北野誠のズバリ

中京圏の皆さん、「みえますか」=「いらっしゃいますか」は方言です。

北野誠は、株式などへの投資で1億円以上儲けた「億り人(おくりびと)」と呼ばれる若い個人投資家二人と出会いました。
北野はその二人が12年前、自身の株式講座に来ていたことに「最近驚いた」とのこと。

そこで5月31日の『北野誠のズバリ』のおたよりテーマは「最近驚いたこと」です。
北野とアシスタントの片山淳子が紹介していきます。

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嫁姑の戦い

まず家庭内の永遠のテーマである「嫁と姑」について。

「職場のアラフィフ歯科衛生士が熱く語りました。『うちのババァにやられたわ!』。
入退院を繰り返して、家事もできない義理のお母さんのことです。

弱っているはずなのに車を運転して出かけたそう。彼女が休みの日にたまたま見かけたらしいです。

いつも杖ついてフラフラしか歩けんのに、車からさっと降りて杖もつかずにちゃっちゃと歩いて家の中に入っていった。
だまされた!

彼女のお義母さんは女性だけのジムに行ったそうです。しかも近所の人には『嫁にはナイショやで』と。
彼女の怒りと驚きは続きそうです」(Aさん)

北野「家の中では、もういかん弱ってきたわと言って、ジム行けるんやからな。おもろいなー」
片山「お義母さん、家事するのがイヤなんかな」
北野「大事にしてね、アピールやろな」
 

詐欺にご注意

詐欺の手口も巧妙かつ大胆になっているようです。

「最近差し押さえのハガキを送りつけた後、税務署と警察官を装って、差し押さえと称して堂々と金目のものを段ボールにつめて持ち去るという詐欺、というより強盗の手口があるそうです。
そこまで来たか、ホンマに驚きますね」(Bさん)

北野「すごいね!みなさん、気を付けましょう」

こういったハガキを受け取った場合に重要なのは、絶対に連絡しないこと。
不安な場合は、近くの消費生活センターや警察などに相談しましょう。
 

入れ歯がポチャ

「数年ぶりに会った女房の95歳のおじいちゃんです。お昼ということもあり、おじいちゃんが『しゃぶしゃぶ食べたい』と言うので店に行きました。

肉や野菜をよそったときです。おじいちゃんが食べようと大きく口を開けた時、おじいちゃんの入れ歯が取り皿にポチャと落ちました。

私は目が点。というのも、おじいちゃんは『8020運動』で歯科医師協会から表彰を受けていたのです」(Cさん)

片山「8020運動は、80歳で20本、自分の歯を残しましょうという運動ですね」
北野「その時は残ってたんや。もう15年も経っていたら、そういうもんです」
 

「おみえですか」は方言?

自分の地域の方言は気づきにくいものです。
ある日、地域外の人に指摘されて驚いた、ということもしばしば。

「関東出身の後輩がいます。ある日突然、『先輩、客先に電話して担当の人をお願いする時に"○○さんおみえですか"と言うじゃないですか。あれ、ずっと変だなと思っていたんで、調べましたけど、それって愛知の方言なんですね』と。

驚きました!ずっと標準語だと思っていたことが愛知独特の言いまわしだったとは」(Dさん)

北野「その家にいることを『みえる』っていうの?心霊現象や(笑)」

片山「今日は会社に“いらっしゃいますか”?ということを『みえますか』と言うんですね?」

 

「みえる」の微妙な違い

北野「そうなんや。関西で『みえますか』と言うと、"来られましたか"という意味だけど、それとは違うんや」

関西出身の北野も片山も「みえますか」に"いらっしゃいますか"の意味があることを初めて知った様子。

この後、関西地方同様に"○○が来ました"の場合も「みえました」を使う、というエリア内からのおたよりも届きました。
つまり愛知県での「みえる」には、「居る」と「来る」両方の意味と使い方があるようです。

北野は「その時の空気感でどっちの意味か読まなあかん。方言っていろいろあるからむつかしいですね」と、まとめました。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2019年05月31日14時54分~抜粋

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