北野誠のズバリ

ネットの「そば湯を知らない人がいるの!?」の声に、関西人は…

8月16日放送の『北野誠のズバリ』では、『J-CASTニュース』の記事から、「そばの茹で汁を飲む彼氏を受け入れられそうにない」というある女性のブログを取り上げました。

そばの茹で汁を「そば湯」として飲む習慣を知らないこの女性について、ネット上では「そば湯を知らない人がいるのか!?」といった意見が大半。

しかし一方で「そば湯って何?」「名前しか知らない」という声もあるようです。

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関西は「そば」より「うどん」

「大阪、あんまりそば湯のイメージないねん、うどん文化やから」と語る北野誠。

北野と同じく大阪出身の片山淳子も「『そばを食べに行こうか』より、『うどんを食べに行こうか』の方が多いですもんね」と同意します。

北野自身、そば湯を初めて口にしたのは東京に出てきてから。
関西に住んでいた頃はその存在を知りませんでした。

そば湯には、そばの栄養が溶け出ているので非常に栄養価が高く、血圧が高い人にもいいと言われています。

一般的にそば湯はそばつゆに混ぜて飲みますが、「出汁が濃いから、あんまり飲みすぎたら身体に悪いんちゃうかなと若干思ったりもする…」と、北野はまだどこか信用できない様子。

北野「そば湯を湯呑にジャーっと入れて、ちょっとだけ出汁を入れるとおいしい、とか」
片山「そば湯だけでも、『あー純粋にそばの味』って。『香りってこんなんなんやーって』」

なぜアツアツ天ぷらをお湯に?

本格的なおそば屋さんではそば湯が出てくるものの、チェーン店の場合は出てきません。

「『そば湯知らんのっておかしいやないか!』と言われますが。まっ、そば湯ぐらいは知らんでも大丈夫やとは思いますけどね」とフォローする北野。

そんなことよりも北野が「不思議やな」と思うのは、「なぜ熱々の天ぷらを湯につけんねん。出汁に入れんねん」ということ。

「エビ天かてカリカリに揚げてるのを、わざわざそばに入れて。不思議で」

この番組でも、「コロッケうどん」や「コロッケそば」は正しいのか否かという議論が何度もなされてきました。

しかし「これは何やねん!」と思いつつ、「時々食べてみたいフードのひとつではある」と認める北野。

カレーうどんはアリ

「そばの茹で汁を平気で飲む彼氏を見てびっくりした!」という女性について、「まあまあ、知らんかったらびっくりすることも多いでしょう」と、冒頭の話を振り返る北野。

大阪出身の北野と片山は「そば湯のおいしさでおそば屋さんを選ぶことはない」としながらも、「もしかしたら東京あたりはあるのかもしれない」と地域性の違いについて考えます。

「でもね、カレーうどんはアリやけど、カレーそばってどう思う?」

ここで北野が、新たな疑問を投げかけます。

「えっ、いけるんじゃないですか?」という片山に、北野は「いけるかぁ…」と納得がいかない様子。

そばが香らない「カレーそば」

片山「そばの香りは飛びますけどね」
北野「そやねん、俺も前から不思議やねん」

そばの香りを消してしまう「カレーそば」には納得ができないと物申す北野。

北野「うるさいねん、俺。"カレーそば"はないんちゃうの?って思ってしまうねん。『カレーとそば、合わせなあかんか?』と」
片山「カレーがよくなじむというか、絡むというか。あかんか?」

この片山の返しに「ああー!そうかー!」と苦し気な声を絞り出す北野。

北野は新そばの季節にカレーそばを食べてる人を見ると、「いや、そばの香りなくなるやん」と、時々固まってしまうといいます。

「まま、いろいろ食べたいものありますからね、食べたいもん、おいしいもん」。

納得できない想いを抱えつつも、譲歩する北野でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2019年08月16日13時23分~抜粋

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