「スティックのり」と聞くと、円筒形の形状を思い浮かべる方が多いのでは?
しかし、そんな常識を覆す商品が文具メーカー「コクヨ」から新登場しました。
なんと、そのスティックのりの形は「四角」。
3月26日放送の『北野誠のズバリ』の「聞きたい知りたい もらい隊」のコーナーでは、この「四角いスティックのり」を取り上げました。
今までありそうでなかった四角いスティックのりと、従来型の円筒形のスティックのり。
見た目以外に、どんな違いがあるというのでしょうか。
ありそうでなかった便利なスティックのり。その驚きの形とは?
ようかんのようなのり
今回このコーナーに寄せられたのは、こちらのおたより。
「先日文房具店を回っていたら、文房具メーカーのコクヨが四角いスティックのりを販売していました。そういえばスティックのりって、円筒形のものが多いですよね。なんで四角い形のものって今までほとんどなかったのでしょうか」(Aさん)
コクヨ株式会社の吉村茉莉さんに電話でお話を伺います。
北野誠も初耳だという「四角いスティックのり」。
これは、接着用品シリーズ「GLOO(グルー)」の1つ。
四角い容器の中に、ようかんのような四角い形ののりが入っていて、回すとのりが出てくるというものです。
「先日文房具店を回っていたら、文房具メーカーのコクヨが四角いスティックのりを販売していました。そういえばスティックのりって、円筒形のものが多いですよね。なんで四角い形のものって今までほとんどなかったのでしょうか」(Aさん)
コクヨ株式会社の吉村茉莉さんに電話でお話を伺います。
北野誠も初耳だという「四角いスティックのり」。
これは、接着用品シリーズ「GLOO(グルー)」の1つ。
四角い容器の中に、ようかんのような四角い形ののりが入っていて、回すとのりが出てくるというものです。
四角のメリット
四角い形状のメリットは、まず寝かせて置いた時に転がりにくいということ。
そして、領収証やコピー用紙など四角い角がある書類に塗りやすいということがあります。
従来の丸いスティックのりだと、角までしっかり塗るのが難しく、端の部分が少しだけめくれて、浮いてきてしまうことも。
逆に角まで塗ろうと思うと今度は紙をはみ出してしまうので、汚れてもいい別の紙を敷く手間をかけている人も多いのではないでしょうか。
四角いスティックのりの利点は、このような部分にあるということです。
そして、領収証やコピー用紙など四角い角がある書類に塗りやすいということがあります。
従来の丸いスティックのりだと、角までしっかり塗るのが難しく、端の部分が少しだけめくれて、浮いてきてしまうことも。
逆に角まで塗ろうと思うと今度は紙をはみ出してしまうので、汚れてもいい別の紙を敷く手間をかけている人も多いのではないでしょうか。
四角いスティックのりの利点は、このような部分にあるということです。
のりは「水物」
「スティックのりは、元々なんで円筒形が多いんですか?」と尋ねる北野に対し、吉村さんの答えは「のりの乾燥を防ぐため」。
スティックのりは、文房具業界では「水物」と呼ばれているほど、水分を多く含んでいるもの。
そのため気密性が悪いと乾燥が進み、使えなくなってしまうそうです。
しかし、四角い本体に四角いキャップをかぶせると、隙間ができやすいという問題がありました。
瓶の口などに代表されるように、丸い形は気密性を保ちやすい特性があるため、今までのスティックのりは円筒形であったということです。
スティックのりは、文房具業界では「水物」と呼ばれているほど、水分を多く含んでいるもの。
そのため気密性が悪いと乾燥が進み、使えなくなってしまうそうです。
しかし、四角い本体に四角いキャップをかぶせると、隙間ができやすいという問題がありました。
瓶の口などに代表されるように、丸い形は気密性を保ちやすい特性があるため、今までのスティックのりは円筒形であったということです。
のりレシピ作成の困難
それではこの四角いスティックのりの気密性は高くないのかというと、もちろんそうではありません。
「そこが工夫したポイント」と吉村さん。
「中身ののりは四角いんですけど、蓋の部分は丸いんですよ。四角いのりに、丸い蓋をかぶせてる」
なんと、この四角いスティックのりの蓋は丸い形。
この形で、しっかり気密性を保つことができているそうです。
