北野誠のズバリ

ゴミ清掃員と2足のわらじ、マシンガンズ滝沢が語る「引っ越しに役立つこと」

2018年11月27日(火)

エンタメ

11月24日放送『北野誠のズバリサタデー』では、話題の本『このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』(白夜書房)を取り上げました。

著者は『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)などに出演していた、芸歴20年のお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さん。家族を養うため、6年前からお笑い芸人と並行してゴミ収集会社の正社員としても働いています。

その滝沢さんに、北野誠と大川興業総裁・大川豊が電話でゴミ収集に関する体験談を尋ねました。

意外と知らない分別のルール

まずは清掃員を始めるきっかけについて、北野が聞きました。

滝沢「6年前に妻が妊娠して、お笑いでご飯を食べていけないので。嫁から "(出産費用に)きっちり耳揃えて40万円持ってこい" と言われまして。
その時36歳で、35歳を超えるとなかなかアルバイトが見つからなかったんですよ。そこで、芸人を辞めた人にいろいろと電話をかけたら、そのうちの1人がゴミ清掃員だったんです」

ゴミ捨てといえば、難しいのが分別。地域によってルールに多少の違いがありますが、分別を誤って出す人もいるようです。

滝沢「鍋を缶ゴミで出される方もいますけど、不燃ゴミで出していただきたいですね。あと、水筒はペットボトルでたまに出される方がいますけど、これも不燃ゴミです。出された方はたぶん、飲み物のゴミはペットボトルと一緒と勘違いされたんじゃないでしょうか」

大川「木に金属が付いたハンガーは?」

滝沢「基本的には不燃なんですけど、規定では9割の素材が燃えるゴミだったら、1割不燃ゴミの素材が付いてても、可燃ゴミで出して良いということになってます。ベルトなんかも可燃ゴミで出していいんですよ」

意外な分別のルールに驚く一同。完全にゴミのプロといったところです。
 

引っ越し先の地域で要チェック!

この本では、ゴミのマナーについてもいろいろと書かれています。

北野「この本を読んでて "あるあるやな" と思たんが、回収する時間てある程度決まってるじゃないですか。後から出す人、結構いません?」

滝沢「後出しする方がいますけど、"ウチの所だけ取って行ってない" って、クレームの電話をかけてくる方もいらっしゃるんですよ。そのゴミだけ置いていくとか、そんなことはないんですよ。
例えば、午前中に雨が降っていて午後に晴れた場合、ゴミを持った瞬間に "濡れてないということは、朝イチで出してないな" ってわかるんですよ」

さらに滝沢さんは、「地域の治安はゴミでわかる」と言います。

滝沢「一般的に(治安が)悪い地域と言われているところは、たいがいゴミの出し方が汚かったりするんですよね。近所の監視の目がないというか」

そして、現在引っ越しを考えている方に、注目すべきポイントがあると言います。

滝沢さん「ゴミボックスなんか見ていただくと良いかなと思いますね。例えば中身が汚れていたら、管理人が機能してないなってわかったり。
ゴミ出しのルールを守らない方は、1個ルールを破ると他にも破る方って結構多いんですよ。騒音や夜中の出入りだったり。それでトラブルになった時、管理人さんが機能していないので間に入ってくれないということがあるんですよね」

他にも、殺虫剤のスプレー缶が不燃ゴミとしてやたら出ている地域は、ゴキブリがよく出ることがわかるなど、その地域の特性がわかるということです。

今後、街を歩く際には思わず気になってしまいそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2018年11月24日10時27分~抜粋
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