女は「ブラ紐を外していいですか」と言われたい生き物?

北野誠のズバリ / レポート

数年前からじわじわ増えているのが、女性専用のオイルマッサージ店。
男性のセラピストが個室で施術してくれるという、ハラハラドキドキのお店です。

4月20日放送の『北野誠のズバリサタデー』、「工作太朗の工作員潜入レポート」では、実際にセラピストとしてアルバイトをしていた工作太朗が、その知られざる実態を報告しました。

とにかく恥ずかしいことが多かったというこの仕事、一体どのようなものだったのでしょうか。

中年女性の充電場所

この「女性専用のオイルマッサージ店」は、50歳の女性社長が開業したお店。

ターゲットは30代~50代の女性で、お店のコンセプトは「忘れてしまったときめきを思い出し、明日も元気にやっていけるような中年女性の充電場所」というもの。

要は「中年女性にドキドキしてもらいたい」というのが、女社長のねらいであったようです。

とはいえ普通の健全なお店で、特に性的なサービスを行っていたわけではないとのこと。

場所は怪しげな雑居ビル…ではなく、名古屋市郊外の住宅地にあるオフィスビルの5階。

工作はここでオープニングスタッフとして働くことになりました。

女性社長から直々の指導を受けることになった工作でしたが、この研修がとにかく恥ずかしかったというのです。
 

恥ずかしい一言

このお店でお客さんは下着姿になり、その上から胸までのゴム留めバスタオルを装着します。

「ほとんどお風呂上がりのような姿の女性と個室で2人きり」という非日常のシチュエーションを、「むしろこっちの方が恥ずかしくなってしまうような…」と振り返る工作。

しかし、さらに恥ずかしいのはこれから。

腕や足のオイルマッサージはもちろん、デコルテ周辺も入念にマッサージ。
そして問題は、肩の部分をマッサージする時でした。

それはお客さんへの「ブラ紐を外していいですか」という一言。

これは「絶対に通らなければいけない工程」で、研修で女性社長のブラ紐を何度も外したといいます。
 

女性社長の性癖?

「なぜ最初からブラ紐を外しておいてもらわないんですか?」と尋ねた工作に、女性社長はこう返しました。

「女はね、男に『ブラを外してもいい?』と聞かれるのはすごく興奮するのよ」

実際はブラジャーを外しているわけではなく、あくまでも紐を外しているだけのですが。
この工程はとにかくマストであったようです。

さらに、施術する台の前にあったのは2メートルほどの大きな鏡。
この鏡に施術中の工作とお客さんが映りこむという、恥ずかしすぎる状況でした。

鏡の必要性をやはり女性社長に確認した工作でしたが、帰ってきた返事は、

「女はね、男に身体を触られてるのを俯瞰で見ると興奮するのよ」

女性を興奮させたかったという女性社長ですが、いま思えば社長の「性癖」だろうと工作。
 

「ファイティ~ン!」

仕事と思い、このような恥ずかしい研修にも一生懸命取り組んでいた工作に、さらなる恥ずかしいことが待ち受けていました。

「忘れてしまったときめきを思い出し、明日も元気にやっていけるような中年女性の充電場所」というコンセプトに沿って、エレベーター前までお客さんをお見送り。

お客さんが乗ったエレベーターが閉まる前に、「明日もがんばりましょうね、ファイティ~ン!」という恥ずかしすぎるセリフを吐かなければならなかったというのです。

これが、工作がこの仕事で最も恥ずかしかったことでした。

誰もいないエレベーターホールにこだまする、工作太朗の「ファイティ~ン」!

「今の『ファイティン!』は違う、今のは上にあがりすぎ。お客さん屋上行っちゃうわ!」など、女性社長と工作の「ファイティン練習」は幾度となく繰り返されたそうです。

「この地獄がずっと続くのか…」と絶望した工作でしたが、その心配は杞憂に終わりました。
 

90分 18,000円

なんとこのお店は、1か月ほどであえなく閉店。

「全然ファイティンできなかった」と工作。

それはおそらく、「90分 18,000円」という高額すぎる料金設定のせいではなかったかと分析します。

実際に工作が施術したお客さんは、たったの3人。

お客さんは満足して帰られたようでしたが、その料金は初回割引で半額。
正規料金では、誰もリピーターにはなってくれませんでした。

女性社長とあれだけ懸命に練習した「ファイティン」も、結局3回しか日の目を見ることはなかったのです。
 

「アーーン!」とマジ泣き

そんな1か月が終わり、お給料をもらいに訪れた工作。

お店だったその場所は中のものが運び出され、すっかりガラーンとしていました。

そこには、外の景色をぼんやりながめている女性社長の姿が。
振り返った彼女の頬には、涙が伝っていました。

「今までありがとうね、はいお給料」と茶封筒を渡された工作。

気まずさのあまりすぐ帰ろうと思った工作でしたが、彼には「目の前の女性を元気にする」というお店のコンセプトが刷り込まれていたのです。

工作は「社長、いろんなことがあったと思いますが、明日もがんばりましょうね、ファイティ~ン!」と渾身のガッツポーズ!

しかし、これを見た女性社長は、工作の前で「アーーン!」と大号泣です。

「50歳女性のマジ泣き、本当にしんどかったです」と振り返る工作。

「2度と女性専用のマッサージ店でアルバイトはしない」

こう心に誓った工作太朗でした。
(minto)
 
この記事をradikoで聴く

2019年04月20日11時09分~抜粋

この記事をシェアする

あなたにオススメ

アーカイブ

同じカテゴリー

×