北野誠のズバリ

ウナギ以外もOK?名古屋名物「ひつまぶし」に変わり種続々!

名古屋めし」として有名なグルメのひとつと言えば「ひつまぶし」を挙げる方は多いでしょう。
うなぎの蒲焼きがご飯の入ったお櫃にまぶされていて、だしをかけたお茶漬けなど、さまざまな食べ方が楽しめる人気メニューです。

10月25日放送『北野誠のズバリ』では、その「ひつまぶし」について、発祥や最近のトレンドなどについて、パーソナリティーの北野誠片山淳子が紹介しました。

「ひつまぶし」誕生のきっかけ

ひつまぶしは今から140年以上も前、1873年(明治6年)創業の「あつた蓬莱軒」(名古屋市熱田区)が発祥と言われています。

うな丼はの器は瀬戸物だったため、出前の配達中に割れることが多く、店としては悩みの種でした。
そこで、人数分のご飯を木製のお櫃に入れて、後からうなぎの蒲焼きを乗せれば良いのではないかというアイデアが生まれました。

しかし、それではうなぎの取り合いになって、最後にご飯だけが余りがちになる事態に。

さらに、均等に食べ分けられるように、うなぎを刻んで全体にまぶせば(混ぜれば)良いのではないかと考えられたのが、「ひつまぶし」誕生のきっかけでした。

元祖推奨「ひつまぶし」の食べ方

意外と迷うのが「ひつまぶし」の食べ方。
元祖の「あつた蓬莱軒」では次のような食べ方を推奨しています。

まずお櫃に入った「ひつまぶし」をしゃもじで4つに割ったあと、割った1つ分をお茶碗によそって、まずはそのまま食べます。

そして2膳目はわさびやのりなどの薬味を加えて食べる。
3膳目はだしを入れてお茶漬けにして食べる。
そして最後は好きなように食べる、というものです。

高騰する「ひつまぶし」

これまで「ひつまぶし」には、ウナギが使われていることが常識でした。

しかし気候の変動などでウナギが絶滅の危機にあると言われており、年々値段が高騰しています。
そのためウナギ自体、日常的に食べる機会がない食材となりつつあります。

名古屋在住の番組スタッフは、「昔は1,500円ほどで食べられたこともあったのに」と語りましたが、今やほとんどが3,000円以上。

片山も「ランチの和食コース料理が食べられるぐらいの値段」とビックリするほどです。

このままでは地元でも「ひつまぶし」を食べる人が少なくなり、また観光客も名古屋めしとして、おいそれと口にできる料理ではなくなってしまう可能性があります。

「ネオ名古屋めし」として定着?

「ひつまぶし」は、ご飯の入った「おひつ」に「まぶし」たもの、という食べ方を指す名前です。
そのため具材をうなぎ以外に広げても良いのではないか、という考えが広まりつつあります。

名駅の地下街エスカにある和食店『ゆうふく』では、通常のウナギを使った「ひつまぶし」以外にも、知多牛を使った「牛肉ひつまぶし」や、愛知の県魚である車海老を使った「くるま海老ひつまぶし」をメニューに加えています。

お店の方は「ゆくゆくはフグやシラス、みそカツにも挑戦したい」と語っているとのこと。

具材によっては、本家の「ひつまぶし」とは異なったタレや、お茶漬けに使うだしを工夫しており、今後ウナギが手に入りにくい状態が続けば、さらに新しい「変わり種ひつまぶし」が登場するかもしれません。

「冷やし味噌煮込みうどん」や「鉄板小倉トースト」など、以前この番組でも紹介した「ネオ名古屋めし」として、新たな「ひつまぶし」に注目が集まりそうです。
(岡本)
 
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2019年10月25日13時24分~抜粋

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