「バーチャルミュージアム」という言葉をご存じでしょうか。
これは、読んで字のごとく「架空の美術館」のこと。
コロナ禍の今、美術館や博物館は臨時休館が続いています。
しかし、この「バーチャルミュージアム」を利用することで、自宅にいながらにして芸術を楽しむことができるのです。
5月28日放送の『北野誠のズバリ』では、お笑い芸人で日本語学者のサンキュータツオさんが話題の「バーチャルミュージアム」を取り上げました。
お家が美術館に早変わり!3Dで楽しむ「バーチャルミュージアム」
「未来と芸術展 3Dウォークスルー」
「バーチャルミュージアム」とは、3DやVRで美術館の展示を撮影したもの。
つまり、「家にいながらにして、3DやVRで美術館を体験できる」という斬新な試みです。
無料公開しているところも多いことから、「こりゃチャンスかも!」と体験してみたというタツオさん。
一番最初に話題になったバーチャルミュージアムは、東京都六本木「森美術館」の「未来と芸術展」。
この「未来と芸術展」は、もともと3月末に閉幕予定だったもの。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で森美術館は2月末から臨時休館となってしまったため、「未来と芸術展 3Dウォークスルー」として展示の無料公開を続けています。
つまり、「家にいながらにして、3DやVRで美術館を体験できる」という斬新な試みです。
無料公開しているところも多いことから、「こりゃチャンスかも!」と体験してみたというタツオさん。
一番最初に話題になったバーチャルミュージアムは、東京都六本木「森美術館」の「未来と芸術展」。
この「未来と芸術展」は、もともと3月末に閉幕予定だったもの。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で森美術館は2月末から臨時休館となってしまったため、「未来と芸術展 3Dウォークスルー」として展示の無料公開を続けています。
貸し出しイヤホンの代わりに
この「未来と芸術展 3Dウォークスルー」は、タツオさんいわく「森美術館という建物の内部を、内臓をスキャンで見るような感じで、縦・横・奥行き、全部の形を俯瞰できる」とのこと。
美術館の入口から、まるで「実際に歩いているよう」に美術館の内部を見ることができます。
実際に見たい絵や展示物の前に行き、まじまじとその作品を鑑賞することができることが特徴です。
早速スマホで見てみた北野誠も「あっ!すごいですね!」と感心しきり。
さらにすごいところは、その作品の前に立つとYouTubeで解説が見られること。
美術館へ行くと、貸し出しイヤホンで作品の解説をしてくれますが、これはまさにその代わりといえるものです。
「天井とかもすごい綺麗に見える!あらまー!すみずみまで見れますね」
興味津々の北野。
美術館の入口から、まるで「実際に歩いているよう」に美術館の内部を見ることができます。
実際に見たい絵や展示物の前に行き、まじまじとその作品を鑑賞することができることが特徴です。
早速スマホで見てみた北野誠も「あっ!すごいですね!」と感心しきり。
さらにすごいところは、その作品の前に立つとYouTubeで解説が見られること。
美術館へ行くと、貸し出しイヤホンで作品の解説をしてくれますが、これはまさにその代わりといえるものです。
「天井とかもすごい綺麗に見える!あらまー!すみずみまで見れますね」
興味津々の北野。
「360°で歩く!岡本太郎美術館」
「東京都国立近代博物館」では、画家の「ピーター・ドイグ展」を開催中。
しかし、こちらもいまだに臨時休館中のため、現在は3DVRで一部公開しています。
「川崎市岡本太郎美術館」では、「太郎VR美術館」と題して館内を3DビューやVR映像で見ることができます。
さらに、YouTubeに公開されている「360°で歩く!岡本太郎美術館」では、マウスをクリックすることで動画を360度回転させることもできるのです。
「太郎VR美術館」は、始めに全体の空間を俯瞰して見ることができます。
行きたいところをクリックするだけで、「あたかも自分で歩いて行っているように見せてくれる」ことが特徴です。
しかし、こちらもいまだに臨時休館中のため、現在は3DVRで一部公開しています。
「川崎市岡本太郎美術館」では、「太郎VR美術館」と題して館内を3DビューやVR映像で見ることができます。
さらに、YouTubeに公開されている「360°で歩く!岡本太郎美術館」では、マウスをクリックすることで動画を360度回転させることもできるのです。
「太郎VR美術館」は、始めに全体の空間を俯瞰して見ることができます。
行きたいところをクリックするだけで、「あたかも自分で歩いて行っているように見せてくれる」ことが特徴です。
ストレスフリーの「バーチャルミュージアム」
実際、美術館に足を運んでみたものの混雑していて、作品を見るよりも待ち時間が長いなんていうことも。
その点、この「バーチャルミュージアム」は「それが一切ない。ストレスがまったくない」とタツオさん。
5月26日の朝日新聞には、「将来はデジタル図録として展示会場ごと記録に残して販売することもできるのではないか」という記事がありました。
美術館では、ひとつ展示期間が終わると次の展示が始まります。
これまでは、過去の展示を図録でしか見られませんでしたが、デジタル図録として残すことで、空間で楽しむことができるのです。
北野「毎回撮っておけば、閲覧可能なわけですからね」
タツオさん「しかもサイズ感までわかるっていうね!
コロナという禍の中、アートの世界に新しいステージの扉が開いたようです。
(minto)
その点、この「バーチャルミュージアム」は「それが一切ない。ストレスがまったくない」とタツオさん。
5月26日の朝日新聞には、「将来はデジタル図録として展示会場ごと記録に残して販売することもできるのではないか」という記事がありました。
美術館では、ひとつ展示期間が終わると次の展示が始まります。
これまでは、過去の展示を図録でしか見られませんでしたが、デジタル図録として残すことで、空間で楽しむことができるのです。
北野「毎回撮っておけば、閲覧可能なわけですからね」
タツオさん「しかもサイズ感までわかるっていうね!
コロナという禍の中、アートの世界に新しいステージの扉が開いたようです。
(minto)
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