北野誠のズバリ

何度も見たくなる!学生時代に苦労した「元素」が楽しく学べる図鑑

本来なら今頃の時期は新しい学年で始業式が始まるところですが、一部の地域では休校が続いている状況。

まとまった時間が空いたこんな時こそ、教科書とは違う本で勉強をしてみるというのはいかがでしょうか?

4月8日放送『北野誠のズバリ』では、パーソナリティーの大橋麻美子がオススメの図鑑を選び、北野と原武之弁護士に紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

きれいな写真に思わず見とれる

まず最初に紹介するのが、『世界で一番美しい元素図鑑』(創元社)。

「元素」と聞くと、なにかとっつきにくいイメージで、「水兵リーベ、僕の船……」と試験のためにムリヤリ覚えたものの、今となっては「ベ」がつく元素って何?「僕の船の後はもう忘れた」なんて方も多いのではないでしょうか。

しかしこの図鑑を見れば、あらためて元素に興味を持つかもしれません。

10年ほど前に発売された図鑑ですが、ポイントはオールカラーで、写真がキレイということ。

現時点で発見されている118元素に関する純粋状態の写真を載せていますが、バックが黒のため、カラー写真がよく映え、つや感もよく出ていますので、スタイリッシュな写真となっています。

著者のセオドア・グレイさんは有名なサイエンスライターですが、元素のコレクターでもあり、2002年から7年以上かけて、所持可能な元素(元素によっては、持つと犯罪になるものもあります)を2,300点ほど収集し、その中から選んで写真を撮っているというわけです。

大橋が一番いい写真だと思ったのは「水素」。

最も軽い元素で、宇宙で最も大量にある存在とされていますが、オーロラのような写真になっていて、「SF映画の1シーンを観てるよう」と例えました。

また、水素とともによく知られる酸素ですが、普段は空気中にあって目に見えないもののため、どのように表現されているかといいますと、いったんマイナス183度で液化させたものの写真を載せています。
 

「ロジウム」とは何に使うものでしょう?

他にもこの図鑑の良い点があり、この元素がどんな用途に使われているのかという具体例も解説されていますので、元素が身近に感じられるというものです。

例えば45番の「ロジウム」は金属ですが、美しい輝きがあるのが特徴。

銀やプラチナのように輝くため、値段の安いアクセサリーに使われているそうです。

また、4番の「ベリリウム」、「水兵リーベ」の「ベ」について、非常に軽くて強いのが特徴ですが、価格が高いためにあまり日用品では使われず、ミサイルやロケットに使われます。

さらに銅との合金を使ったゴルフのアイアンもあるそうです。

もともと編集者は、化学好きの30~40歳代男性をターゲットに狙っていたそうですが、フタを開けてみると、読者からのハガキが送られてきたのは、3歳から80歳代の方まで幅広い年齢層。

世界全体では100万部以上売れ、日本でも25万部以上が売れているという大ヒットとなりました。

同じシリーズとしては、この他にも『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』(いずれも創元社)もあり、どれもきれいな写真が掲載されていますので、このビジュアル目当てに買っても楽しそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2020年04月08日14時45分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報