毎朝7時、全国各地のお坊さんがオンラインで「心と身体の健康を養う」時間を提供しています。
その名も「ヘルシーテンプル＠オンライン」。
檀家や宗派を越え、お坊さんが日替わりでストレッチや瞑想、幸福度を高めるワークなどを朝の20分間で行うものです。
5月27日放送の『北野誠のズバリ』では、実際に「ヘルシーテンプル＠オンライン」を体験した大橋麻美子が感想を語りました。
お寺から「Zoom」で発信！
「ヘルシーテンプル＠オンライン」は、全国35のお寺のお坊さんやお医者さんが、「心と身体の健康に必要な生活習慣をお寺を通して発信していこう」という取り組みです。
おおもとは、昨年10月から始まった「ヘルシーテンプル構想」。
これは全国のお寺に月2～3回集まり、30分ほどの運動と瞑想、お茶会をするというプログラムでした。
しかし新型コロナウイルスの影響で3月初旬からやむなく休止状態に。
その後、オンライン会議システム「Zoom」を利用し「ヘルシーテンプル＠オンライン」として再スタートしました。
おおもとは、昨年10月から始まった「ヘルシーテンプル構想」。
これは全国のお寺に月2～3回集まり、30分ほどの運動と瞑想、お茶会をするというプログラムでした。
しかし新型コロナウイルスの影響で3月初旬からやむなく休止状態に。
その後、オンライン会議システム「Zoom」を利用し「ヘルシーテンプル＠オンライン」として再スタートしました。
海外からの参加者も
オンラインは「仕方なく始めた試み」だったものの、実際にやってみると「朝、お寺に足を運ぶのはハードルが高いけど、オンラインなら参加してみたい」という、プラス意見が多く聞こえるように。
ほかにも「生活のリズムが整います」「朝から機嫌がよくなれますよ」という声も多いことから、緊急事態宣言解除後も継続することが決まっています。
「ヘルシーテンプル＠オンライン」に、すでに数回参加しているという大橋。
7時前にZoomにアクセスをすると、参加者の顔が画面上に次々と現れ、本堂やお庭を背にしたお坊さんが「おはようございます」と穏やかに声を掛けてくれます。
参加者同士は、チャットを利用して挨拶をかわします。
「京都から参加です」「千葉からです」「カリフォルニアからです」
なんと海外から参加されている方も。
ほかにも「生活のリズムが整います」「朝から機嫌がよくなれますよ」という声も多いことから、緊急事態宣言解除後も継続することが決まっています。
「ヘルシーテンプル＠オンライン」に、すでに数回参加しているという大橋。
7時前にZoomにアクセスをすると、参加者の顔が画面上に次々と現れ、本堂やお庭を背にしたお坊さんが「おはようございます」と穏やかに声を掛けてくれます。
参加者同士は、チャットを利用して挨拶をかわします。
「京都から参加です」「千葉からです」「カリフォルニアからです」
なんと海外から参加されている方も。
「心を整える瞑想」
「ようこそ、ようこそ」と笑顔で迎えてくれるお坊さん。
7時、深呼吸からスタートです。
続くストレッチは、お坊さんがインストラクターのように指示をしてくれます。
ストレッチの後は「マインドフルネス」の時間。
「マインドフルネス」とは、2～3年ほど前から注目を集めているもので、アップル創始者のスティーブ・ジョブズや世界の並みいる経営者がビジネス界に取り入れていて、効果が実証されているもの。
外資系企業の企業研修にも取り入れられている、「心を整える瞑想」です。
「自分の呼吸に集中して雑念を取り払いましょう」
「雑念が浮かんできましたか？呼吸に集中してくださいね」
お坊さんの指示で、無音の瞑想時間が1分ほど続きます。
7時、深呼吸からスタートです。
続くストレッチは、お坊さんがインストラクターのように指示をしてくれます。
ストレッチの後は「マインドフルネス」の時間。
「マインドフルネス」とは、2～3年ほど前から注目を集めているもので、アップル創始者のスティーブ・ジョブズや世界の並みいる経営者がビジネス界に取り入れていて、効果が実証されているもの。
外資系企業の企業研修にも取り入れられている、「心を整える瞑想」です。
「自分の呼吸に集中して雑念を取り払いましょう」
「雑念が浮かんできましたか？呼吸に集中してくださいね」
お坊さんの指示で、無音の瞑想時間が1分ほど続きます。
「穏やかな気持ちになれた」
