北野誠のズバリ

元SKE48佐藤実絵子に聞く。「センターじゃなきゃいけないんですか?」

5月5日放送の『北野誠のズバリ』では、「この曲を聞くとあの時を思い出すスペシャル」と題して、パーソナリティの思い出の曲を披露。

元SKE48のメンバーだった佐藤実絵子は、東京ドームという大舞台で「センター気分」を味うことができたという、AKB48の隠れた名曲を取り上げました。
お休み中の北野誠に代わり、メインパーソナリティを務めたミュージシャンの河原崎辰也が話を聞きます。

[この番組の画像一覧を見る]

AKB48の知られざる名曲

AKB48やSKE48には、シングルになるような有名な曲の他に、劇場で披露される「公演曲」があります。

1公演は約16曲。

佐藤によると、公演のセットリストは「オープニングっぽい曲から始まって、本編ラストみたいないい曲があって、アンコール盛り上がる曲があって。ちゃんと計算されている」んだそう。

公演ごとに最後を彩るバラードがあり、その曲の中にたくさんの名曲があるといいます。

今回佐藤が紹介するのは、AKB48の「タンポポの決心」。

「長い冬を越えて『これから春だよ、みんながんばろう』というメッセージがあるので、この時期にみなさんにぜひ届けたいと思った」と佐藤。

この曲を佐藤がコンサートで歌ったのは、まさに「AKB全盛期」。

東京ドーム、埼玉スーパーアリーナ、横浜アリーナと、大きな会場を埋め尽くしていました。

そんな中、佐藤は「花道のどこかで歌ってることが多かった」といいます。
 

東京ドームで「気分はセンター」

人数が多い分、メインステージは3階建て。

あっちゃんなどの選抜メンバーがいるところから、階段をのぼって2階のステージ、そしてさらに階段をのぼった3階で歌うことも。

そんな佐藤、この「タンポポの決心」を歌う時に、2階のセンターだったことがあるんだとか。

まゆゆの頭の後ろぐらいに佐藤の足があるような状況だったとはいえ、佐藤目線では「センターであることに変わりはない!」

「東京ドームのセンターに立ったつもりでこの曲を歌っていた」という、思い出深い曲なんだそう。

佐藤のこのエピソードに、「なるほどね!その景色を思い出すわけか!」と納得の河原崎達也。

「気分はセンター」を味わったという佐藤でしたが、「モニター越しに見ると、足が途中で映るかな、ぐらいの感じ」と笑います。
 

「センターは孤独だよ! 」

ここで河原崎辰也が、佐藤に質問をぶつけます。

「やっぱりセンターじゃなきゃいけないんですか?蓮舫さんみたいな言い方しちゃったけど」

この疑問に、佐藤の答えは「センターっていうのは全然違うと思う」。

「自分が主役、中心。言い方変だけど『天下取った感』がある」と納得の河原崎に、佐藤から「でもセンターは孤独だよ! 誰の背中も見れないんだから」と名言が飛び出します。

佐藤「ゼロポジだから!」
河原崎「横綱と一緒だ! 前に誰もいないから」
佐藤「センターは、“歌い出し”なわけですよ。歌い出しを歌える喜び、これはありますね」

「センターは特別」と言い切る佐藤。

河原崎「だってみんななりたいわけでしょ。全員が全員、センターを狙いに来てるんだもんね」
佐藤「そうです。頂点」

河原崎「『私、端っこで大丈夫です』って子はいないんでしょ?」
佐藤「いないですね」

AKBグループの「センター」が、どれだけ特別なポジションであるかを語った佐藤でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2020年05月05日13時37分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報