1月14日放送の『北野誠のズバリ』、成人式のこの日のゲストは、男気啓蒙ニューウェイヴバンド「ロマンポルシェ。」のボーカル&説教担当の掟ポルシェさん。
「自分でいいんですかね?こんなめでたい日のゲストに。明らかにダメな大人なんですけど大丈夫ですかね?」という掟さんに、「聞いてたらこんな大人にならないように、反面教師としてね」と北野誠。
掟さんの著書『男の!ヤバすぎバイト列伝』で語られた、掟破りなアルバイト話を披露してくれました。
掟ポルシェ、新成人へ告ぐ。「やりたくない仕事はすぐ辞めてください!」
始まりは新聞配達
地元・北海道留萌市での新聞配達からスタートしたという、掟さんのアルバイト人生。
「地方で中学1年生からできるアルバイトってのは新聞配達ぐらいしかなかったもんですから」と掟さん。
レコードや本など欲しいものがありすぎたため、6歳上のお兄さんが新聞配達のアルバイトをやめた後に、そのお店で始めるようになったそうです。
朝6時30分~7時に新聞専売所へ出勤。
配り終える頃には8時を回ってしまうため、「会社行く前に読めねぇじゃねぇか!」と怒られることもしばしばあったと言います。
とはいえ、「朝刊って朝配るものだから、朝配って間違いねぇだろ!」と強気だったという掟少年。
当時、日給300円。1か月で9,000円。
誤配があるとそこから100円ずつ引かれてしまうため、「冗談じゃないよと思って。ホントふてくされたことやってましたけどね」と掟さん。
注意された家の新聞は、次から投げ入れるようにして憂さを晴らしていたんだとか。
それでも当時の中学生にしてみれば、月に9,000円ものお小遣いは大金。
怒られた時にはとにかく平謝りして、なんとか辞めさせられないようにしていたそうです。
「地方で中学1年生からできるアルバイトってのは新聞配達ぐらいしかなかったもんですから」と掟さん。
レコードや本など欲しいものがありすぎたため、6歳上のお兄さんが新聞配達のアルバイトをやめた後に、そのお店で始めるようになったそうです。
朝6時30分~7時に新聞専売所へ出勤。
配り終える頃には8時を回ってしまうため、「会社行く前に読めねぇじゃねぇか!」と怒られることもしばしばあったと言います。
とはいえ、「朝刊って朝配るものだから、朝配って間違いねぇだろ!」と強気だったという掟少年。
当時、日給300円。1か月で9,000円。
誤配があるとそこから100円ずつ引かれてしまうため、「冗談じゃないよと思って。ホントふてくされたことやってましたけどね」と掟さん。
注意された家の新聞は、次から投げ入れるようにして憂さを晴らしていたんだとか。
それでも当時の中学生にしてみれば、月に9,000円ものお小遣いは大金。
怒られた時にはとにかく平謝りして、なんとか辞めさせられないようにしていたそうです。
非情のガチャ切り
「ちょうどの数持って出てくるはずなんですけど、なんか2~3部あまっちゃうんですよ」
まだ寝起きで頭がボケているため、新聞が何部か余ってしまうこともあったと掟さん。
雪が降ると自転車に乗ることができないため、なんと約50部の新聞を肩に掛けて、走って配っていたんだそう。
爆弾低気圧で有名な街でもある留萌市。
「吹雪くとやっぱめんどくさい」ということで、そんな時には迷わず新聞専売所にこんな電話をしていました。
「ゴホッ、ウヘッ、風邪引いちゃって…ゴホッ。熱が…40度ありまして…ウォヘッ」
電話の相手は、誰かが配れない時に全て配ることになっているという、新聞専売所の「まっちゃん」というおじさん。
しかし、そんな吹雪の日はみんなが面倒くさがって休んでしまうため、まっちゃんは「今日はみんな休んじゃって、おじさんこれ以上配ったら死んじゃうよー!」とボヤいていたと言います。
しかし掟さんは、そんなまっちゃんの小言をスルーして「すみません、ゲホッ」と電話をガチャ切りしていたんだそう。
まだ寝起きで頭がボケているため、新聞が何部か余ってしまうこともあったと掟さん。
雪が降ると自転車に乗ることができないため、なんと約50部の新聞を肩に掛けて、走って配っていたんだそう。
爆弾低気圧で有名な街でもある留萌市。
「吹雪くとやっぱめんどくさい」ということで、そんな時には迷わず新聞専売所にこんな電話をしていました。
