ある日、タレントの北野誠が東京の番組スタッフに「パッチ」と言ったところ、誰もわからなかったそうです。
関西では「ももひき」を「パッチ」と呼ぶのですが、「必死のパッチ」という表現にいたっては、関西以外の人にとっては、何のことかわからないと思います。
2月1日放送の『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「みなさんの地域の方言教えてください」でした。
北野が金曜アシスタントの片山淳子と共に紹介しました。
のんほい、じゃんだらりんって何?
まずは、豊橋の方にとっては常識と思われる方言です。
「私の住む愛知県豊橋では『のん』と『ほい』を昔からよく使います。豊橋総合動植物公園『のんほいパーク』の名前はそこから来ています。
『そうだね』は『そうだのん』とか『ほうだのん』って言います。『ほい』は誰かを呼ぶ時『ほい!』と言うのですが、地元じゃない人に呼んだら怒鳴られそうですね。
東三河地域の『じゃん』『だら』『りん』の3つと、とにかく『のん』を付けます。『ほんじゃあ誠さん、頑張って仕事やりんよ』という言い方をします」(Aさん)
豊橋の方にとっては、「のんほいパーク」の由来は当たり前のように思われているかもしれませんが、北野はあらためて知ったようです。
北野「安田大サーカス・クロちゃんの『しん』みたいなもんですね。『そうだしん』とか。流行ってませんけど」
片山「なんやねんこれ、クロちゃん!とか思って」
北野「森脇健児の『感謝マジック!』も流行ってないから」
『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で何度か取りあげられている、ツイッターの語尾に付ける「しん」ですが、他の番組ではあまり観たことがありません。
2人とも同じ事務所のタレントには厳しいようです。
「私の住む愛知県豊橋では『のん』と『ほい』を昔からよく使います。豊橋総合動植物公園『のんほいパーク』の名前はそこから来ています。
『そうだね』は『そうだのん』とか『ほうだのん』って言います。『ほい』は誰かを呼ぶ時『ほい!』と言うのですが、地元じゃない人に呼んだら怒鳴られそうですね。
東三河地域の『じゃん』『だら』『りん』の3つと、とにかく『のん』を付けます。『ほんじゃあ誠さん、頑張って仕事やりんよ』という言い方をします」(Aさん)
豊橋の方にとっては、「のんほいパーク」の由来は当たり前のように思われているかもしれませんが、北野はあらためて知ったようです。
北野「安田大サーカス・クロちゃんの『しん』みたいなもんですね。『そうだしん』とか。流行ってませんけど」
片山「なんやねんこれ、クロちゃん!とか思って」
北野「森脇健児の『感謝マジック!』も流行ってないから」
『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で何度か取りあげられている、ツイッターの語尾に付ける「しん」ですが、他の番組ではあまり観たことがありません。
2人とも同じ事務所のタレントには厳しいようです。
窓を「すかす」ってどうすること?
次は岐阜の方言を2つ紹介します。
「岐阜の飛騨高山では、腹が立った時に『はんちくたい』と言います」(Bさん)
「岐阜だけではないと思いますが、窓を少し開けることを『窓をすかす』と言います。
友達夫婦と喫茶店に行くのに友達の旦那さんが車を出してくれたんですが、車を降りる時に『窓をすかしとく?』と聞くと、東京出身の旦那さんから『は?すかしとくって何?』と言われました。
『窓をすかす』が方言だと初めて知り、ショックでした」(Cさん)
その言葉を使うのが当たり前過ぎて標準語だと思っていたら、就職や転勤などで他の地域と話をすることで方言だったことを初めて知るというのも、よくありがちですね。
「岐阜の飛騨高山では、腹が立った時に『はんちくたい』と言います」(Bさん)
「岐阜だけではないと思いますが、窓を少し開けることを『窓をすかす』と言います。
友達夫婦と喫茶店に行くのに友達の旦那さんが車を出してくれたんですが、車を降りる時に『窓をすかしとく?』と聞くと、東京出身の旦那さんから『は?すかしとくって何?』と言われました。
『窓をすかす』が方言だと初めて知り、ショックでした」(Cさん)
その言葉を使うのが当たり前過ぎて標準語だと思っていたら、就職や転勤などで他の地域と話をすることで方言だったことを初めて知るというのも、よくありがちですね。
名古屋で引きずり回す物と言えば!?
名古屋弁といえば『だがね』や『どえりゃあ』などが有名ですが、他にもまだまだあります。
「名古屋弁で『ひきずりまわす』、どういう意味だと思いますか?答えはすき焼きを用意することです」(Dさん)
鶏のすき焼きを「ひきずり」と呼び、準備することを「まわす」と言うためです。
北野「でも、(関西で)『茶をしばく』って言うよりは、ましちゃう?あれも変な感じやけどね」
片山「あんまり最近は聞かないけどね」
「茶をしばく」は喫茶店に行くことですが、昔は応用形として「牛をしばく」(牛丼や焼肉などを食べに行く)や「鳥をしばく」(フライドチキンを食べに行く)なんてものもありました。
他の地域のラジオ番組を聴いてみると、新たな方言を知るきっかけになるかもしれませんね。
(岡本)
「名古屋弁で『ひきずりまわす』、どういう意味だと思いますか?答えはすき焼きを用意することです」(Dさん)
鶏のすき焼きを「ひきずり」と呼び、準備することを「まわす」と言うためです。
北野「でも、(関西で)『茶をしばく』って言うよりは、ましちゃう?あれも変な感じやけどね」
片山「あんまり最近は聞かないけどね」
「茶をしばく」は喫茶店に行くことですが、昔は応用形として「牛をしばく」(牛丼や焼肉などを食べに行く)や「鳥をしばく」(フライドチキンを食べに行く)なんてものもありました。
他の地域のラジオ番組を聴いてみると、新たな方言を知るきっかけになるかもしれませんね。
(岡本)
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