法律上、スケボーが走って良いのは歩道か?車道か?

北野誠のズバリ / トーク

主に若い人が街の中で乗って走るスケボーですが、走って良いのは歩道なのか車道なのか、ふと思ってしまいます。

『北野誠のズバリ』水曜恒例のコーナーと言えば、「ズバリ法律相談室」。リスナーから番組宛てに届いた法律に関する身近な疑問や質問をパーソナリティーの北野誠と大橋麻美子が紹介しています。

6月5日の放送では、オリンピア法律事務所の原武之弁護士が回答しました。

スケボーは軽車両扱い?

今回紹介されたおたよりは、次のとおりです。

「歩道をスケートボードで走っている人を見かけるのですが、たまにすごいスピードで横切っていく人もいて、危ないなと感じる時があります。
そこで疑問なのですが、スケートボードで歩道や車道を走るのは違法なのでしょうか?教えてください」

歩道で横を走られたら危険な気もしますし、かといって車道だとスケボーをする人が危険な目に遭いかねない気もします。

原先生によりますと、道路交通法などに細かい規定があるそうですが、それにのっとると、スケボーは軽車両に入らないそうで、直接的に規定するものがないそうです。

その理由について原先生は、「道路交通法で最初の定義を作った時に、あまりそこまで考えてなかったんじゃないのかな?まさか道路をスケボーやローラースケートで走る人がいるとは、想定していなかったんじゃないのかな」と推測しました。
 

自転車は歩道を走っても良い?

では、スケボーはどこで走っても良いのかというと、そういうわけではなく、道路交通法の中に、頻繁に交通がある場合にはスケボーを禁止するという規定があるそうです。

ただ、スケボーは軽車両にあたるとか、車両だから一方通行などを守りなさいとか、そのような明確なルールは適用されていません。

ちなみに、自転車などの軽車両は歩道を走って良いのかというと、自転車専用通行帯がない場所で、車道で走る方が危険な場合などを除いて、原則的にはダメです。

北野「道路の幅によって難しさありますよね。桜通(名古屋の大通り)みたいなところだと自転車通行帯があるので、僕らも安心して走れますけど、狭い車道とかやったら、歩道の方が安心ですからね」

原先生「原則は車道なんですけど、どうしても日本の道路事情上、車道の方が狭すぎて歩道の方が安全という場合がありますので、慣行としてそうなっちゃってますね。
あと、老人やこどもの場合は例外になっていて、車道で倒れたら一大事なんですよ。
ですから、ある程度柔軟にやらざるを得ないというのが現状ですね」

「場所によって」や「事情により」というのが、ややこしいところですね。
 

歩道で人にぶつかった場合は?

では、冒頭の質問に戻り、スケボーなどで人にぶつかった場合は、どうなるのでしょうか。

原先生「頻繁に交通量があるところだったら刑事罰になりますし、そうでなくても民事の損害賠償責任は問われますね。過失がありますから。
最近、(歩きスマホなどで)歩行者同士がぶつかった事故もありますし、老人が倒れて寝たきりになっちゃったり。思わぬ金額の損害賠償、数千万円というのもあり得るので、十分気をつけた方がいいですね」

北野「あとは、やるところが限られてしまいますけど、スケボーは道路では止めてほしいですね」

公園など限られた場所だと面白くないかもしれませんが、ケガをさせると取り返しのつかないことになる可能性がありますので、ここは致し方ないところですね。
(岡本)
 
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2019年06月05日14時12分~抜粋

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