北野誠のズバリ

「三都物語」に含まれない奈良…特急の登場で人気が上がる?

かつて日本の都だった平安京と平城京。
たった1文字違いですが、今や京都と奈良で観光客数が格段に差がついているのはなぜでしょうか?

10月28日放送『北野誠のズバリ』では、「新大阪から奈良へ直通特急の臨時列車を運行」という話題を元に、大阪出身の北野と京都出身のITジャーナリスト・井上トシユキが、愛知出身の松岡亜矢子に対し、奈良について語りました。

奈良に行くのはややこしい!?

他の地域から近畿地方へ旅行に来た場合、よく行く場所といえば、京都・大阪・神戸。

JR西日本では「三都物語」というキャンペーンを長年行ってきましたが、そこにはかつての古の都、奈良は含まれておらず、観光客も京都と比べれば格段に少ない状況です。

そこで、JR西日本は奈良に観光客を呼び込むため、2019年3月に開通したJRおおさか東線を通って、新大阪から奈良までノンストップで走る直通特急を、土日祝日に1日1往復、11月から12月上旬にかけて走らせると発表しました。

これにより、新幹線で新大阪に来た人も奈良に行きやすくなるというわけです。

「これまで奈良は観光地からよく漏れていた」と語る北野と井上。
その原因のひとつは、JRが京都・大阪・神戸が一本でつながっていること、もうひとつは奈良においては近鉄の方がさまざまなところに通っている一方で、方向がわかりにくいという点を指摘しました。

井上「西大寺乗り換えとか、近鉄奈良に行くやつとか、ややこしいねん。近鉄京都駅からうかつに乗ったら、"あーっ!"みたいなことが起こる」

北野「大阪から奈良に行くのでも、大和路快速があるんですけど、これも環状線をぐるぐる回ったあとに行くからややこしくて」

例えば、新大阪から奈良に行こうとすると、いったん大阪駅で大和路快速に乗り換えるか、大阪駅で環状線に乗り換えて鶴橋駅まで行った後、近鉄に乗り換えることになります。

しかも、大和路快速ではなく、違う列車に乗ってしまうと、和歌山方面に行ってしまうことも…。

さらに近鉄奈良駅とJR奈良駅は場所が離れていることも、ややこしくさせている一因かもしれません。

名古屋からも行きづらい?

この話題を番組で取りあげたところ、リスナーから奈良に対するおたよりが多数、届きました。

「いま奈良は阪神電車と近鉄が難波で相互乗り入れしているので、尼崎や三宮から奈良まで直通で行けるようになりました」(Aさん)

「JRでは名古屋から(奈良を通って)和歌山まで、特急『あすか』が50年以上前に走っていましたが、それ以来臨時的なものはともかく、定期的なものは近鉄に負けてます。
(中略)
名古屋から奈良へは鉄道では行きにくいんですよね。JRは関西本線がありますが、亀山で会社が(JR東海とJR西日本に)分かれていて本数も少ないですし、近鉄奈良だと大和八木、西大寺で乗り換えです。

奈良には行ってみたいですが、こういう不便さで困って、リニアができるまでは(状況が)変わらないかと」(Bさん)

近鉄の場合、特急を使ったとしても、1回は乗り換えなければならないというのが不便なようです。

奈良のここが面白い!

しかし、これだけ行きづらい場所であるものの、奈良には魅力があると力説するおたよりも届きました。

「奈良いいですよ。僕が好きなのは、明日香村。中学までは松原市(大阪府)に住んでいたので、よく遠足などで明日香村に行きました。
ちょっと行きにくい場所なので、大阪でも北の方の友だちは行ったことがないと言ってましたし、名古屋からだと日帰りはしんどいと思いますが、行って損はないかなと思います。

おすすめはレンタサイクルで1日ぐるっと回ること。石舞台に亀石、酒船石に高松塚古墳、キトラ古墳に二面石と、まさに手塚治虫の漫画『三つ目がとおる』の世界そのものです」(Cさん)

全国で最もホテル・旅館の客室数が少ないとされている奈良県ですが、見どころもたくさんあるようですので、臨時特急をきっかけに観光客が増えるかどうか注目です。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2019年10月28日13時26分~抜粋

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