北野誠のズバリ

「明るい家族計画」…懐かしのコンドーム自販機はどこへ?

5月の連休に断捨離をした家庭も多いようです。そこで5月7日放送の『北野誠のズバリ』のテーマは「発見しました」。

へそくりやマスクなど、役に立つものを発見すればいいのですが、なぜか都合の悪いものを発見してしまうのが『ズバリ』のリスナーの性(さが)。

パーソナリティの北野誠とアシスタントの佐藤実絵子がメールを読みながら、昭和の懐かしのあるものについて語ります。

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コンドーム発見!

まずは、ゾッとした体験のメールです。

「僕が乗っていた車を娘にあげて3年。先日、娘が出勤前にパンクしてるからスペアタイヤにはきかえてと言うので、ハッチを開けてスペアタイヤの上のボードをはずすと、発見しました…2つしか使ってないコンドームの箱が。

一瞬で背筋がゾッと凍り付きました。
万一、娘に発見されたら万事休す。カミさんに報告がいくのは絶対です。

その辺でパンクしてガソリンスタンドでも入られたら、と思うと、今でも背筋がぶるぶると寒くなります」(Aさん)

北野は「そんなとこに置いてあったんや。だいぶ前のやつじゃない?」と同情します。
「昔は、まだそんなにコンビニでバンバン売ってなくて、コンドームは薬局で買う、というより自販機で買う時代」。

佐藤は「自販機!?」と、思わず聞き返します。

北野は「ガサッとやったら、3個入りくらいのコンドームがバサっと出てくる。昭和の遺物だと思いますよ」と説明します。
 

コンドーム財布?

北野の友達は、そんなにしょっちゅう買えるものじゃないから、何かあった時のために常にコンドームを買って"武士のたしなみ"として、財布の中に2個入れていたそうです。

北野「あれって、ずっと入れてると、皮財布はコンドームの形の跡がきれいについちゃう」

佐藤「ダサっ」

北野「シャネルのCCが重なったみたいになってて。そいつが金払う時、いつもその形があった。
僕たちはそいつの財布のことを通称『コンドーム財布』と呼んでましたよ」

佐藤「カッコ悪いですね」

シャネルのCCならカッコはつきますが、コンドームの〇〇の財布は様になりません。
 

自販機ありますよ!

この幻の自販機について多数のリアクションが寄せられました。

「豊橋市の南栄の薬局にあり、稼働しているようです。先日その前を通過すると、"新商品"となってましたよ」(Bさん)

北野は「やっぱりあるんや」と懐かしそう。
佐藤「しかも使われてますね。コンビニとかでは買えない方がいらっしゃるわけですね」

北野「他人に会わずに買える。昔のやつは、ガッとレバーみたいなのを引いたら、ガタンと落ちてくる。ガタンという音がすごく響いて、いま買ったんやろうな、と」

夜など、辺りに響き渡るような気がするものですね。
 

“天使の輪”

まだまだリアクションは続きます。

「コンドームの自販機、うちから車で5分のところに現役であります。四角い本体が丸い金属の柱で支えられて空中に浮いているような昭和感満載な自販機です」(Cさん)

コンドームの跡がついた財布にも…。

「ゴムの跡がついた財布ですが、僕たちはそれを“天使の輪”と呼んでました」(Dさん)

「いい風に」と佐藤。
佐藤は、高校のとき女の子同士で、経験がない子のことを“妖精”と呼んでいたそう。

佐藤「私はまだ妖精だから、まだ人間になってない、みたいな」

“天使の輪” “妖精”は詩的な表現ですね。“コンドーム財布”よりはマシです。
 

『明るい家族計画』

「昔は薬局の前に自販機ありましたよね。必ず『明るい家族計画』と書かれていました」(Eさん)

北野は「そうそう」と思い出します。「明るい家族計画」は自販機によく書かれていたキャッチコピーです。

「いろんなリスナーさんから同様のメールが来てますので、『明るい家族計画』自販機のマップを作ればどうでしょう。
大島てるさんの事故物件サイトの隣にコンドーム自販機サイトで炎を立ててもらいましょうか」と北野。

すっかり少なくなってしまったコンドーム自販機。マップのマークは炎ではなくて、「天使の輪」でいかがでしょうか。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2020年05月07日14時22分~抜粋

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