スマホの紛失には要注意!巧妙化する不正利用の手口とは

北野誠のズバリ / トーク

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4月1日の放送では、「スマホ決済と不正利用対策について知りたい」という質問を取り上げました。

小宇佐・針田FP事務所のファイナンシャルプランナー・徳山誠也さんが回答します。

多様化するスマホ決済

「先日、我が家の大学生のこども2人の会話を聞いていたら、スマホの決済アプリなどを利用して、いろいろと買い物をしているようです。

クレジットカードは持っておらず、自分の持っているお金の範囲で使っているようなので、使い過ぎの心配はありませんが、紛失した場合に悪用されないかどうか心配です。

不正利用対策などきちんと教えておきたいのですが、決済方法がたくさんあり、正直教えるほど理解していません。
分かりやすく教えていただけないでしょうか」(Aさん)

「便利になった反面、当然そこにリスクはある」と北野誠。

スマホで買い物ができるサービスの代表選手は「電子マネー」。

東海地方でいうと「TOICA」や「manaca」などの交通系が有名です。

さらに「nanaco」や「Ponta」など、コンビニ各社が出している電子マネーもあります。

話題となった「PayPay」や「Origami」など、QRコードを使った決済アプリもスタートし、スマホ決済は多様化しています。
 

プリペイドとポストペイ

「でも電子マネーなんか満額チャージしても2万円限界やから、それ以外の被害っていうのは拡大しないんじゃないですか?」と、実際の被害は少ないのではないかと尋ねる北野。

この疑問に、「そうなんですけど、実はそうじゃないものもあって」と徳山さん。

前述した電子マネーは「プリペイド型」といって、先にお金をチャージをして使うもの。

しかしそれ以外に、後払い形式の「ポストペイ型」も存在しています。

有名なのは、NTTドコモの「iD」。

これはNTTの「dカード」や「三井住友VISAカード」「オリコカード」など、クレジットカードを利用していると同時に使うことができるというものです。

「ああそうかそうか。俺が持ってるdカードも、ついてますわクレジット機能」と思い出した北野。
 

クレジットカードを落としたも同じ

「iD」の限度額や利用可能額はクレジットカード同様で、クレジットカードの利用限度額が30万であれば、「iD」の限度額も30万となります。

「iD」で一度に支払うことのできる上限額は店舗ごとに3~5万円と異なり、高くても10万円程度。

一度に高額な買い物はできなくなっているものの、例えば3万円の買い物を5回することは可能です。

スマホを悪用されると高額な被害に繋がってしまうことに変わりはありません。

つまり、「ポストペイ型」は、ほぼクレジットカードを落としたことと同じ状況になってしまうというわけです。
 

アナログITジャーナリストの失敗

紛失対策として一番間違いないのは、「スマホ自体にロックをかけておくこと」と徳山さん。

さらに、紛失時の緊急連絡先を事前にメモしておくことも大切です。

緊急連絡先のメモをスマホにしている人が多くいますが、そもそもスマホを紛失してしまっているので、大事な時に見ることができません。

「やはり手書きでちょっと残しておく」という徳山さんのアドバイスを聞いて、「やっぱそうなんのや」と嘆く北野。

アナログITジャーナリストとしておなじみの井上トシユキに話題を振ります。

北野「井上さん、やっぱそうなんすか?」

井上「結果、アナログとデジタルは併用していかないとダメなんですよね。デジタルだけっていうのはちょっと危険がある」

北野「結局だから…」

井上「従来の主張通り」

北野「パソコンの前に色んな暗証番号を付箋で貼ってるっていうね。結局ああせざるを得ないのよ、忘れるからね」

「メールアドレスのパスワードを忘れて、開けてないのにずっと月額料金だけ払っている」と、ITジャーナリストらしからぬエピソードを披露する井上。
 

巧妙化する手口

それでは、実際にスマホをなくしてしまった時には、どういう行動をとるべきなのでしょうか。

電子マネーや決済アプリは、回線が止まっていても端末があれば利用できます。

そのため、携帯電話の回線を停止するだけではなく、電子マネーや決済アプリの運営会社にも連絡をする必要があるのです。

アプリにクレジットカードを紐づけしている場合、アプリを利用されてしまうとクレジットカードに繋がってしまうため、必ず止める手続きをとる必要があるということです。

北野「スマホを落とすだけで、本当に。あらゆるものが大変なことになりますので」

井上「スマホ一極集中してる方って多いですからね」

不正利用も巧妙化しており、小口決済を繰り返して少しずつ他人のスマホやカードで買い物をするという手口もよくあるんだそう。

さらに、リボ払いにしている人も不正利用に気付きづらいため、面倒でも細かく利用明細をチェックすることが大切です。
 

便利と危険

北野「スマホは便利やけど、この中にあらゆるものが入ってますからね」

井上「そのまんま経済被害に直結しますからね。映画でもありましたけど、本体のパスワードやぶられちゃったら終わりですからね」

この話の流れに、「はー」と深いため息をつく松岡亜矢子。

「何が便利で何がいいのか、難しいですね」と、悩み出してしまいます。

便利と危険はまさに表裏一体。

多くの人が手軽に持つスマホですが、その便利さだけを追求するのではなく、同時にしっかりとしたリスク管理も必要であるということがわかりました。
(minto)
 
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2019年04月01日14時11分~抜粋

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