寒い冬の浴室熱中症対策とは?

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

12月の毎週水曜日、CBCラジオ『北野誠のズバリ』では「冬の健康リスクにズバリ」と題し、寒い冬の健康対策を取り上げていきます。

12月12日は「お風呂の専門医」として知られる東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授、熱中症に詳しいノザキクリニックの野崎豊院長から頂いた情報を基に、北野誠とアシスタントの大橋麻美子が、寒い時期の入浴の注意点を説明していきます。

"隠れ脱水"のおさらい

この番組で初めて耳にする人も多いと思われる「隠れ脱水」について、北野誠が先週のおさらいをします。

「冬に気づかないうちになる脱水症状のことを、隠れ脱水って言いますね。
乾燥している冬は、自覚症状のないまま皮膚や呼気から水分が失われる"不感蒸泄"が増えます。
また、夏よりも基礎代謝が上がるので、実は夏よりも汗のかきやすい体質になっているんですが、体感温度が低いため喉の渇きに気付かず、水分補給も足りないままになり、隠れ脱水になりやすい、でしたよね?」

大橋も「さすが誠さん、完璧ですね!」と絶賛の一言。

そして大橋も説明を加えます

「脱水状態のままで入浴してしまうと血液がドロドロになり、入浴で上昇した体内の熱を放出できなくなってしまうために浴室で熱中症を引き起こす危険性があります。」
 

40度・10分・全身浴

では、どういった浴室熱中症対策が必要なのでしょうか。

続けて大橋が説明します。

「対策としては、まず"40度・10分・全身浴"の健康入浴法を守ることが重要とのこと」

そして大橋から北野に質問をします。

大橋「いつも入っているお湯の温度は何度でしょうか?」

北野「42度くらいでしょうか。冬はどうしても寒いから、夏よりも熱いお風呂の方が健康的に思ってしまうんですね」

実は、そこが注意点のひとつのようです。

「お風呂の専門医」として知られる東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授によると、42度を超えるお湯に浸かると、交感神経の働きが活発になり、興奮状態になることで血圧が上昇します。
血液の粘度が上がり、血栓ができやすくなるため、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも上がってしまうんです。ヒートショックを起こす危険性もあります。

 

湯温は何度が理想?

北野が「何度が健康にいいのでしょうか?」と思わず質問します。

お風呂の温度は40度がベストとのこと。
40度程度のぬるめの温度は副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスさせることができ、血圧を下げる効果もあるそうです。
    
だからと言って、ぬるいお湯に長く入った方が良いわけではないようです。

実は入浴時間は10分で充分なんだとか。
風呂に浸かることで得られる温熱効果により血液の流れがよくなり、新陳代謝が活発になることで老廃物が排出され、健康に効果的なのですが、40度で10分を超える入浴は体温が上がり過ぎてしまいます。
そのため、浴室熱中症になる危険性があるんです。

「40度・10分・全身浴」の健康入浴法を対策として取り入れてみてください。
 

 もう一つの「冬の熱中症対策」

もう一つの冬の熱中症対策として、入浴前と入浴後に水分補給をすることが大切とのこと。

早坂信哉教授によると「ミネラル入りむぎ茶」が推奨をしており、その理由は、汗と一緒に失われたミネラルも補給できる上、カフェインもゼロなので、浴室熱中症に注意が必要な子供や年配の方も飲むことができるからのようです。

入浴では500mlくらいの汗をかくと言われていますので、ペットボトル1本を、入浴前に半分、入浴後に半分飲むのもいいのかもしれません。

熱中症に詳しいノザキクリニックの野崎豊院長によると、ミネラル入りむぎ茶には、最高血圧、最低血圧ともに降下する「血圧降下作用」の傾向がみられ、また血液をサラサラにする「血流改善効果」の傾向が認められたそうです。

体内で発生した熱は血液によって皮膚に集められることで熱を体外に放出し、血液の温度を下げることで、体温を下げます。
さらに血液をサラサラに保つことは浴室熱中症対策として効果的のようです。

北野「ミネラル入りむぎ茶は浴室熱中症対策に効果的なんですね。」
    
「冬の健康リスクにズバリ」では、今後もリスナーからの「浴室熱中症」についての体験談や感想を募集し、「冬の健康リスク」に対する周知を図っていくとのことです。
 
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