北野誠のズバリ

万が一の離婚に備えて? 結婚指輪の選び方

離婚したあと、処分に困るのが結婚指輪。
数十万円もしたブランド物の指輪をいざ査定に出してみると、なんと1万円にもならなかったという悲劇もあるようです。

4月15日放送の『北野誠のズバリ』では『女子SPA!』などの記事から、高く売れる結婚指輪の選び方について取り上げました。

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売るときは「原材料」だけ

元夫との結婚指輪を、「いつか生活が立ち行かなくなったら売ろう」と離婚後も大切に持っている人は多いかもしれません。

しかし、結婚指輪は意外なほど価格が落ちてしまいやすいもののようです。

指輪を購入するときには、「ブランドの価値」や「デザインの価値」がついた価格ですが、売るときは「原材料」だけの査定となります。

買取店では、指輪の素材がプラチナか金かを磁石で判断し、刻印や重さ、その日の相場をかけ合わせて買い取り価格を出します。

刻印というのは、「PT900」や「K24」といったアルファベットと数字の組み合わせのことで、それぞれ「プラチナ900」「24金」という意味。

さらに、ダイヤモンドは1粒0.2カラット以上でないと値が付かないため、結婚指輪に付いているような小さなダイヤには残念ながら値段がつかないのです。
 

「ダイヤモンドに~目がくらみ~」

「最近、金価格はめちゃくちゃ上がっております」という北野の言葉に、「金の方がプラチナより高いんですね!」と驚く大橋麻美子。

以前はプラチナの方が高価でしたが、今は金の方が高く売れるんだそう。

「指輪を買う時に、どうしてもダイヤに目がくらむ」と発言したあとに、『金色夜叉』の「ダイヤモンドに~目がくらみ~」と熱海の海岸で貫一がお宮を足蹴にするシーンを思い出す北野誠。

「ダイヤモンドに目がくらんだらあかんのです!金です」と北野は断言します。

一方、大橋は「プラチナに目がくらんだ派」。

元夫は金の結婚指輪を選んだものの、大橋はプラチナを選んだんだとか。
北野「その時はプラチナが高かったですからね」
大橋「なんとなくね。しまったなぁ…」

当時の選択を後悔する大橋。

北野「売る時は素材のみっていうことですね」
大橋「そうなんですね(涙)」
北野「残念ながら、そういうことでございます」
 

元夫から「金指輪奪取大作戦」

買う時はブランドのネームバリューで高価ですが、売る時にはブランドの価値は全く意味がなくなってしまうようです。

宝石で値段がつくのは、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビーのような希少性の高い石のみ。しかも、大きさも重要です。

「待ってても変わらないんですよね」と、なかなか諦めきれないといったようすの大橋。

実際、大橋は4年前に一度売りに行ってみたことがあるものの、「元値の5分の1でがっかりして売れなかった」んだそう。

「いつか生活が立ち行かなくなったとか、学費が払えなくなった時に取っておこうかなと思ってるんですけど、変わらないっていうことですか?」

いつかプラチナの価値が復活することを祈り続ける大橋に、「今、大橋さんが一番できる最高の手は、この騒動が終わったら、息子とパパを東京で久しぶりに会わせて、息子にこそっと金の指輪を持って帰らせることです」と北野。

「それが一番いい方法です!」と大橋に起死回生のアドバイスを送った北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2020年04月16日13時25分~抜粋

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