しかし、丸いスティックのりの中身をそのまま四角いスティックのりに入れてもうまくいきません。
形が違うと摩擦のかかり方や力のかかり具合が違うため、同じように使えるわけではないそうです。
四角い容器にマッチするのりのレシピを見つけるために、かなりの試行錯誤があったと教えてくれました。
「そこが工夫したポイント」と吉村さん。
「中身ののりは四角いんですけど、蓋の部分は丸いんですよ。四角いのりに、丸い蓋をかぶせてる」
なんと、この四角いスティックのりの蓋は丸い形。
この形で、しっかり気密性を保つことができているそうです。
しかし、丸いスティックのりの中身をそのまま四角いスティックのりに入れてもうまくいきません。
形が違うと摩擦のかかり方や力のかかり具合が違うため、同じように使えるわけではないそうです。
四角い容器にマッチするのりのレシピを見つけるために、かなりの試行錯誤があったと教えてくれました。
おしゃれでいい香り
「ちょっと塗ってみましたけど、やっぱ使いやすいですね、四角いと。紙のすみまで塗れる感じが。なんか気持ちいいんです、本当に」と、佐藤実絵子も太鼓判。
サイズはSMLの3種類。価格はSで130円。
「しっかり貼るタイプ」と「色が消えるタイプ」の2種類があります。
2つの接着力そのものは同じであるものの、「色が消えるタイプ」はのりを塗った部分に青い色がつくため、塗った部分がわかりやすくなるということです。
もちろん乾くと透明に戻ります。
佐藤「塗った感があっていいですよね」
北野「なんかおもしろいなぁ」
デザインがおしゃれで、口紅にも見えると話す佐藤と北野に「実は香りもいいんですよ」と吉村さん。
サイズはSMLの3種類。価格はSで130円。
「しっかり貼るタイプ」と「色が消えるタイプ」の2種類があります。
2つの接着力そのものは同じであるものの、「色が消えるタイプ」はのりを塗った部分に青い色がつくため、塗った部分がわかりやすくなるということです。
もちろん乾くと透明に戻ります。
佐藤「塗った感があっていいですよね」
北野「なんかおもしろいなぁ」
デザインがおしゃれで、口紅にも見えると話す佐藤と北野に「実は香りもいいんですよ」と吉村さん。
恩を返せ?
「でもさすが、文房具メーカーの一流コクヨでございますから」
リスナーに商品をもらうべく、北野のよいしょが始まりました。
「四角いスティックのり、何個かいただけたらありがたいなと思うんですけど。何名様かに」
吉村さんの答えは、Sサイズの5個入りパック×5セットを5名に。
「これはもうありがたいですね。こんだけいただけたら本当にありがたいと思いますね」と言いつつも、北野の口は止まりません。
「でもね、天下のコクヨさんが5名っていう数字はどうかと思いますよ。
コクヨといえば文房具メーカーで超一流。僕らもなんやいうたら、コクヨのものを使ってましたわ。その恩を返せとは言いませんが」
無茶苦茶なことを言い出しました。
「使ってきたよー使ってきたよー」と攻め立てる北野に、「そうですね、北野さんの頼みなんで10名様でいかがでしょうか」と吉村さん。
「ぜひご近所にも配っていただければと思います」と、結果50本を約束してくれました。
四角いスティックのり、要チェックです!
(minto)
リスナーに商品をもらうべく、北野のよいしょが始まりました。
「四角いスティックのり、何個かいただけたらありがたいなと思うんですけど。何名様かに」
吉村さんの答えは、Sサイズの5個入りパック×5セットを5名に。
「これはもうありがたいですね。こんだけいただけたら本当にありがたいと思いますね」と言いつつも、北野の口は止まりません。
「でもね、天下のコクヨさんが5名っていう数字はどうかと思いますよ。
コクヨといえば文房具メーカーで超一流。僕らもなんやいうたら、コクヨのものを使ってましたわ。その恩を返せとは言いませんが」
無茶苦茶なことを言い出しました。
「使ってきたよー使ってきたよー」と攻め立てる北野に、「そうですね、北野さんの頼みなんで10名様でいかがでしょうか」と吉村さん。
「ぜひご近所にも配っていただければと思います」と、結果50本を約束してくれました。
四角いスティックのり、要チェックです!
(minto)
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