に恒例となっているのが、事故物件住みます芸人・松原タニシが自ら体験してきたことを語るコラムコーナー。

2月2日の放送では、「痔が治る!?かもしれない神社」について取り上げました。

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商売繁盛祈願の横で…

コロナ禍ということもあり、今年初めは初詣に行かなかったという松原。

そこで本当に悩んでいること、痔の治癒を祈願できる神社はないかとネットで検索し、見つけたのが大阪の通天閣近くにある廣田神社。

「えべっさん」として有名な今宮戎神社の近くでもあります。

その廣田神社がなぜ、痔が治るといわれているのでしょうか。

赤いエイが神の使いとして祀られていて、痔に霊験あらたかと言われているのですが、大昔のこの辺りはもともと海で、高級食材のエイがたくさん獲れ、漁師さんたちも多くいました。

海へ漁に出ると船底が冷たいため、痔になる人が多かったらしく、お尻の悩みを神様が救ってくれないかという思いから、赤いエイが選ばれたのではないかといわれています。

また、エイの尾っぽの部分にはトゲがあり、漁師さんは気を付けなければならなかったため、尾っぽを根元から切るようにしています。

この尾っぽを切るという行為が、お尻の悩みを断ち切るという意味合いにもつながっているという説もあるそうです。
 

痔の悩みを抱える人は多い

松原がさっそく行ってみたところ、祈祷料は5,000円。

神社の方から「厄払いですか?」と聞かれ、「痔を治したいんです」と答えたところ、「ああ、そっちですか」との返答。

厄年か、あるいは不幸なことがあった人だと思われたのでしょうか。

これまで数々の事故物件の家に入ってきた松原ですが、神社の本殿の中に入るのは初めて。

祈祷の儀式自体は特別変わったことはなかったそうですが、松原は土鈴を購入したそうです。

実は痔の悩みで来ている人はかなり多いそうで、中には月に1回絵馬を奉納している方もいらっしゃるのだとか。

なかなか人には言えない悩みなので、隠れて悩んでいる方が多いのかもしれません。
 

他にもある!痔の神社

実は廣田神社以外にも痔が治るとされる神社が他にもあり、東海3県にも存在します。

例えば三重県の津にあるのが、ズバリ「痔神社」。

御神体は海から渡ってきた白蛇といわれていますが、土地の神である「地神」から「痔神」へと呼び名が変わったのではないかという説があるそうです。

また、名古屋駅から電車ですぐのところにあるのが「鹽竈(しおがま)神社」。

無三殿社という社殿にかっぱの神様がいて、痔が治るといわれているのですが、なぜかっぱと痔が関係あるのでしょうか。

かっぱは人間の尻子玉を抜くといわれていて、川を泳ぐ時は気を付けるようにいわれていましたが、そもそも「尻子玉」が何なのかという疑問をこどもの時に持ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お尻つながりで、かっぱの神様が痔を治すとされているようです。

もう1つ紹介するのが、栃木にある国神神社。

年に1度「じかたまじない」という行事があり、卵型の石に向かってお尻を向け、「けつぴたし!」と叫ぶ奇祭、珍しいお祭りです。

最後に松原は「痔に悩んでいる人は、病院も良いですけど神社に!」と勧めていましたが、北野はすかさず「まず病院行こ!」とツッコんでいました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2021年02月02日15時18分~抜粋

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