アレルギー対応の保存食ってどれくらいあるの?

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

台風15号の影響により長引く千葉の大規模停電。
復旧の遅れから、不便な生活を送っている方もまだまだ多くいます。

そんな中話題となっているのは、食物アレルギーを持っている人のための保存食の存在。

9月17日放送の『北野誠のズバリ』、佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、「アレルギー対応の保存食」について取り上げました。

アレルギーのこどもに食べさせるものがない

食物アレルギーを持つ人の割合は年々増加傾向にあり、特に乳幼児に多いといわれています。

被災体験者のアンケートでは、「配布してくれたものがアレルギーに対応していなかったので、こどもに食べさせるものがなかった」という声もあります。

しかし、皆がお腹を空かせている時に「うちの子アレルギーだから食べられない」とは言いづらいと苦悩してしまうことも。

食物アレルギーは、アナフィラキシーショックで命にかかわる場合もある恐ろしい病気ですが、アレルギーを知らない人からは「あそこは好き嫌いしてる!」と、全く理解されない場合さえあるのです。

2016年の熊本地震の際、アレルギー支援の食料が必要としている人のところに届くまで8日もかかりました。

現在、アレルギー対応の保存食に関しては、自治体の対応が急務といわれています。

醤油を使わない「煮付け」

早速、佐藤は「アレルギー対策の保存食」について調査を開始。
防災安全協会が毎年発表している「防災食大賞」に目を付けました。

「災害食大賞2019 アレルギー対策部門」で金賞を獲得したのは、アルファフーズ株式会社の「美味しい防災食 赤魚の煮付」。

こちらは、アレルゲン特定原材料27品目不使用の商品。

必ず表示されるアレルギー特定原材料7品目は、卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに。

これに、準ずる20品目(あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・バナナ・ごま・カシューナッツ)を加えたものが、特定原材料27品目です。

大豆を使っていないため、醤油も不使用。

魚の煮付けなのに醤油を使っていないところが好評価のポイントでした。

小麦不使用「ご飯入りレトルトカレー」

同じ「アレルギー部門」で銀賞を獲得したのは、井村屋の「えいようかん」。

27品目不使用、5年保存可能なようかんです。

避難時こそ甘いものを食べて、ほっとするひと時を持つことが必要なのかもしれません。

「災害食大賞2019 うまみ部門」で金賞を獲得したのは、三徳屋の「そのまんまOKカレー」。

こちらはなんと、ご飯入りのレトルトカレーで、熱も水も不要。
開けるだけで食べられるという大変便利な商品です。

こちらは特定原材料7品目不使用。

通常カレールーには小麦が入っているため、小麦アレルギーの方は食べられませんが、このカレーなら問題ありません。

野菜不足の救世主

同じく「うまみ部門」で奨励賞を獲得したのは、カゴメ株式会社の「野菜一日これ一本 長期保存」。

こちらは、5年保存可能な野菜ジュース。

非常食というとどうしても炭水化物が多くなってしまうため、水分も食物繊維も摂ることができるこのジュースは、野菜不足になりがちな避難時の救世主ともいえます。

このように、大変興味深く勉強になる「防災食大賞」。

「HPで2019年の賞を全部見れるので、よかったら見てみてください!」と、おすすめする佐藤でした。

いつどこで起こってもおかしくない災害。
決して他人事と思わず、しっかりと準備しておきたいですね。
(mitno)
 
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2019年09月17日14時44分~抜粋

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