北野誠のズバリ

あなたの隣にやってくる「トナラー」。その心理とは?

2月21日放送の『北野誠のズバリ』では、『WEB CARTOP』の記事から「トナラー」を取り上げました。

広い駐車場で、ガラガラなのになぜか自分の車の隣に駐車している車が。
飲食店で、他にも席が空いているのに、なぜか隣に着席された。
電車で、他に乗客がいないのに、近くの席に座ってくる。

このように、相手がいるのにわざわざ知らない他人の隣に来る人を"トナラー"と呼ぶそうです。

トナラーはなぜ、私たちの隣にやってくるのでしょうか。

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トナラーは自己中

例えば駐車場なら、「目印があるから自分の車が停めやすい」。

飲食店であれば、「他の人が座っていない席は居心地が悪い」。

公共の場所なら、「他人が自分のいつもの席を奪っているのでプレッシャーをかけたいと考えている」などなど。

人の迷惑に気づかない、自分を中心に考えがちな人ほど、トナラーになりやすいそうです。

「トナラー」という言葉そのものは知らなかったという北野誠ですが、思い当たる節がありました。

それは、北野が心霊スポットを巡る『おまえら行くな。』のロケ中のこと。

23時頃公園の駐車場に車を停め、1時頃にロケが終わって戻って来た時に「隣に車があると怖いです」と北野。

「なんでこんなに広い公園の駐車場に。俺らしか停めてなかったのに。なんでこいつ隣に車置いとんのやろう」
 

トナラーは車庫入れが下手

車がポツンと駐車されていれば、「ひょっとしたらカップルでいやらしいことしてるのかな」と思うけれども、もしそうであれば隣には停めないだろうと北野。

「そんなん、俺らのワンボックスの横にわざわざ乗用車停めてるヤツらって、何考えてんのやろなって」と不思議だったといいます。

駐車場が空いているのに車を隣に停める人は、車庫入れが下手な人も多いそうです。

「そう言われると、わからんでもないね」と、トナラーに一定の理解を示す氏田朋子。

北野「たまにおります。どうやったらこんないがんで、お前。あるやろ、切り返せよと思う時あります」

氏田「いや、できないんですよ、それが。『もうええわ』ってなって」

北野「隣に停めると一応横並びってことで、同じ並びに停めやすいんですよね」

車の隣があると停めやすいということはわかるものの、「ええやん別に。広々と入っとけや。白線またいでてもええやん」と思う時もあるとボヤきます。

深夜1時に隣に車を停められると、懐中電灯で車内を確かめるという北野。

「なんかやってんのかな?と思ったりするもん、怖いもん。こんな辺鄙な公園の駐車場と思うもん。オイラしかおらんの確認して行ってんのに、戻ってきたら『えー!』みたいな」
 

トナラーは安心したい

ここで北野が身近な例を思い出します。

それはCBC7階の男性用トイレの、3人並びの小便器。

北野「普通の人間はだいたい端と端行くんですが、Tディレクターだけ真ん中から行きます」
氏田「へー!!!」

全ての便器が空いているのにもかかわらず、わざわざ真ん中の便器を使うTディレクターの行動が解せないという北野。

北野「なんの心理なんでしょうか。空いてるからって真ん中行かないでしょ?」
氏田「行かない」

このように、世の中には「隣に人がいた方が安心する」という人が一定数存在するといいいます。
 

トナラーの心理

ラーメン屋や牛丼屋でも、普通はまず1つずつ席を空けて座り、互い違いに埋まって行く形で満席になるものだと北野。

北野「いきなり横来る人ってなんで?空いてるやん、そこ空いてるやんって」
氏田「いるいるいる(笑)」

これもやはり、「隣に人が来てる方が安心」という心理が働いているんだそう。

トナラーの行動が理解できず、「えっ?」とつい見てしまうという氏田と北野。

「そういう心理が。隣に行く方が安心感があるっていうのが。ある一定の人が絶対おるんですね」

駐車場ではドアを開ける時に気を使うので、「どっか行けや!」と思うという北野。

「なんか入れやすいとか、隣に車がある方が安心やとか、車上荒らしに狙われにくいっていうところに、トナラーの心理ってあるみたいですけどもね」と、まとめました。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2019年02月21日13時25分~抜粋

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