1月30日放送の『北野誠のズバリ』の「おとな電話相談室」はAさん(38歳・男性)からのお悩みです。
「僕は不器用で何の仕事をしても先輩から怒られますが、すぐそれに歯向かってケンカになってしまいます。どうすれば上手に人間関係をやっていけるのでしょうか?」
パーソナリティーの北野誠が、人間関係に効果のある方法を具体的にアドバイスします。
「すぐカッとして仕事をやめる人」に、意外な解決法が登場!?
ついカッとなる癖
まずは北野が詳しくAさんの相談内容を聞きます。
北野「今までほとんど働いた時はケンカでやめていますか?」
Aさん「多いです。例えばハンバーガーチェーン店でバイトをしていた時、僕がレジをやっていて、笑顔で接客してないことがあって、女性の先輩に裏のキッチンで『そんな接客だとダメだから、もっと笑顔で』と言われました。
その後、他のバイトの人にも『なんで呼ばれたかわかった?あなたの態度がよくないからだよ』と言われて、口喧嘩をしたということがありました」
北野「すぐカッとなるの? 冷静に思い出したら、ミスはAさんがしているんでしょう?」
Aさん「はい」
北野「それを注意されるとカッとくるのね。あとで考えた時『僕が悪かった』と思うの?『向こうが悪かった』と思うの?現時点でどっち?」
Aさん「僕が悪いと思います」
あとで冷静になるとわかりますが、その時はついカッとなってしまうようです。
北野「今までほとんど働いた時はケンカでやめていますか?」
Aさん「多いです。例えばハンバーガーチェーン店でバイトをしていた時、僕がレジをやっていて、笑顔で接客してないことがあって、女性の先輩に裏のキッチンで『そんな接客だとダメだから、もっと笑顔で』と言われました。
その後、他のバイトの人にも『なんで呼ばれたかわかった?あなたの態度がよくないからだよ』と言われて、口喧嘩をしたということがありました」
北野「すぐカッとなるの? 冷静に思い出したら、ミスはAさんがしているんでしょう?」
Aさん「はい」
北野「それを注意されるとカッとくるのね。あとで考えた時『僕が悪かった』と思うの?『向こうが悪かった』と思うの?現時点でどっち?」
Aさん「僕が悪いと思います」
あとで冷静になるとわかりますが、その時はついカッとなってしまうようです。
朗らかにやってない?
北野はさらに聞きます。
北野「ミスを指摘された時に、『あ、すいませんでした』とすっと言えるタイプと、黙ってムッとしてしまうタイプならどっち?」
Aさん「最初は謝りますが、同じことを言われるとムッとする感じですね」
北野「Aさんは仕事をしてても朗らかにやってない感じでしょう。
僕が推測するには、楽しそうにやってないところにミスするから、向こうが注意する時、つい強い口調になってしまう。『こいつ、やる気あるのか?』と普段から思われてたんじゃないですか?」
Aさん「そうですね」
Aさんにも気づきがあったようです。
北野「ミスを指摘された時に、『あ、すいませんでした』とすっと言えるタイプと、黙ってムッとしてしまうタイプならどっち?」
Aさん「最初は謝りますが、同じことを言われるとムッとする感じですね」
北野「Aさんは仕事をしてても朗らかにやってない感じでしょう。
僕が推測するには、楽しそうにやってないところにミスするから、向こうが注意する時、つい強い口調になってしまう。『こいつ、やる気あるのか?』と普段から思われてたんじゃないですか?」
Aさん「そうですね」
Aさんにも気づきがあったようです。
秘策は日記
ここで北野が解決のための具体的なアドバイスをします。
北野「同じことを繰り返しているということでしょう。もし上手に人間関係やっていきたいと思うなら、日記をつけたらどうですか?
ミスをしているのは自分とわかっているでしょう。ただそれをねちっこく向こうが言ってくるからキレるわけでしょう。
そしたら、寝る前に今日一日何があったか、日記をつけることが大事なんです。
今日こんなことがあった、こんなことを言われた、じゃ明日こうしよう、それだけの4行くらいでいいです。次の日にそれを見る」
Aさん「そうすればミスが少なくなる」
北野「ミスが少なくなると心に余裕ができて笑顔になれる。
今日こんなことがあったとメモを3、4行書いて、次の日それを見てから仕事に行く。すると自分のミスがわかって、ミスを減らせる。そうするとつっこまれなくなる。
ちょっとだけのことだけど、そうするとだんだん笑顔になって変わると思いますけどね」
Aさん「わかりました。一度やってみます」
Aさんは明るい声で答えました。
北野「同じことを繰り返しているということでしょう。もし上手に人間関係やっていきたいと思うなら、日記をつけたらどうですか?
