『北野誠のズバリ』、今週は「お盆特別企画 怪談ウィーク」。
国内の怪談の賞レースで、数々の受賞経験のある実力派の怪談師の皆さんを、日替わりでゲストに迎えています。
8月11日放送のゲストは、オカルトコレクターの田中敏行さん。
田中さんが持参したのは、ある人の携帯電話の留守電に入った謎の音源でした。
「訳がわからん怖さ」の留守電
ある時、いろいろな“いわくつき”のところに行くのが好きな人から、「自分の電話に奇妙な留守電が入る」と聞いた田中さん。
その留守電のメッセージは、どう聞いてもその人には関係のない話。
これが続いて「ひとりでは抱えきれないので誰か聞いてくれませんか」とその方が悩んでいたため、音源を聴かせてもらう流れになったと言います。
田中さんいわく、この留守電の声は「どう考えてもわけがわからん怖さ」。
というわけで、ここでその音源が流れます。
その留守電のメッセージは、どう聞いてもその人には関係のない話。
これが続いて「ひとりでは抱えきれないので誰か聞いてくれませんか」とその方が悩んでいたため、音源を聴かせてもらう流れになったと言います。
田中さんいわく、この留守電の声は「どう考えてもわけがわからん怖さ」。
というわけで、ここでその音源が流れます。
女性、赤ちゃん、男性
1番目のメッセージ
女性「会いたーい」
赤ちゃん「ウェーン、エーン、ウェーン」
女性「しんご会いたーい」
赤ちゃん「エーン」
男性「殺したからな」
2番目のメッセージ
女性「しんご帰ってきて。〇〇が来るけん、気をつけてね」
「しんご」という名前が出てきますが、この携帯の持ち主はもちろん「しんご」さんではありません。
2件目は、1件目と同じ女の子が早口で焦ってる様子がうかがえます。
このようなメッセージが毎日入るため、留守電話がかなりの数になってしまったと言います。
女性「会いたーい」
赤ちゃん「ウェーン、エーン、ウェーン」
女性「しんご会いたーい」
赤ちゃん「エーン」
男性「殺したからな」
2番目のメッセージ
女性「しんご帰ってきて。〇〇が来るけん、気をつけてね」
「しんご」という名前が出てきますが、この携帯の持ち主はもちろん「しんご」さんではありません。
2件目は、1件目と同じ女の子が早口で焦ってる様子がうかがえます。
このようなメッセージが毎日入るため、留守電話がかなりの数になってしまったと言います。
「殺したからな」「フギャー！」
この音源は編集してかなり聴きやすくなっていますが、もともとは1件5分ずつほどの長いもの。
1件目は本当は赤ちゃんの声が4分ほど続くそうで、「めっちゃ気持ち悪いですよ」と松原タニシ。
「聴きやすく、聴きやすく、お客さまのために編集をがんばりました」と田中さん。
1件目の最後に聴こえるのは「殺したからな」という男性の声。
これは音源のノイズを取って聴きやすくした時に、ようやく聴こえてきた声だと言います。
実際は、赤ちゃんの泣き声に重なるように、男性の「ハアハア」という吐息が入っていたそうです。
赤ちゃんが泣きやんだと思ったら、男性の「殺したからな」の声。
そして「フギャー」という赤ちゃんの泣き声が再び聴こえて、2件目に繋がっていくんだそう。
1件目は本当は赤ちゃんの声が4分ほど続くそうで、「めっちゃ気持ち悪いですよ」と松原タニシ。
「聴きやすく、聴きやすく、お客さまのために編集をがんばりました」と田中さん。
1件目の最後に聴こえるのは「殺したからな」という男性の声。
これは音源のノイズを取って聴きやすくした時に、ようやく聴こえてきた声だと言います。
実際は、赤ちゃんの泣き声に重なるように、男性の「ハアハア」という吐息が入っていたそうです。
赤ちゃんが泣きやんだと思ったら、男性の「殺したからな」の声。
そして「フギャー」という赤ちゃんの泣き声が再び聴こえて、2件目に繋がっていくんだそう。
何回も聴いたらダメ
この男性の声に気づいたのは、高知のイベントでお世話になったライブハウスのPA（音響）さん。
しかし翌日、このPAさんの身に不思議なことが起こります。
朝起きてみると、とにかくいろいろな人から着信が相次いでいたというのです。
電話を掛けてきた人によくよく話を聞いてみると、PAさんから電話があったため折り返しただけだと。
しかし、もちろんPAさんは誰にも電話などしていません。
「『殺したからな』の部分を今みたいに抽出して、何回も聴いたらダメなんですよ」と田中さん。
しかし翌日、このPAさんの身に不思議なことが起こります。
朝起きてみると、とにかくいろいろな人から着信が相次いでいたというのです。
