北野誠もびっくり!冬にも「熱中症」?

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

12月の毎週水曜日『北野誠のズバリ』では「冬の健康リスクにズバリ」と題し、寒い冬の健康対策を取り上げていきます。

12月5日は「お風呂の専門医」として知られる東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授、熱中症に詳しいノザキクリニックの野崎豊院長から頂いた情報を基に、北野誠とアシスタントの大橋麻美子が寒い時期の入浴の注意点を説明していきます。

恐ろしい"隠れ脱水"

コーナー趣旨を聞いた北野がまず驚きました。

「冬でも熱中症になるんですか!?」

大橋が間髪入れず説明を始めます。

「実は冬でも熱中症で亡くなってしまう方はかなり多いんです」

東京都福祉保健局東京都監察医務院が発表した「東京都23区における入浴中の事故死」によると入浴中の事故死は、11~3月までの気温の低い時期に多発し、特に12~2月が多く発生しているそうで、その要因として挙げられているのが"隠れ脱水"が引き起こす「浴室での熱中症」とのこと。

北野が質問攻めをします。

「隠れ脱水?知らないうちに脱水になっているということでしょうか?」
「冬は寒いし、乾燥してるし、そんな汗をかくシチュエーションが思いつかないけど、どこで、脱水症状になるの?」

それゆえに"隠れ脱水"なのです。
 

冬場の"汗をかくシチュエーション"とは

実は冬も汗をかくシーンは沢山あるのですが、気づかない人が多いだけのようです。

例えば、暖房の効いた部屋、カーペットやこたつなどの暖房、厚着での外出、さらに満員電車や車内、睡眠中などが挙げられます。

これを聞いて、北野も納得します。
さらに説明を続ける大橋。

「乾燥している冬は、自覚症状のないまま皮膚や呼気から水分が失われる"不感蒸泄"(ふかんじょうせつ)が増えるそうです」

気温の低い冬は、夏よりも基礎代謝が上がるので、実は夏よりも汗のかきやすい体質になっているのですが、体感温度が低いため喉の渇きに気づかず、水分補給も足りないままになり、いつの間にか脱水症状になってしまうそうです。

北野「隠れ脱水ですね。覚えました」
 

"隠れ脱水"のさらなる危険性

脱水状態のままで入浴してしまうと血液がドロドロになり、入浴で上昇した体内の熱を放出できなくなってしまうために浴室で熱中症を引き起こす危険性があるとのこと。
血液がドロドロだと血栓ができやすくなるため、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも高まるようです。

対策としては、日常からこまめな「点滴飲み」で水分補給することのようです。

浴室での熱中症対策としては、入浴前と入浴後に水分補給をするのが良いみたいです。
お風呂の専門医として知られる東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授によると「ミネラル入りむぎ茶」が推奨できるとのこと。
その理由は、汗と一緒に失われたミネラルも補給できるうえ、カフェインもゼロなので、浴室熱中症に注意が必要な子供や年配の方も飲むことができるからのようです。

そして、熱中症に詳しいノザキクリニックの野崎豊院長によると、浴室熱中症対策として、ミネラル入りむぎ茶を入浴前後、コップ1杯から500ミリリットルを目安に飲むことを推奨しています。
研究によると、ミネラル入りむぎ茶には最高血圧、最低血圧ともに降下する「血圧降下作用」の傾向が見られ、また血液をサラサラにする「血流改善効果」の傾向が認められたそうです。

体内で発生した熱は、血液によって皮膚に集められることで熱を体外に放出します。血液の温度を下げるということは体温を下げるということ。そして血液をサラサラに保つことは浴室熱中症対策として効果的のようです。
     
「冬の健康リスクにズバリ」では、今後もリスナーからの「浴室熱中症」についての体験談や感想を募集し、「冬の健康リスク」に対する周知を図っていくとのことです。
 
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