ミスをしているのは自分とわかっているでしょう。ただそれをねちっこく向こうが言ってくるからキレるわけでしょう。
そしたら、寝る前に今日一日何があったか、日記をつけることが大事なんです。
今日こんなことがあった、こんなことを言われた、じゃ明日こうしよう、それだけの4行くらいでいいです。次の日にそれを見る」
Aさん「そうすればミスが少なくなる」
北野「ミスが少なくなると心に余裕ができて笑顔になれる。
今日こんなことがあったとメモを3、4行書いて、次の日それを見てから仕事に行く。すると自分のミスがわかって、ミスを減らせる。そうするとつっこまれなくなる。
ちょっとだけのことだけど、そうするとだんだん笑顔になって変わると思いますけどね」
Aさん「わかりました。一度やってみます」
Aさんは明るい声で答えました。
古典的だけど最速な方法
この相談には多くのリアクションのメールが届きました。
「Aさんの気持ちわかります。僕も若い時そうでした。この年齢になってわかったのは、他人に腹立っているのではなく、自分のどんくささに腹立っているんだということです。
人間関係の少ないトラックドライバーになって現在に至ります。Aさん、トラックドライバーにカモン!」(Bさん)
「日記の話ですが、後輩にやらしてました。携帯電話のショップで働いた時に、新人さんにはその日に教えられたこと、褒められたこと、怒られたことをパパッとノートに書いてもらう。
新人さんがあがってから、店長とノート確認をして、よいところは褒めて、覚えてないことは翌朝教えていました。
ノートにダメ出しは絶対書かず、自分で復習して書いてもらいました。
古典的だけど最速な方法は日記ではないでしょうか?」(Cさん)
北野は「僕でも“マコ酒RUN”終わりで書いてますから。酔ってるから、ホテルのメモ用紙に殴り書きをしてます」と意外な告白。
後から解読するのがなかなか難しいようですが、手掛かりにはなるそうです。
「Aさんの気持ちわかります。僕も若い時そうでした。この年齢になってわかったのは、他人に腹立っているのではなく、自分のどんくささに腹立っているんだということです。
人間関係の少ないトラックドライバーになって現在に至ります。Aさん、トラックドライバーにカモン!」(Bさん)
「日記の話ですが、後輩にやらしてました。携帯電話のショップで働いた時に、新人さんにはその日に教えられたこと、褒められたこと、怒られたことをパパッとノートに書いてもらう。
新人さんがあがってから、店長とノート確認をして、よいところは褒めて、覚えてないことは翌朝教えていました。
ノートにダメ出しは絶対書かず、自分で復習して書いてもらいました。
古典的だけど最速な方法は日記ではないでしょうか?」(Cさん)
北野は「僕でも“マコ酒RUN”終わりで書いてますから。酔ってるから、ホテルのメモ用紙に殴り書きをしてます」と意外な告白。
後から解読するのがなかなか難しいようですが、手掛かりにはなるそうです。
メモでモメない
メモで奥さんとの口喧嘩が減った方もいます。
「失敗リストを作っています。私も初歩的なミスをやらかして、嫁さんをよく怒らせます。
そこで空になったスーパーのレジ袋は三角にたたむ、休みの日の計画は金曜の夜までに立てる…リストは忘れてはいけないことでいっぱいになりました。
おかげで、私が嫁さんに怒られて、カッと逆切れして口喧嘩になることはめちゃくちゃ減りました」(Dさん)
北野「人間って怒られた時に不服そうな顔してたら、もっと追いかけて言いたくなるよね。こいつ納得してないと思う」
そんな時、アシスタントの氏田朋子は「責めるところまで責める」とか。
北野「氏田はそうや、死ぬ間際まで追い込む(笑)」
追い込まれないように、先にメモしておくのがいいようです。
(みず)
「失敗リストを作っています。私も初歩的なミスをやらかして、嫁さんをよく怒らせます。
そこで空になったスーパーのレジ袋は三角にたたむ、休みの日の計画は金曜の夜までに立てる…リストは忘れてはいけないことでいっぱいになりました。
おかげで、私が嫁さんに怒られて、カッと逆切れして口喧嘩になることはめちゃくちゃ減りました」(Dさん)
北野「人間って怒られた時に不服そうな顔してたら、もっと追いかけて言いたくなるよね。こいつ納得してないと思う」
そんな時、アシスタントの氏田朋子は「責めるところまで責める」とか。
北野「氏田はそうや、死ぬ間際まで追い込む(笑)」
追い込まれないように、先にメモしておくのがいいようです。
(みず)
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