北野誠のズバリ

脱ハンコの動きが広がる中、仕事や家でも使えるハンコ3選

パソコンを使ったテレワークが進むことで、紙に押すハンコが廃止される動きが広がっていますが、仕事だけでなくふだんの生活にも役立つハンコが今、ぞくぞくと販売されています。

5月11日放送『北野誠のズバリ』の1コーナー、「松岡亜矢子の地元に聞いちゃうぞ」では、ハンコの国内最大手メーカーで、名古屋に本社のあるシヤチハタ株式会社のハンコを紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

保育園に預ける前の準備が楽に

1つ目に紹介するのは、『おなまえスタンプ おむつポン』。

その名のとおり、おむつに名前を書くためのスタンプです。

保育園などでこどもを預かってもらう際に紙おむつを持参することがありますが、他のお子さんと混ざらないように、1枚1枚名前を書くというルールがある場合に役立ちます。

もちろんそのまま書いても良いのですが、枚数が多いと毎日書くのも大変。

ネット販売で、ひらがなの名前(12文字まで)と、ひまわりやひよこなど24種類の絵を組み合わせて文字をセットすることができます。

シヤチハタ株式会社広報室の山口さんにお話を伺ったところ、「おむつって名前が書きにくいんですね。ギャザーといってシワシワになってるものですから、それがスタンプならば時間がかからずにきれいに押せるということで。

金属やプラスチックにも押せる工業用用途のインクを以前から持ってるものですから、その技術を応用しておむつでも取れにくいインクを使ったスタンプになります」とのことです。

また、布や木にも押せるので、おむつだけではなく幼稚園の制服や小学校の体操服のタグや、おどうぐばこにも使えます。
 

念入りな手洗いに役立つスタンプ

2つ目は『手洗い練習スタンプ おててポン』。

新型コロナウイルスの感染防止で手洗いが重要になっていて、特にこどもには「30秒かけてしっかりと洗いましょう」と呼びかけたいところ。

しかし、いちいち時間を測ることもないですし、どれぐらいしっかり洗えばよいのかわからないため、その目安を示すためのスタンプとなっています。

山口さん「手のひらや手の甲にスタンプを押していただいて、石けんをつけてしっかり洗うと落ちるインクになっております。通常は残すためのハンコなんですけど、逆に落とすために使う、落としたらきれいに手が洗えてるという証明になるスタンプになります」

コロナの影響で注目を集めていますが、実はこの商品、すでに2016年から販売されています。

バイキンの絵が消えるようになっていて、こどももゲーム感覚で手洗いができると好評だそうです。
 

コピーすると消えるインク

最後に紹介するのは、仕事で使うスタンプですが、印刷をすると消えるという不思議なインクです。

ある書類を大量にコピーする際、原本がどれかわからなくなってしまうというのを防ぐため、あらかじめ書類に原本であることを記しておきたい。

しかし、コピー前に「原本」と書いてしまうと、当然コピー先にも「原本」と印刷されてしまいます。

そこで活躍するのが、コピーした先の紙には写らないというスタンプです。

山口さん「蛍光マーカーの黄色って、紙に書いてコピーしたら消えますよね。同じようにスタンプでも黄色だから、例えば『重要』とか『原本』とか紙に押していただいても、コピーした時には消えてるというタイプのインキもございますね」

黄色の蛍光マーカーで手書きでも良いのですが、「自分の字が回覧されるのはちょっと…」という方にもおすすめです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2020年05月11日14時43分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報