最後は「幸福学」のおはなし。
大橋が参加した日は、お坊さんが達筆の「如実知見」の書を見せてくれました。
「ありのままの自分、お好きですか」「皆さんどんな欠点がありますか」とお坊さんが参加者に問いかけます。
仏教の言葉「観察（かんざつ）」については、「ものごとに間違った焦点をあてずに、正しく見極められているでしょうか」という説法が行われました。
こういった充実の内容で、かなり濃い20分を過ごすことができます。
「あっという間に感じられますし、深い時間を過ごせる。穏やかな気持ちになれた」と、大橋は充実感でいっぱいの様子。
大橋が参加した日は、お坊さんが達筆の「如実知見」の書を見せてくれました。
「ありのままの自分、お好きですか」「皆さんどんな欠点がありますか」とお坊さんが参加者に問いかけます。
仏教の言葉「観察（かんざつ）」については、「ものごとに間違った焦点をあてずに、正しく見極められているでしょうか」という説法が行われました。
こういった充実の内容で、かなり濃い20分を過ごすことができます。
「あっという間に感じられますし、深い時間を過ごせる。穏やかな気持ちになれた」と、大橋は充実感でいっぱいの様子。
ポジティブな言葉がならぶ
終了時、チャットには「私の欠点は〇〇です」「最近感謝したことは〇〇です」「今日の出会いに感謝です」「本当にいい時間でした」「これから気持ちよく会社に行きます」といったポジティブな言葉がならびます。
「それを見ているだけでも幸せになれる」と大橋。
参加者は140人ぐらい。
顔出しはしてもしなくてもOKで、途中退席もかまいません。
ステイホームで運動不足やコミュニケーション不足になり、まだまだ不安を抱えている方も多くいます。
そんな中、身体と健康が損なわれて行くことを憂慮して始まったのが、この「ヘルシーテンプル＠オンライン」です。
「それを見ているだけでも幸せになれる」と大橋。
参加者は140人ぐらい。
顔出しはしてもしなくてもOKで、途中退席もかまいません。
ステイホームで運動不足やコミュニケーション不足になり、まだまだ不安を抱えている方も多くいます。
そんな中、身体と健康が損なわれて行くことを憂慮して始まったのが、この「ヘルシーテンプル＠オンライン」です。
広報の松村さんに、大橋が電話でお話をうかがいました。
元々は、一般社団法人「寺子屋ブッダ」が、「お寺を身近で、楽しくて、温かい場所にしていこう」というコンセプトで始めたもの。
お寺でヨガやシネマ、高座バトルなどを行っていました。
高齢化が進み、地方には1人暮らしの人が増えています。
孤独になると心身のバランスを崩してしまうケースもあるので、「お寺を心と体を養う場として使ってもらいたい、繋がりのある場としてサポートしていきたい」という気持ちから立ち上げられたそうです。
お寺は全国に約7万7000寺、実はコンビニよりも多くあります。
田舎は家の近くにフィットネス施設もないため、「お寺がそういった場所になってもいいのかな、お寺の出番だな」と松村さん。
基本は無料ですが、寄付型の口座で「気持ちをいただければありがたい」とのことです。
朝7時、仕事や学校へ行く前に心を整える習慣として「ヘルシーテンプル＠オンライン」に参加してみてはいかがでしょうか。
（minto）
元々は、一般社団法人「寺子屋ブッダ」が、「お寺を身近で、楽しくて、温かい場所にしていこう」というコンセプトで始めたもの。
お寺でヨガやシネマ、高座バトルなどを行っていました。
高齢化が進み、地方には1人暮らしの人が増えています。
孤独になると心身のバランスを崩してしまうケースもあるので、「お寺を心と体を養う場として使ってもらいたい、繋がりのある場としてサポートしていきたい」という気持ちから立ち上げられたそうです。
お寺は全国に約7万7000寺、実はコンビニよりも多くあります。
田舎は家の近くにフィットネス施設もないため、「お寺がそういった場所になってもいいのかな、お寺の出番だな」と松村さん。
基本は無料ですが、寄付型の口座で「気持ちをいただければありがたい」とのことです。
朝7時、仕事や学校へ行く前に心を整える習慣として「ヘルシーテンプル＠オンライン」に参加してみてはいかがでしょうか。
（minto）
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