「ゴホッ、ウヘッ、風邪引いちゃって…ゴホッ。熱が…40度ありまして…ウォヘッ」
電話の相手は、誰かが配れない時に全て配ることになっているという、新聞専売所の「まっちゃん」というおじさん。
しかし、そんな吹雪の日はみんなが面倒くさがって休んでしまうため、まっちゃんは「今日はみんな休んじゃって、おじさんこれ以上配ったら死んじゃうよー!」とボヤいていたと言います。
しかし掟さんは、そんなまっちゃんの小言をスルーして「すみません、ゲホッ」と電話をガチャ切りしていたんだそう。
「今やっちゃダメですよ」
『男の!ヤバすぎバイト列伝』を読んだ北野によると、掟さんのアルバイトの辞め方は、「ほとんどクビになってるか、自分から無理やり勝手にやめるって一方通行して、通告だけして、給料の請求書だけ送る」という方法なんだそう。
しかも、電話や対面だと「そんなの給料もらえると思ってるのか!」と文句を言われるに違いないので、振込先をハガキで連絡していたという徹底ぶり。
例えば、当時好きだったアーティストのコンサートを東京へ見に行くために、喫茶店でアルバイトをしていたという掟さん。
「3万円いくらあれば足りるみたいな。『3万いくらいったら辞めよう』と最初から決めてるんですよ、自分では。『あっ、20日働いたし、そろそろ3万だな』と思った段階で、無断欠勤ですね」
この話を聞いて「ひどいー!ひどいー!」と笑う松岡亜矢子に、掟さんは「ホントひどいですね!」とわが身を振り返ります。
「これね、皆さん言っておきますけどね。今やっちゃダメですよ、ダメですよ」とリスナーに言い聞かせる掟さん。
しかも、電話や対面だと「そんなの給料もらえると思ってるのか!」と文句を言われるに違いないので、振込先をハガキで連絡していたという徹底ぶり。
例えば、当時好きだったアーティストのコンサートを東京へ見に行くために、喫茶店でアルバイトをしていたという掟さん。
「3万円いくらあれば足りるみたいな。『3万いくらいったら辞めよう』と最初から決めてるんですよ、自分では。『あっ、20日働いたし、そろそろ3万だな』と思った段階で、無断欠勤ですね」
この話を聞いて「ひどいー!ひどいー!」と笑う松岡亜矢子に、掟さんは「ホントひどいですね!」とわが身を振り返ります。
「これね、皆さん言っておきますけどね。今やっちゃダメですよ、ダメですよ」とリスナーに言い聞かせる掟さん。
成人の日にふさわしい内容
「当時でもひどいですけど、当時はまだまだ時代も昭和でしたんで。まだモラルってものが、社会規範がなかなかなかったんですね。北海道はあんまりモラルとかそういうの好きじゃないんで」と、“掟節”が炸裂します。
掟さん「なんで、心置きなくブッチでやめてましたね」
北野「で辞めて、内容証明郵便だけ送るという」
松岡「ひどい、絶対雇いたくない~」
「義理も何もない、感じてないから。自分の労働ってのは、時間を売ってるだけってこと」と掟さんのアルバイト論を語る北野に、「やりたい仕事やってないですからね」と掟さん。
ここで掟さんから、リスナーにアドバイスが送られます。
「本当ね、皆さんに言っておきたい。仕事はやりたいことやった方がいい!やりたくない仕事の時はもう、すぐぶっちぎって辞めてください!」
「ほら見てみいな、成人式の日にふさわしい放送になってるやろ」という北野に、「すみません!申し訳ございません!」と謝る掟さんでした。
(minto)
掟さん「なんで、心置きなくブッチでやめてましたね」
北野「で辞めて、内容証明郵便だけ送るという」
松岡「ひどい、絶対雇いたくない~」
「義理も何もない、感じてないから。自分の労働ってのは、時間を売ってるだけってこと」と掟さんのアルバイト論を語る北野に、「やりたい仕事やってないですからね」と掟さん。
ここで掟さんから、リスナーにアドバイスが送られます。
「本当ね、皆さんに言っておきたい。仕事はやりたいことやった方がいい!やりたくない仕事の時はもう、すぐぶっちぎって辞めてください!」
「ほら見てみいな、成人式の日にふさわしい放送になってるやろ」という北野に、「すみません!申し訳ございません!」と謝る掟さんでした。
(minto)
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