10/17放送の『北野誠のズバリ』、大橋麻美子の情報コーナー「教えてマミーゴ」では、日本で唯一の"お乳"のお寺「間々(まま)観音」を取り上げました。
愛知県小牧市にある間々観音の別名は「おっぱい寺」。
授乳のお願いはもちろんのこと、おっぱいの発育、安産祈願、縁結び、開運、厄除けと幅広いご利益があるというお寺です。
今、女性たちの間でパワースポットとして人気だというこのお寺に、最近充電不足だという大橋がパワーをもらうべく取材に行ってきました。
おっぱい伝説
「おっぱい寺」の正式名称は「龍音寺」。
1492年の室町時代から続く由緒あるお寺で、「尾張三十三観音」の札所の一つでもあり、
多くの方が訪れる場所です。
このお寺のご本尊、千手観音菩薩にはこんな言い伝えがあります。
ある村の、乳飲み子を抱え夫に先立たれた女性。
いよいよ食べるものもなく死んでしまおうと思った時に、「どうせ死ぬなら」と観音様に一袋のお米を供えました。
「ありがとうございました」と帰ったところ、なんとたちまちお乳がたくさん出るようになったのです。
おかげでこどもはすくすくと成長し、さらには村のお乳が足りない子たちにまで分けてあげることができるほど、たくさん母乳が出るようになりました。
現在では、全国からお乳の悩みを抱えた女性たちが訪れているということです。
1492年の室町時代から続く由緒あるお寺で、「尾張三十三観音」の札所の一つでもあり、
多くの方が訪れる場所です。
このお寺のご本尊、千手観音菩薩にはこんな言い伝えがあります。
ある村の、乳飲み子を抱え夫に先立たれた女性。
いよいよ食べるものもなく死んでしまおうと思った時に、「どうせ死ぬなら」と観音様に一袋のお米を供えました。
「ありがとうございました」と帰ったところ、なんとたちまちお乳がたくさん出るようになったのです。
おかげでこどもはすくすくと成長し、さらには村のお乳が足りない子たちにまで分けてあげることができるほど、たくさん母乳が出るようになりました。
現在では、全国からお乳の悩みを抱えた女性たちが訪れているということです。
水のエネルギー
昭和51年に、龍音寺の住職になったという岡田住職。
当時後継者がいなかったこのお寺から「是非ウチに来てください」と言われ、よくわからないまま「いいですよ」と来たみたものの、蓋を開けてみると檀家もおらず経営難。
本殿の周りもすごくヒンヤリと感じ、木は枯れ人も来ない、活気が全くないという状態で、地元の方からも「昔は行列凄かったのにどうしたんや!」と言われてしまうほどでした。
ここで「なんとかしなくては!」と一念発起した岡田住職。
「人間も7割に水でできているので、水が全てのエネルギーの元だろう。初心に帰って、綺麗なお水とお米を観音様に備えよう」と考えて、境内にもお水をたくさん引きました。
すると、昼の明るさやぬくもりが戻ってきたといいます。
当時後継者がいなかったこのお寺から「是非ウチに来てください」と言われ、よくわからないまま「いいですよ」と来たみたものの、蓋を開けてみると檀家もおらず経営難。
本殿の周りもすごくヒンヤリと感じ、木は枯れ人も来ない、活気が全くないという状態で、地元の方からも「昔は行列凄かったのにどうしたんや!」と言われてしまうほどでした。
ここで「なんとかしなくては!」と一念発起した岡田住職。
「人間も7割に水でできているので、水が全てのエネルギーの元だろう。初心に帰って、綺麗なお水とお米を観音様に備えよう」と考えて、境内にもお水をたくさん引きました。
すると、昼の明るさやぬくもりが戻ってきたといいます。
乳首からピュー
さらにCBCテレビの取材が来たことをきっかけに、他のメディアや石屋さんの業界紙まで取材に来るようになり、それを見た人たちが参拝に訪れるというよい循環が生まれました。
まさに「満足。満腹は足を運んでくるんだ」と実感したという岡田住職は、ここからお寺改革を始めます。
入り口を綺麗にし、手水場にお乳の形をした石像を作って、乳首からピューと水が出る仕組みにしました。
水は常に出続けているわけではなく、センサー方式。
これは「やっぱりお乳は必要な時に出てくるものだから」という岡田住職の考えに基づいたものだそうです。
なんともアイディアとユーモアにあふれた住職です。
今までは灰が風で飛んでいた線香鉢の石臼も、蓋をおっぱいの形にリメイク。
とにかく乳房の形が至るところにあるお寺です。
まさに「満足。満腹は足を運んでくるんだ」と実感したという岡田住職は、ここからお寺改革を始めます。
入り口を綺麗にし、手水場にお乳の形をした石像を作って、乳首からピューと水が出る仕組みにしました。
水は常に出続けているわけではなく、センサー方式。
