北野誠のズバリ

飲み会に他人の悪口はいる?いらない?

年末になり忘年会などで飲む機会も増えているのではないでしょうか?
12月12日放送の『北野誠のズバリ』の「蔵出しトピックス」では「飲み会での他人の悪口が信頼感を築く?」という話題を取り上げました。

普通、飲み会での悪口は嫌な気分になるから嫌われる、とされています。ところが悪口も言い方次第でかえってお互い仲良くなれるというのです。
これについて、北野誠と木曜アシスタントの氏田朋子がトークを繰り広げます。

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飲み会はストレス発散

飲み会での悪口は一般的に嫌われるとされています。
しかしウェブメディア「オトナンサー」の記事によれば、悪口を聞かされる側も、悪口を言われている人に対して同じ感情を持っている場合、悪口を言っている人に親近感を抱くようになり、信頼につながるそうです。

これに対して北野と氏田は…。

北野「飲み会は、まぁだんだん悪口になっていくよ」
氏田「"悪口"と言うから、何かあかんのよ」
北野「ちゃんとした言い方をすると“陰口”」
氏田「変わらんけど(笑)」

北野は「要はストレスの発散なんですよ。これを次の日に持ち越さない」ことを「一番大事なこと」として挙げます。
氏田も「持ち越す人とはもう飲まない」と同意。

北野「持ち越して、そこで言われたことをまたねちねち素面で言われたら腹立つもんな」
氏田「いるね、そういう人」

北野「飲み会でワーワー言って、そうそう言って、次の日会社で、同じテンションで『だいたい部長はあかんのや!』と言うのはあかんのです」

悪口を言わない人

では、悪口についてはどうでしょう。
名監督、野村克也さんは『人の悪口を言わないような人間は、信用するに値しない』と、著書で評しているそうです。

北野は「深い言葉ですよ」と感心。

氏田は「毒を吐かない人いるからね。いい子ぶる子。ママ会とかでもいますよ。面白くないんです、そういう人は」と実体験を重ねます。

北野「みんながみんな悪口を言い出して『死ねばいいのに会』みたいになる。
うちのリスナーさんのママ友が集まって、何かいうとダンナを『死ねばいいのに』と言う。気が付けば『死ねばいいのに会』となっているという話です。それも完全にダンナの悪口じゃないですか」

なかなか強烈な内容の会ですが、実際は日頃のうっぷんを吐き出してすっきりして、またがんばろうという会なのかもしれません。

氏田もそういうママ友の会は経験があるようですが…。

氏田「そういう場所でもダンナさんの悪口をいっさい言わない子っているんですよ。なんかあるやろ。なんか持って来いよこの場所に、と思うんです」

北野「『人志松本のすべらない話』やないんですから」
氏田「そこまでのレベルは無理やけど、この場所に来るならば、と思うんですよ。2週間か3週間の間に何かあるでしょうと思うんですけどね」

悪口をいいネタに仕上げて持っていくのは難しいですが、確かにその場の雰囲気に合わせることも必要かもしれません。

楽しい飲み会とは

北野が最後にまとめました。

「悪口を言うというより、ストレス発散でさんざんしゃべったという感じが一番いいんです。
アルコールは緊張を解く作用がありますので、飲んでるうちに口が滑らかになってきます。

野村克也さんの言う『人の悪口を言わないような人間は、信用するに値しない』は、人間関係というのは腹を割ってしゃべると悪口も出る。

腹を割って飲んでしゃべって、みんなでワーッと言ってる人は、次の日あっさりと『面白かったな』という程度に覚えていて、次の日普通に仕事ができる。
飲んでる時のことをあまり持ち越さないことが大事だと思いますね。

『酒と悪口は次の日に持ち越さない』、これを守っていただければ楽しい飲み会ではないでしょうか」
(みず)
北野誠のズバリ
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2019年12月12日13時22分~抜粋

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