脳科学で判明!流行は56年周期でやってくる

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

3月25日放送『北野誠のズバリサタデー』は、人工知能研究者で脳科学コメンテーターの黒川伊保子さんに、「脳の7年周期と社会現象の関連性」というテーマで北野誠が話を伺いました。

黒川さんは人工知能と人間の脳を長年研究されていますが、著書『ヒトは7年で脱皮する 近未来を予測する脳科学』(朝日新書)の中で、人の脳には7年の周期があることがわかり、それが世の中の流行にも関わっていることを検証しています。

よくファッションなどの流行は繰り返すと言われますが、実際のところどうなのでしょうか。

7日、7年で脳が1巡

黒川さんはこれまで何度か番組に出演され、脳科学に基づいた人間の脳の構造についてお話され、2017年8月19日の放送では、7年ごとに離婚の危機が訪れやすいという説を紹介しました。

まずは、なぜ7年ごとに周期が訪れるのかについて伺いました。

黒川さん「人間の脳にはとっさの時に判断する超短期の記憶領域があり、これが7つある方が人類の大多数なんですね。7つまでの情報はすぐに脳の中に取り入れられて、ひと揃いに見える癖があるんですよ。

それと同時に、私たちは1日と1年をカウントしている、つまり地球の自転と公転をカウントしていることを、実は10何年も前に脳科学の研究室でキャッチアップされていることなんですね。
それで、7日来ると1巡した感じがする、7年来ると一巡した感じがする、この2つの一巡感がどうもあるらしいということに気が付いたんです」

そうすると、1週間が7日というのもしっくりきます。

また、発達学の中では、脳の発達も6歳以前と7歳以後で変わってくることがわかっているそうで、さらに7の倍数で見ると、14歳は思春期のど真ん中、21歳までに前頭前野が発達するそうです。
 

流行と骨髄液の意外な関係

黒川さんはさらに、「人間の骨髄液は7年で入れ替わると言われていて、免疫システムとも関わりがあり、これが流行の移り変わりに関係している」と語りました。

これは、免疫が外界に対する反応の仕方を決めているところであるため、外界から何か新しい刺激があると反応しますが、その刺激が定常的に続いて反応し続けると、身体が疲れてくるため反応が鈍る、つまり慣れたり飽きたりすることにもつながるのだそうです。

では、実際に7年で飽きるという事例があるのでしょうか。

黒川さんは例として、2003年頃に形状が丸くなった車が多く販売されたことを挙げました。

脳と流行の関連性を研究中だった当時、これ以上丸くするのは難しいためここがピークだと考え、7年後に角が立った車が流行りだすと予測したそうです。

その後、2009年に「ゴツンと四角」というフレーズで売り出した『カローラルミオン』(トヨタ自動車)や、「カクカクシカジカ」というCMで有名になった『ムーヴ』(ダイハツ工業)などの角ばった車が売れるようになりました。

そして2016年には、角がとがり横型に広がった箱型の車が出てきています。

車のみならず、ファッションやお菓子なども分析すると、7年ごとに変わっていき、56年で元に戻ってくることが多いことがわかったそうです。

そうすると、今年2019年に流行るものは、1963年(昭和38年)に流行ったものと同じかもしれません。

調べてみると、ファッションではバカンスルックやノースリーブ、ボーイッシュルックなどが流行したそうですが、果たして一巡するでしょうか。
(岡本)
 
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2019年03月23日10時27分~抜粋

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