これは「やっぱりお乳は必要な時に出てくるものだから」という岡田住職の考えに基づいたものだそうです。
なんともアイディアとユーモアにあふれた住職です。
今までは灰が風で飛んでいた線香鉢の石臼も、蓋をおっぱいの形にリメイク。
とにかく乳房の形が至るところにあるお寺です。
おっぱい絵馬
北野誠が大好きな「絵馬」も、もちろんおっぱいのデザインです。
初代は土人形作りの職人さんに頼んで陶器で作った、おっぱいの絵馬。
ですが重すぎて、木の絵馬に貼るとボンドで付けてもボトボトおっぱいが落ちていたということで、改良となりました。
2代目はビニール生地で作ったおっぱいでしたが、お焚き上げによるダイオキシンの影響を考えてこれも廃止。
現在の3代目はダルマに使われる張りぼてのような、地球環境に優しい和紙素材となっているそうです。
そんな絵馬には、やはり赤裸々なお悩みが書かれています。
「授乳に困りませんように」「おいしいおっぱいが出ますように」という内容はもちろんのこと。
「バスト96センチになりますように」「BからCになりますように」と、かなり具体的なものも。
男性からの「彼女が巨乳になりますように」という絵馬まであったといいます。
「ふくよかな胸を手に入れたいというのも、切実なお願いなのかな」と大橋。
初代は土人形作りの職人さんに頼んで陶器で作った、おっぱいの絵馬。
ですが重すぎて、木の絵馬に貼るとボンドで付けてもボトボトおっぱいが落ちていたということで、改良となりました。
2代目はビニール生地で作ったおっぱいでしたが、お焚き上げによるダイオキシンの影響を考えてこれも廃止。
現在の3代目はダルマに使われる張りぼてのような、地球環境に優しい和紙素材となっているそうです。
そんな絵馬には、やはり赤裸々なお悩みが書かれています。
「授乳に困りませんように」「おいしいおっぱいが出ますように」という内容はもちろんのこと。
「バスト96センチになりますように」「BからCになりますように」と、かなり具体的なものも。
男性からの「彼女が巨乳になりますように」という絵馬まであったといいます。
「ふくよかな胸を手に入れたいというのも、切実なお願いなのかな」と大橋。
あったかーい気持ち
岡田住職は様々なアイディアで足を運んでくれる人を増やしていますが、それには時代の流れや背景も大きく影響しているといいます。
大橋と同世代の昭和50年代に生まれたこどもが大きくなった昭和60年代に、全国的にこどもの骨折が増えました。
このことが「赤ちゃんの時に粉ミルクを飲んでいたから骨が弱い子供になったんじゃないか!」という議論を呼び、「やっぱり母乳だ!」という母乳重視の時代が来たといいます。
その次に到来したのは、「女性は胸が大きい方がいい」というルックス重視の時代。
胸のお願いをする人が増え、実際に自分の胸の写真を持参して「住職さん、私の胸を大きくしてください」という人もいたんだとか。
最近は乳がんの啓発も社会的に取り上げられているので、乳がんに関する祈祷を望む方も増えているということです。
現在は七五三で賑わっており、今週末の21日(日)は「戌の日」で、安産祈願に多くの人が訪れるといいます。
至るところにおっぱいがあるものの、いたって真面目なお寺である「おっぱい寺」。
「おっぱいに囲まれると、私もホッとするようなあったかーい気持ちになって帰ってきました。女子力アップにもなるかな?」と、バッチリ充電が完了した様子の大橋でした。
(minto)
大橋と同世代の昭和50年代に生まれたこどもが大きくなった昭和60年代に、全国的にこどもの骨折が増えました。
このことが「赤ちゃんの時に粉ミルクを飲んでいたから骨が弱い子供になったんじゃないか!」という議論を呼び、「やっぱり母乳だ!」という母乳重視の時代が来たといいます。
その次に到来したのは、「女性は胸が大きい方がいい」というルックス重視の時代。
胸のお願いをする人が増え、実際に自分の胸の写真を持参して「住職さん、私の胸を大きくしてください」という人もいたんだとか。
最近は乳がんの啓発も社会的に取り上げられているので、乳がんに関する祈祷を望む方も増えているということです。
現在は七五三で賑わっており、今週末の21日(日)は「戌の日」で、安産祈願に多くの人が訪れるといいます。
至るところにおっぱいがあるものの、いたって真面目なお寺である「おっぱい寺」。
「おっぱいに囲まれると、私もホッとするようなあったかーい気持ちになって帰ってきました。女子力アップにもなるかな?」と、バッチリ充電が完了した様子の大橋でした。
(minto)
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