日経トレンディと日経クロストレンドが発表した、2019年の「ヒット商品ベスト30」、今年の1位は「ワークマン」。
一大ムーブメントを巻き起こしたタピオカや、開始1年で登録者1500万人を突破したPayPayを抑えての堂々の1位です。
11月19日放送の『北野誠のズバリ』、佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、ワークマンから登場している冬の人気商品を紹介しました。
ワークマン人気の理由は
このワークマンの快進撃に、「何年か前に株買っといたらよかった」と嘆く北野誠。
ワークマンは元々、建築現場で働くプロ向けの作業服を得意とするブランド。
発表されている今年9月までの売上高は、なんと24か月連続で前年度超えを果たしているという驚異的な企業です。
「めちゃくちゃ店増えたもん」と北野が指摘する通り、国内の店舗数では今年ついにユニクロの店舗数を上回りました。
ワークマンの人気に火がついた理由は一体なんだったのでしょうか。
プロの方向けの作業服ということは、炎天下や雨の中など、色々な環境下で毎日長時間着用することを想定しているということ。
携帯電話が落ちにくい、ペンが挟める、小物を入れる場所がたくさんある、耐久性、防水など、機能的な工夫も満載です。
プロ用の作業服であるはずのワークマンですが、じわじわと「じゃない方の使い方」が増えてきました。
夏はファン、冬はこたつ
例えば「CB400 ファイングリップシューズ」は「滑らない靴」として妊婦さんや小さいこどもを持つお母さんの間で大流行り。
去年からは「ワークマンプラス」という、アウトドア向けのカジュアルラインを扱うブランドが登場し、イオンなどのショッピングセンターに続々と店舗を増やしています。
夏に大ヒットしたのは、「空調風神服(R)シリーズ」。
これは服に付いた小型のファンで服の中に外気を取り入れ、体の表面に大量の風を流すことにより、汗を気化させて涼しく過ごすという商品です。
この夏のゴルフの際に着用していたという北野誠も、「絶対熱中症ならへんわ、すごい幸せやったもん」と大絶賛。
この冬の注目は、同じ発想から生まれた「WindCore(ウィンドコア)ヒーターベスト」9,800円。別名「着るこたつ」です。
電熱線入りのベストで、40度、45度、50度と3段階の温かさが選べます。
口コミで人気に火が点き、完売店舗も出るなど品薄状態に。
真冬の心霊スポットにうってつけ
カジュアルさで人気なのは、「裏アルミFIELD MA-1タイプジャンパー 」と、レディースの「裏アルミダイヤフリーズジャケット」。
それぞれ2,900円、1,900円という格安価格です。
裏アルミは作業服の世界では常識。
体温を反射させて、中の空間を温かく保ちます。
北野誠が「真冬の心霊スポットにはうってつけやで」と松原タニシに勧めると、「この上にさらに電熱線でどうですか？」と畳みかける佐藤実絵子。
松原タニシも「完璧、最高やん！そのまま寝れるわ、お堂行かんでいい」とノリノリです。
ホッカイロを入れる専用ポケットも付いているので、もう怖いものなしです。
10秒でほかほか
最後に紹介するのは、「10秒で着られるあったかスカート」として話題の「インサレーションラップスカート」1,500円。
一枚のひざ掛けのような布を巻きスカートにして履く商品で、ズボンの上に巻いたり、オフィスでひざ掛けとして使うこともできます。
スポーツ観戦時の防寒具にもオススメ。
注目すべきはその重さ。
なんとわずか178グラムで、これはバナナ1本分と同じ重さです。
軽いので持ち運びも楽々。
ワークマンのファッションショーでも度々紹介されています。
名物！過酷ファッションショー
ワークマンのファッションショーは、会場にわざと雨や雪を振らせ、商品の性能や耐久性をわかりやすく見せる「過酷ファッションショー」。
男性モデルは皆うんていをしながら登場し、わざと水浸しの床の上に落ちるというわかりやすい演出がされています。
テレビの特集で、ワークマンが女性から人気が出るようになった理由を見たという北野。
その昔、ワークマンにはマネキンがありませんでしたが、女性のお客さんを呼ぶためにマネキンを置き始めたことで、女性客が入るようになったといいます。
安くて機能的なものを求める現代人のニーズとピッタリ合致したワークマン。
「ぜひ一度見に行ってください！」とオススメする佐藤でした。
（minto）
北野誠のズバリ
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2019年11月19日14時46分～抜粋