電話を掛けてきた人によくよく話を聞いてみると、PAさんから電話があったため折り返しただけだと。
しかし、もちろんPAさんは誰にも電話などしていません。
「『殺したからな』の部分を今みたいに抽出して、何回も聴いたらダメなんですよ」と田中さん。
消えてなくなる音源
数か月後の高松のイベントで、再びこの音源を流そうという話になりました。
リハーサルでは成功。しかし本番中、また不思議なことが起こります。
PAさんの音響機器からも、田中さんのパソコンからも、この音源が消えてなくなってしまっていたのです。
幸い田中さんの家のパソコンに音源が残っていたため、消える前にCD-Rにコピー。
また消えてしまうかもしれないということで、田中さんはこのCD-Rを恐怖新聞 桐野健太郎さんに預けました。
その後、健太郎さんから「CDがない！」という連絡が入ります。
結局発見されたのは数日後。
場所は10年ぶりに会った同級生の家でした。
友人から「気持ち悪い音源が出てきたから、こういうのはお前に渡すわ」と渡されたのが、このCD-Rだったのです。
「健太郎さんから『いやー、よかったすね』って言われたけど、『よくない』って感じで」と田中さん。
リハーサルでは成功。しかし本番中、また不思議なことが起こります。
PAさんの音響機器からも、田中さんのパソコンからも、この音源が消えてなくなってしまっていたのです。
幸い田中さんの家のパソコンに音源が残っていたため、消える前にCD-Rにコピー。
また消えてしまうかもしれないということで、田中さんはこのCD-Rを恐怖新聞 桐野健太郎さんに預けました。
その後、健太郎さんから「CDがない！」という連絡が入ります。
結局発見されたのは数日後。
場所は10年ぶりに会った同級生の家でした。
友人から「気持ち悪い音源が出てきたから、こういうのはお前に渡すわ」と渡されたのが、このCD-Rだったのです。
「健太郎さんから『いやー、よかったすね』って言われたけど、『よくない』って感じで」と田中さん。
勝手に録音されたこどもの叫び声
さらに、和歌山の廃墟ホテルでのオールナイトの100人規模のイベントでも、この音源を流しました。
PAさんが「殺したからな」にエフェクトをかけてループさせている最中に、突然「アアーウワーーーン！」というこどもの叫び声が聴こえてきます。
もちろん客席にこどもはいません。
そしてこの時の様子が、あるお客さんの携帯電話に謎のフォルダとして勝手に保存されていたのです…
実際にこの音源を聴いて、「寒っ寒っ寒っ」と恐怖に震える北野誠。
しかもこの人にも松原にも田中さんにも、実際にこのこどもの声は聴こえていなかったのです。
PAさんが「殺したからな」にエフェクトをかけてループさせている最中に、突然「アアーウワーーーン！」というこどもの叫び声が聴こえてきます。
もちろん客席にこどもはいません。
そしてこの時の様子が、あるお客さんの携帯電話に謎のフォルダとして勝手に保存されていたのです…
実際にこの音源を聴いて、「寒っ寒っ寒っ」と恐怖に震える北野誠。
しかもこの人にも松原にも田中さんにも、実際にこのこどもの声は聴こえていなかったのです。
「かけたらあかんやつちゃうか？」
中には「こどもいました？今日」と尋ねていた人も数人いたため、聴こえていた人もいたようです。
この音が勝手に携帯電話に録音されていたため、お客さんは「気持ち悪すぎるんで」と、この音源を田中さんに渡したということです。
「これ、あんまりかけたらあかんやつちゃうか？」
お昼のラジオで何度も流してしまったあとで気づく北野。
結局、これらの音源については謎のまま。
「あんまし、いじらんようになりました」という田中さんに、「今日いじってるけど（笑）」とツッコミを入れる松原。
これらの謎の声を聴いてしまったリスナーの身に、何事も起こりませんように…
（minto）
この音が勝手に携帯電話に録音されていたため、お客さんは「気持ち悪すぎるんで」と、この音源を田中さんに渡したということです。
「これ、あんまりかけたらあかんやつちゃうか？」
お昼のラジオで何度も流してしまったあとで気づく北野。
結局、これらの音源については謎のまま。
「あんまし、いじらんようになりました」という田中さんに、「今日いじってるけど（笑）」とツッコミを入れる松原。
これらの謎の声を聴いてしまったリスナーの身に、何事も起こりませんように…
（minto）
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