北野誠のズバリ

大人気!「織田信長が大好物だったかもしれない味」のレトルトカレー

織田信長ゆかりの地、愛知県清須市の観光協会が発案したレトルトカレーが話題です。
その名も「清州城信長ポークカレー」。

「カレーハウスCoCo壱番屋」とタッグを組み、清須市の名物を盛り込んだこのカレー。
販売開始から2か月足らずで、なんと1,200個を売り上げました。

6月10日放送の『北野誠のズバリ』では、この「清州城信長ポークカレー」誕生の経緯について松岡亜矢子が取材、清須市役所 産業課の池山将司さんにお話を伺いました。

[この番組の画像一覧を見る]

ココイチとの強力タッグ

なぜ、信長にちなんだカレーを作ろうと思われたのでしょうか。

実は清須市では、市の特産品である「土田かぼちゃ」を使ったカレーをすでに販売していました。

それに続く第2弾ということで考えられたのが、この「清州城信長ポークカレー」です。

今回は「よりグレードアップしたものを作りたい」という想いがあり、清須市はココイチを展開する「壱番屋」に話を持ちかけました。

「清須市で一号店をオープンしたココイチさんはどうかなっていうことでお話をさせていただいたところ、コンセプトが固まれば協力も得られまして、いろいろな案をいただいて順調に行きました」(池山さん)

1978年(昭和53年)に誕生したココイチ。
その1号店は、なんと当時の愛知県・西枇杷島町、現在の清須市にオープンしました。

このように清須市と深い縁がある「壱番屋」に依頼し、今回の共同開発に至ったというわけです。
 

清須市の名物全部乗せカレー

清須市第2弾レトルトカレーのコンセプトは「織田信長」に決定しました。

最初に出た案は、辛口の信長にちなんだ「激辛カレー」
信長の「天下取り(トリ)」から、鶏肉を使った「天下鶏カレー」

しかしどちらも「インパクトに欠ける」「地元色が出し切れてない」と却下。

そこで、信長にちなんだある「言い伝え」をコンセプトにしようと思いつきました。

「信長公が“焼き味噌”好きと言われてるので。家康公に料理をもてなした際にも焼き味噌が使われているので、味噌好きだということは有名です」(池山さん)

愛知県人の味噌好きは、織田信長の時代からすでに始まっていたようです。

味噌といえば、清須市には愛知県民が愛してやまない老舗の味噌メーカー「ナカモ」の本社があります。

あの有名な「つけてみそかけてみそ」の商品を使おうというアイディアが生まれました。

さらに、同じく清須市にある酒造メーカー「清洲桜醸造」の清酒「清洲城 信長 鬼ころし」も使おう、と壱番屋から提案がありました。

こうして「ナカモ」の味噌、「清洲桜醸造」の清酒を使った“清須市の名物全部乗せカレー”「清州城信長ポークカレー」が誕生したのです。
 

ハイカラでマイルド

「清州城信長ポークカレー」はココイチのポークカレーのルーを使用しているということで、早速両方をスタジオで食べ比べします。

「清州城信長ポークカレー」を一口食べて、「あーこっちの方が甘いな」と北野誠。

松岡「多分、“つけてみそかけてみそ”なんですよ」
北野「ほんまやな」

スパイシーなココイチのカレーに比べると、この「清州城信長ポークカレー」はかなりマイルドな味わいのようです。

北野「これはマイルドやね。おいしいよ」
松岡「食べていくと、鼻の奥にお酒の香りが抜けません?」
北野「来る、来る」

マイルドかつ、清酒の香りが残るという「清州城信長ポークカレー」。

ITジャーナリスト・井上も「ハイカラやね、これ」と絶賛します。
 

カレーパンにも期待

「絶対あの時代にこのカレーがあったら大好きだったんだろうな、お酒の香りもしますし」と、「新しいもの好き」として知られていた信長に想いを馳せる松岡。

この「清州城信長ポークカレー」は、清州城の川を挟んだ対岸にある「清洲ふるさとのやかた」で販売しています。

3月9日の販売開始から、2か月弱で1,200個も売り上げたというこのカレー。
清須市としても、「正直そんなに売れるとは思わなかった」そうです。

「ご飯に合わせるとね、おいしいんですよ!」という松岡に、「多分ねカレーパンにしてもうまいと思う」と井上。

松岡「米粉パンにしてもおいしそうですよね!」
北野&井上「絶対いける」

「清州城信長ポークカレーパン」の販売にも期待したいところです。
(minto)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2019年06月10日14時45分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報