北野誠のズバリ

その発言は失礼!?SNSにはびこる「マナーポリス」って何?

5月15日放送『北野誠のズバリ』では、webサイト『東洋経済オンライン』の「ネット上でマナーポリスが横行」という記事を取りあげ、水曜アシスタントの大橋麻美子とともにトークを展開しました。

マナーポリスとは、SNSでの発言が失礼かどうかをチェックすることですが、そのチェックが過熱するあまり注意合戦となってしまい、ギスギスした状況を生んでしまっています。

「了解しました」は失礼?

チェックする発言の例としては、この10年ほどで急速に広まったのが、「了解しました」という言い方は失礼というもの。

あまり根拠はないそうですが、「承知しました」や「かしこまりました」が正しいという指摘を簡単に受け入れた後、今度は他人が「了解しました」と使っていると、「その言い方は間違っているのに」とイライラして、他人に指摘していくというように、連鎖していくケースもあるそうです。

この記事では、マナーポリスが横行する理由について、日本人特有の「人に迷惑をかけることは大罪である」という考え方に基づいているのではないかと指摘しています。

北野はこんな細かいニュアンスを気にするから日本語は難しいと語り、日本で働く外国人も苦労していると指摘しました。

北野「別に『了解しました』は、失礼な言葉でも何でもないよ」

大橋「最近、ネットで『りょ』("了解"の略)とかもあるんでしょ。それよりは丁寧ですよね」

北野「誰が言い出したかわからんけど、同調圧力をかけるのは、日本人の国民性なんやなと思いますけどね」
 

「ご苦労さま」も失礼?

この他に実社会でもよく言われるのは、「目上の人に『ご苦労さま』と言うのは失礼」というもの。正しくは「お疲れさま」ではないか、いや「お疲れさま」も失礼だろうという意見もあります。

北野「そんな揚げ足とる言葉でも何でもないと思うねんけどね。日常で『お疲れさまでした~』とか言われて、気分悪いの?」

大橋「相手から気分が悪いって指摘されたら、直したらいいですけど」

北野「例えば、後輩芸人から『かしこまりました』とか言われたら変でしょ?それをわざわざ間違ってると言いに行く人の気持ちがわからない」

SNSでは、言われた本人だけではなく、直接発言とは関係のない人が指摘してくるケースもあり、ますます監視の目が広がっています。
 

誤り方にも気を遣う

さらに北野は昔、SNSで指摘されたことが引っかかっていると語ります。

北野「昔『すいませんでした』って書いた時に、『すいませんって謝ってないですよね。ごめんなさいじゃないですか?』って言われて。
まだツイッターを始めた頃やったけど、『あなたがいくつか知らんけど、年上に向かってそのものの言い方のほうが失礼です』って。関西人は『ごめんなさい』より『すいません』の方が多いよ」

ここでも「すいません」ではなくて、正しくは「すみません」だという指摘もあったりすると、よくわからなくなってきます。

ネット上でマナー監視合戦が加熱している割には、一方で「バイトテロ」など、とんでもなく失礼な行動に走るケースもあり、ある種二極化しているとも言えそうです。

礼節を重んじることも大切ですが、あまりにもお互いに指摘しすぎるのは、SNSの発言を窮屈にすることにもなりかねないようです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2019年05月15日13時14分~抜粋

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