北野誠のズバリ

刺身の上の菊、1本だけ赤いひやむぎ…存在価値がわからないもの

12月21日放送『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「必要ですか?」。

身の回りにある必要性がわからないものや、人がやっている無意味な行動など、疑問に思うことに関するおたよりをパーソナリティの北野誠と松岡亜矢子、ITジャーナリストの井上トシユキが紹介しました。

ここでは、食べ物に関する何気ない疑問をきっかけに、なぜか名古屋めしに関する苦言にまで発展した部分について、取り上げます。

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弁当にいつも付いてるアイツ

「コンビニ弁当などに入ってる緑の『ばらん』。『どっちみち捨てるだけやし』と、いつも食べる時に思ってしまいます。

また、刺身に添えられた偽物の菊の花。あれも正直、邪魔くさいですね。見栄えか他に意味があるのか不明ですが、私的には食べられないし結局捨ててしまうので、必要ないですが…」(Aさん)

ここで北野は、ばらんは間仕切りのためで、味が混ざらないようにするために必要と解説。

ただ、プラスチックの菊の花は意味がないだろうと、北野も井上も思っていたところ、松岡は「刺身だけ乗ってても味気ないからってことで、ちょっと色がついたものがあると、おいしそうじゃないですか」と反論。

ここで北野は、「こんなこと言うたら、名古屋の人に怒られるかもしれへんけど…」と断りを入れつつ、反撃に出ます。
 

食べ物に色合いは不要!?

北野「上に何も振らんと、真っ茶色のどて煮食べてる人が、何を色味のことを言うてはるんですか」

松岡「ちゃんと七味かけて、赤色を足してますよ(笑)。黒のゴマと赤い七味が」

北野「黒なんかわからへんやろ(笑)。昔、どて煮が名物やっていうから、その店に食べに行った時、どて煮ってホンマ真っ茶色やんか。

『すいません、ネギとか浅葱か軽く振ってもうた方が』って言うたら、『いらんやろ、そんな色のもんは』って言われたことがあって」

松岡「茶色で良いじゃないですか!味噌おでんだって、卵割ったらきれいな黄色がありますよ!」

名古屋めしといえば、ひつまぶし、手羽先、味噌煮込みうどん、きしめんなどなど。

八丁味噌が茶色だということを差し引いても茶系統が多いですが、こうなると確かに色味はもはや関係がなさそうです。

ちなみに、さしみに菊を添えるのは、もともと菊には殺菌効果があることと、香りを楽しむためですが、その名残りで今はプラスチックの飾りが添えられているようです。
 

ひやむぎの中に当たり麺が!?

この話以外にも、食べ物に関する「必要ですか?」という疑問のおたよりが届きました。

「ひやむぎに入っている1本だけ赤色のやつありますよね。彩りや思うんですけど、あれ必要なんですかね?」(Bさん)

松岡「こどもの時にあれが入ってると、当たりだと思ってました」

北野「ちりめんじゃこの中に入ってる小さいカニとかタコとか」

昔は赤色はイチゴ味か何かかと思っていましたが、特に味はついていません。

井上が調べたところ、これはそうめんと区別をつけるためだったそうですが、今は機械で完全に分けて作られるので、形骸化しているとのことです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2020年12月21日14時25分~抜粋

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