北野誠のズバリ

なぜ?年末年始にドラマ再放送が連発した理由

この年末年始、地上波のテレビ番組ではいつにも増して再放送のドラマが多かった、という印象を持たれた方も多かったのではないでしょうか?
その原因は単なるコストカットだけではなさそうです。

1月17日放送『北野誠のズバリ』では、『デイリー新潮』(新潮社)の「働き方改革の影響がここにも…年末年始にドラマ再放送連発のワケ」という記事を取り上げました。

パーソナリティーの北野誠片山淳子は、この現状についてどう思っているのでしょうか?

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働き方改革の影響がテレビ局にも

昨年末、TBSテレビでは『逃げるは恥だが役に立つ』や『ノーサイド・ゲーム』を、日本テレビでは『3年A組―今から皆さんは、人質です―』を集中的に全話再放送しました。

1話ずつドラマを再放送するのは、平日のお昼でも珍しくないことですが、なぜまとめて放送するようになったのでしょうか?

『デイリー新潮』の記事によりますと、最も大きな原因は2019年4月に施行された「働き方改革関連法案」にあるとして、年末に新しい番組を長時間かけて制作できなくなったため、としています。

テレビ局の社員はサラリーマンですので、法律や規則で定められた労働時間の上限は当然、遵守しなければなりません。

北野「我々の業界はクリエイティブとかいろいろ言うてますけど、そんなカッコええもんでもないな(笑)。言うても野武士の集団みたいな感じやったんです。昔は」

片山「何日も家に帰られないADさんがいたりとか」

また、テレビ番組はテレビ局の社員だけでなく、制作会社のスタッフも一緒になって作っていますが、そのスタッフも会社の社員ですので、同じように労働時間の制約を守る必要があります。

そのため、これまでのように番組制作に時間が割けないということになっているのが現状です。

映画の放送も減少傾向に

新しい番組が作られないのなら、再放送ドラマだけではなく、昔の映画を流せば良いのではないかという意見もあります。

昔はよく年末年始の深夜にかつての名作映画が放送されていましたが、こちらも最近あまり見かけなくなっています。

ところが、今は多くの映画が衛星放送などに放映権を奪われてしまい、放送できる映画があまり多くないのだそうです。

そこで、自分のところで制作したドラマであれば、権利問題がクリアしやすいために再放送しやすく、ある程度視聴率が見込めそうな過去の人気ドラマを流しているというわけです。

まさに働き方改革で、テレビ局も働き方が変わってきているようです。

片山「みんな健康になるんちゃいます?しっかり寝て、しっかり食べて」

北野「ヒゲ面の"おまえ風呂入ってないやろ"いう子たちがいなくなるってことですよね。そう考えたら『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)のロケとかも、2日泊りがけでやってた時とか、あんなん働き方むちゃくちゃやったもんな」

テレビ局に限らず、働き方改革によって、「寝てない自慢」をするサラリーマンというのは、もう絶滅するかもしれません。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2020年01月17日13時24分~抜粋

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