「行ってきます」から「ただいま」の間に妻に逃げられた男の話

北野誠のズバリ / トーク

前回の「マコ酒RUN」で北野誠が出会ったのは、「1日で奥さんがいなくなってしまった」というリスナー・Aさん(54歳)。

マコズバリスナーには確かに離婚経験者が多いのですが、いまだかつてたった1日で奥さんに逃げられてしまった人はいません。

5月9日放送の『北野誠のズバリ』では、Aさんの奥さんのあざやかすぎる逃げ方について北野が解説しました。

用意周到な逃げ方No.1

「僕もダークサイド(離婚経験者)なんですよ。僕の場合はね、あまりにも突然すぎて離婚したっていう実感がわかなかったんですよ」

北野と同じ京都産業大学出身だというスーツ姿のAさんは、北野にこう話しかけてきました。

女性が夫との離婚を決意した場合、水面下で着々と準備を重ね、ある日急にいなくなってしまうということはままあること。

北野がこれまで最も用意周到だと思っていたのは、『おまえら行くな。』でおなじみ鎌倉泰川監督の奥さんでした。

ロケに向かうため瀬戸内海のフェリーの上にいる鎌倉監督に、奥さんから一本の電話が。

「何やろ?この時間に」と思ってでてみると、それは「お別れするから出ていくね」という、まさかの内容でした。

奥さんはロケの工程を把握し、鎌倉監督がフェリーの上にいるのを狙いすまして去っていったのです。

ロケを終え、数日ぶりに帰宅した鎌倉監督の目に飛び込んできたのは、家財道具がすべて運び出された後の部屋でした…

この鎌倉監督の奥さんが「用意周到な逃げ方No.1」だと思っていた北野でしたが、なんとAさんの奥さんはこれを軽く超えていったのです。
 

1日でガラーン

Aさんが朝仕事に行き、残業終わりで夜中の22時ごろ帰宅すると、そこはすでにもぬけの殻。

同じ1日なのに、朝の光景と夜の光景が全く違っていました。

「これはね、なかなかですよ」と、うなる北野。
「10時間ぐらいの間にすべてを片付けて、出てったという…」

通常、引っ越しの際は事前に段ボールをもらって少しずつ詰めていくもの。

北野は、Aさんの奥さんはおそらく高いお金を払い大人数の業者を呼んで、一気に段ボール詰めをして去って行ったのだろうと推測します。

慌てて奥さんの携帯電話に電話をしたAさんですが、「この電話番号は現在使われておりません」。

続けて成人している子供に電話するも、なんとこちらも繋がらなくなっていたのです。

「お母さんの味方。なにしたんやろな、なにしてきたんやろな」と、Aさんの素行を疑う氏田朋子。

北野「俺も聞いたわ。『心当たりは?』『ない』って」
氏田「ないわけないでしょう!絶対あるって!」
 

伝説の「4秒KO」級

数日後、失意のAさんの元に郵送物が送られてきました。

それは、緑の縁取りの離婚届。

住所を見ようと思って返信用封筒を確認したものの、そこには非情の「郵便局留」の文字が。

北野「完璧や!」
氏田「そっか『提出してください』って任せるのはいややし」

奥さんの実家に電話しても「娘とは連絡がつかない」と言われてしまう始末で、奥さんはAさんの元から完全に消えてしまったのです。

「ここまで手際よくやられたら、なす術もない」

こう語る北野は、この状況を山本“KID”徳郁さんの伝説の「4秒KO」に例えます。

「ゴングがカーンとなった瞬間に、飛んできた膝蹴りをまとも顎にくらって終わったみたいな。神の子KIDがやった膝蹴りを思い出すような。あの状態や!」

さらに後日、Aさんの元に届いたのは、「年金の分割を認めます」という弁護士からの書類。

こちらも、もちろん郵便局留でした。

「『青天のへきれき』っていう言葉がありますけど、これほど『青天のへきれ』な話はないやろと思いますね。ほどがあるやろ!アッパレとしか言いようがない」

Aさんの奥さんの見事な逃げ方に、思わず「アッパレ」が飛び出した北野でした。
(minto)
 
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2019年05月09日13時00分~抜粋

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