北野誠のズバリ

進むクールビズ効果。スーツを着る機会が激減!?

7月に入り梅雨の時期に蒸し暑い日々が続いていますが、そのような状況で多くのサラリーマンの方にとって悩みの種なのが、スーツを着用して外を歩き回ること。
しかし、そのスーツ業界にも最近、異変が起きているようです。

7月3日放送『北野誠のズバリ』では、「ビジネスマンのスーツ離れ」をテーマに、パーソナリティーの北野と大橋麻美子、オリンピア法律事務所の原武之弁護士の3人でトークを繰り広げました。

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ネクタイをしないビジネスマンが増加

ニュースサイト『NEWSポストセブン』(小学館)の記事によりますと、大手紳士服チェーン店の営業利益が軒並みダウンしており、ビジネスマンのスーツ離れが大きな原因と考えられているそうです。

クールビズの普及に伴い職場でのカジュアル化が進み、今や夏に限らず1年を通じてカジュアルな服装が定着してきています。

この記事では将来、お堅い職種や冠婚葬祭ぐらいしかスーツを着る機会がなくなるのではないかと予測しています。

北野「(ビジネスマンも)最近はネクタイもしなくなりましたもんね」

原先生「ネクタイは、夏は弁護士もしてないですね。裁判官もしてないですし。最近はジャケットも着なくて、襟付きのシャツならいいかと」

堅い職種の1つである割には、意外です。

かつては軽量や通気性が高いことを売りにするスーツがありましたし、さらにその昔は省エネスーツといって、半袖のスーツもありました。
(あまりにもダサすぎて、全く浸透しなかったようですが…)
 

真夏のジャケットはマナーのため

それが今やジャケットすら不要となり、無駄な苦痛を味わずに済んでいるという方も多いのではないでしょうか。

原先生「いちいち集まるごとに、"暑そうですから脱いでください"、"すみません、脱がさせていただきます"とか、無駄な行事が始まるじゃないですか」

暑そうな様を見ると、「最初から着なければ良いのに」と思ってしまいますが、一方で「ジャケットを着ていないのは失礼だ」ととらえる方もいますので、ここはケースバイケースなのかもしれません。

北野「相手がネクタイしてなくても、失礼やとは別に思わなくなりましたしね。慣れですね」

大橋「そもそもネクタイとかジャケットとか、マナーですもんね」

昔よりも気温が35度以上を連発し、暑い時期にジャケットを着るのは健康面では逆行していますから、世間的にあるいはお互いにジャケット無しでも納得していれば良いということになります。
 

スーツは借りるだけの時代に?

レストランやゴルフ場のドレスコードがなくなりつつある今、カジュアル化が進むと、スーツを着る機会はもはやリクルートスーツや冠婚葬祭ぐらいになるかもしれません。

そうなると、スーツ業界は苦しくなっていってしまいます。

大橋「スーツメーカーさんも女子大に営業で来てますからね。マナー講座と称して」

めったに着ないとなると、今後レンタルが流行るかもしれません。

北野「(火曜レギュラーの佐藤)美絵子ちゃんも、定額制のレンタルがすごい便利やって。喪服も何回着ますかと」

大橋「体型が変わっちゃうと、着れないですし」

北野「"アジャスター付いとかなアカンとか、それやったらレンタルでもええんじゃないのと」

そして最後に、法曹界が非スーツの動きを先取りしていたことに、北野が再度触れました。

北野「一番堅そうなとこがそれですから。最後までフロッピーディスクを使ってた業界が(笑)」

原先生「そこは早かったですね」

今後はオーダーメイドスーツとレンタルの二極化が進むのかもしれませんね。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2019年07月03日13時15分~抜粋

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